昨年、旅先で出会った日本人バックパッカーさんから、「共同トイレで洋式便器の便座に水がかからないようにシャワー浴びるのって結構気を使いますよね」と言われました。
実は私自身も、昔、初めてバンコクを訪れた時、決して広くないトイレの壁にシャワーノズルが付いているのを見て「一体どうやってシャワーを浴びるんじゃー!」と心の中で叫んでしまいました(^_^;)
多分、東南アジア一帯ではトイレと水浴び場は不可分なものなのではないでしょうか。
よって、正解は「全然気にしないでいい」なのではないかと。
ゲストハウスなどの洋式トイレは、欧米人バックパッカーのために、後から付け替えた場合がほとんどなので、元々無理があるのだと思います。
配管なども昔のままなので、トイレに紙を流せませんし。
紙と言えば、「手でお尻を洗う派」に宗旨替えをした方が何かと便利です。
(日本でトイレットペーパーの買い占め騒動などが起こっても、のほほんと傍観していられます)
最近では、「レバー付き庭の水撒きノズル」のような手動ウォシュレット?を標準装備しているところも多くなってきたのでハードルが下がって来たのではないでしょうか。
東南アジア式のしゃがみ便器の場合は、蛇口の先に細めのゴムホースがついているだけだったり、傍らのコンクリート製水槽から、ペカペカに薄い洗面器かプラスチックの水差しで水を汲んでおいて使うことになります。
あらかじめ左手を濡らしておき、尾てい骨のあたりから水を注ぎ込みながらやればうまく行きます。(乾いた手でやると、一日中臭いに悩まされることになるのでご注意を)
その後、一応エチケットのために石鹸で手を洗っておいた方が良いと思います。
また、使用後のドアは「開けっ放し」が「空いてます」のサインになるので閉めない方が良いでしょう。