【海外で日本語教育】想いを伝えあえる言語。 | 海外在住ママの育児と日本語教育☆彡

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2歳と4歳のママ。ノルウェーの幼稚園教師10年。ノルウェー人夫と国際結婚、ノルウェー在住。2024年から韓国に駐在。「楽しく☆彡」をモットーに、体験や遊びから学べるバイリンガル教育や幼児教育についてゆったり書いてます。

先日、とあるオンライン日本語教室のおしゃべり会に参加させていただきました照れ

 

今回はイギリスや中国, スペインの海外在住ママさんとお話しさせていただくことができました。

 

子どものバイリンガル教育では、基本的なルールは『一人一言語。』

うちの場合は、私は日本語だけを子どもにはなし、夫はノルウェー語だけを話す。

 

だけど、それぞれの家庭で事情は違うもの。

日本語がわからない夫のいる家庭で、子どもに私が日本語ばかり話していては、夫はアウェイになってしまい、面白くないのです。幼稚園の先生ともコミュニケーションはノルウェー語、職場もノルウェー語になるので、ノルウェーに住んでいて、日本語だけを話すというのはとても難しいことなのです。

 

なので、子どもたちと二人きりのときは日本語で話すようにはしていましたが、夫がいるときはノルウェー語を使うことが多いので、罪悪感を感じていた私。

 

そこで主催者の一言がとてもよく心に残りました。

 

『想いを伝えられる言語があるかどうかが大事。』

 



今回の参加者ママ全員に言えることは、皆さんある程度現地語ができてしまうということ。それゆえなかなか日本語を使う機会がなく、子どもにも現地語で話してしまうんです。でもノルウェーに住んでいるならそれは当たり前で仕方がないこと。

 

大事なのは、彼らがもう少し大人になったとき、思春期を迎えた時、お互いに悩みや伝えたいことを伝えられるかということ。その言語があるかということ。それがノルウェー語でも、日本語でも、伝えられるならどちらでもいいんです。

 

私のノルウェー語はまだ細かい描写などはできるレベルでないので、少し心配ではありますが、ある程度駆使すれば、思いは伝えられるはず。そういう意味では、あせらず、安心して、子どもたちの日本語も少しずつレベルアップさせていければいいな、日本語でもコミュニケーションができるようになればいいなと思えました。

 

なので家族でいる時は、基本的にはノルウェー語。でも時々楽しく日本語のクイズやしりとりをしたりして、ちょい出ししていけたらなとも思いましたスター