このレースは以前３２００mで行われていたが、コースレイアウト変更により３４００mに延長された。向こう正面スタートから坂を２回上がるコースはステイヤーズS以上にスタミナを要し、日本で最も長距離適性が求められるレースである。逃げるのは、夏の新潟で大穴を開けたネオブラックダイヤ(横山典)。他にも先行型に軽ハンデ馬が揃ったが、各騎手が折り合いを重視するためハイペースになることはまずありえない。
◎①メジャープレゼンス(51キロ) 前走は初芝だったが２番手を楽々追走、大逃げを差しきった。ダイワメジャー産駒ながら長距離適性を感じさせるレースぶり。軽ハンデに加え、今年ブレイク必至の石川騎手と楽しみな条件が揃った。
○13 アドマイヤフライト(56) 前走は直線先頭、惜しいレース。２０キロ増も影響したか？使い込むと良くない馬で輸送で絞れそうな今回が狙い目。第２本命。
▲15 ファタモルガーナ(56) 長距離適性が最もありそうなのがこの馬。休み明け３走目でさらに上昇。
△11 シャンパーニュ(51) 前走２着は騎手の差。スローの番手に行けそうで、51キロも魅力。
△③ネオブラックダイヤ(54) 鞍上が横山典に戻った。逃げて前残りがあるか？
京都１１R 斑鳩ステークス
逃げるエイシンスパルタン、追い込みのダンスディレクター。重賞級の２頭が両極端な脚質で、展開的に割り込める馬がいるかどうかがポイント。２頭以外もメンバー的には、かなりハイレベルな一戦。
◎13 エイシンスパルタン 能力は底知れず、休み明けもきっちり仕上げる栄進牧場なら心配なし。
○⑨ ダンスディレクター この馬の末脚は早く重賞で見てみたい。１４００mに変わるのは好材料。
△14 テイエムタイホー 13が飛ばすと他の先行勢は苦しい、中団から２着争いなら。この馬も千四のほうがいい。
△⑦ エイシンペペラッツ この馬もオープン級。
△13 シルクドリーマー 13のポカに備えて追い込み同士の馬券も押さえたい。
サラブレッドカード
エアダブリン
１９９５年のダイヤモンドS ５９キロで優勝
天皇賞・春は一番人気で出走も５着だった