アメリカが参加を表明した時点ですでに本来の意義が失われてしまったと思います。
当初の加盟国は大国抜きでやろう思っていたのに。
親分は自分の知らないところで子分達(アメリカが勝手に子分だと思い込んでいる)が共栄の約束をし始めていると知ったら面白く思わないわけがありません。
子分の扱いに差をつけて操るのが親分の手法なのですから。
力をつけた子分達が一斉に親分に対して「親分、そろそろ引退の潮時じゃありませんか?」などと言い出すことが容易に予想できるからです。
「何だ、それなら俺が仕切ってやるよ」と言いだすに決まっています。
子分達は面と向かっては「親分、あっし達で何とかなりますんで」とは言えません。
国内の農業従事者対工業従事者対決と言った問題ではないと思います。