【育児】何事にも時間がかかる。 | 海外在住ママの育児と日本語教育☆彡

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2歳と4歳のママ。ノルウェーの幼稚園教師10年。ノルウェー人夫と国際結婚、ノルウェー在住。2024年から韓国に駐在。「楽しく☆彡」をモットーに、体験や遊びから学べるバイリンガル教育や幼児教育についてゆったり書いてます。

最近、物事を理解のプロセスには5段階あることを教わりました。

 

①知らない

②知る(けど変わっていない)

③理解する(「あ、そういうことか」と納得する)

④やる(意識して取り組む、行動する)

⑤無意識でできる、他人に教えられる

 

 

 

こんなに時間がかかるんですね~!

 

なので、育児テクニックとか、幼児教育とかの理論とか、学んだはいいけど、実際理解して、それを実行してもまだ、無意識してできるまでには相当の時間と経験が必要になることは容易に分かります。

 

それなのに、知識を得たらすぐ、子どもは変わってくれるとどこかで思っていました(笑)

 

でも結果はそんなにすぐには出ない。

 

 

スター花スターうさぎのぬいぐるみうさぎ

 

前回のブログで「着替えてくれない!」問題を2回ほど取り上げましたが、これもまだできたり、できなかったり。

 

そして今日、なんと初めて“すんなり”二人同時に着替えさせることができました!!!ラブ飛び出すハート

 

ちょっと自分でもびっくりするくらいうまくいきました。

 

きっかけはなんだったかというと、

 

スモールステップモチベーションです。

 

ちょっと今色々オンライン講座などをかじっていて、どこでこのヒントを得たのか忘れてしまったのですが、まずは子どもがやりたい思う動機を引き出したいと思いました。それでトイレトレーニングでもやっていたシールを思い出しました。

 

 

 

最近息子がアイスクリームのふわふわシールをみつけて、気に入っていたので、じゃあひとアイテム着替えたら、シールを挙げることにしました。

 

着替えるのが苦手だと思っていたので、「ひとつの靴下に一つあげるよ」という風に、スモールステップにしたら、少しずつやる気が出て、いつかは全部着替えれるのではと思ったからです。

 

ですがなんと、息子が「このおっきいシールがいい」と一つだけとても大きいシールがあり、それを欲しいと言い出しました。さすがに靴下一個にはもったいないなと思った私は、「分かった!じゃあ全部洋服を一人で着れたときに、この大きいシールをあげよう!」と、いつかできるであろう日の話をしたつもりでした。

 

が、

 

 

 




翌朝なぜか息子はとても機嫌がよく、あれよあれよという間に一人で着替え始め、気が付いたときには、私の前に立っていて、

 

「ママ、全部自分で着替えたよ!」といって着替えた洋服で、立っているではありませんか。

 

え?あの苦手な靴下も全部一人でははけたの?」

 

「うん!」

 

そして、

 

「だからこの大きいシール今日もらってもいい?」

 

それか~~~!!!

 

よく考えたら、シールをあげることは内的動機ではなく、ご褒美の外的動機なので、ちょっとどうかなとも思いましたが、あんなに毎日イライラして苦労して、もう投げ出しそうにもなったお着がえ問題が、シール一枚で解決するとは!(というか、シール一枚でこんなに息子が楽しくやる気になって自分でお着がえしたとは、シールの効果、恐るべしですポーン)

 

(というか、本当は本気を出したら出来るのに、ママの前だと甘えてできなくなってしまうというか、できないふりをしちゃうというか、そんな感じだと思います魂が抜ける

 





さらに、

 

息子が勢いよくごねずに着替えてくれたからか、そのそばにいた娘も、さっと洋服を着替えさせてくれて、二人で15分以上は使うお着替え時間が、今日は5分くらいでサッと終わったのでした。

 

なんかあっさり過ぎて私も拍子抜け

 

これが平日の仕事前だったらどんなによかったことでしょう魂が抜ける

 

 

笑ううさぎうさぎのぬいぐるみ

 

とまあ、また明日から平日で、きっとまたできなかったりするわけでしょうが、そんなこんなで人生とは、波があるわけです。できたりできなかったりを繰り返しながら、時間をかけてじわじわとできるようになっていく。

 

きっとそんな感じだと思います。

 

だから、今日、今この瞬間できなくても、そんなに落ち込まなくていいんだということです。「そんなもんなんだ」ということです。

 

それがよく分かった出来事でしたピンクハートラブラブスター