いきなり話は9月に戻ってしまいます。
バンコクからカトマンズに向かう飛行機の中はいつも色んな人種のゴッタ煮状態です。
日本のお休みシーズンには日本人の割合が急上昇しますが。
今回のヒコーキはボーイング777-200でシートは37A。
機内に入ると37C席にはもう乗客が座っていたので「すんません、ここって37列ですよね?入らせてもらっていいっすか?」と窓側の席に入り込みました。
するとそのC席の乗客が「ねえ、ねえ、この飛行機は縁起の悪い番号を欠番にしてあるのかな?俺37列っていうから一度一番後まで行っちまったよ」と宣います。
今ネットでこの航空会社のシートマップを見てみると確かにエコノミーは31列から始まってます。
ビジネスは11から16までなのに。
だからと言って最後尾まで行くことはないと思うのですが。
パスポートをチラ見するとアメリカンでした。
そうこうしている内に10人程のグループの中の一人が隣のB席へ。
ベトナム人のタンさんと言う人で、以前K Line(川崎汽船)のベトナム支店で働いていたことがあり、「I like Japanese food」とのこと。
その後出発間際に大きな手荷物をいくつも抱えた女性が乗り込んで来て、その荷物を納めるために乗客と乗員でてんやわんやとなりました。
海外で働いていてネパールへ里帰りのようです。
離陸後飲み物のオーダーを取りに来たので「ウィスキー・ストレート」と言うとタンさんとアメリカンが「おお、カッケー!」と言って目を丸くしました(^_^;)
タンさんはともかくとして最近のアメリカンはやっぱり酒を飲まなくなったのかな?
彼自身はコーラ、タンさんはオレンジジュースを頼んだようです。
そして今度は機内食。
CAの言葉がよく聞き取れなかったので聞き返すと、アメリカンが「チキンカリー・ウィズ・ライスか○○だって」と教えてくれました。
チキンを頼んだらアメリカンとタンさんがトレーをリレーしてくれました。
なかなか美味い機内食でした。


