ロバート・マッギニスに触発されて観た映画 | danielrokeのブログ

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2014年の大晦日に書き始めたブログです。最近は一口馬主関連のこと中心に書いています。

  3日間空いてしまいました。今日は映画の話。先日ご紹介した、ロバート・マッギニスの画集にポスターが載っていたうちの1本。

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「シャーロック・ホームズの冒険」
原題 The Private Life of Sherlock Holmes 1970年 
ビリー・ワイルダー 監督
  画集に載っていた写真は小さいので、ネット上で見つけてきました。スペイン語圏のものでしょうか?

  ストーリーは、いわゆる正典(コナン・ドイルが書いた60作のこと)ではなくパスティーシュ。ある晩、ホームズの自宅に連れられて来た女性。彼女の夫の搜索が、すごい展開になっていきます。やがて、舞台は、ネス湖へ。ネス湖といえば怪獣、その正体は…?。ポスターでネタばらししていますね。
  子供の頃に見たことがある映画ですが、記憶より遥かに良い作品でした。正典にある描写が随所に散りばめられていて、それも楽しめます。当初4時間以上あった話を2時間にカットしたそうで、エピソードがつながらない部分確かにあります。ワイルダーのような巨匠でも、映画会社には逆らえなかったらしい。しかし、逆に2時間ですと一気に楽しめます。
  そして本作のヒロイン。

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ジュヌヴィエーヴ・パージュさん

  フランスの女優さんで私も初めて知りましたが、とても魅力的です。それなのにグーグルでこの映画を検索すると、主な出演者に彼女が出てきません。13人も出るのにね…。良くわからない事(人)は、無視する?ネットの怖さ。彼女が演じるガブリエルは、ホームズにとってもう一人の"アイリーン・アドラー"。別れのシーンは名場面。

  大事なこと、忘れていました。
主な出演者
シャーロック・ホームズ がロバート・スティーブンス
ワトスン博士  コリン・ブレイクリー
マイクロフト・ホームズ   クリストファー・リーです。

  アイリーン・アドラーについては、「ボヘミアの醜聞」(短編集 シャーロック・ホームズの冒険に所収)読んでみてください。
   
  良い映画を観ました。