熱射病をHeat Stroke、日射病の方をSun Strokeと分けて呼ぶ呼び方もあるみたいです。
汗腺が発達していない白人は湿度と温度が高い環境で簡単にHeat Strokeを起こします。
日本人はかなり体が適応していますが、東南アジア諸国の人たちの体はもっと適応しているらしいです。
いずれにせよ体温の上昇は非常に危険です。
脳が煮えてしまいますので。
若いころ、高温多湿下での重労働により出勤前と帰宅時では体重が4Kg以上(水分は常に補給し続けているのにもかかわらず)も変化するような仕事をしていた経験から得た予防策は、
前もって熱中症の危険が予想される場合には渇きを感じる前に水分を補給する。
なぜなら平均的な成人男子の場合、1時間に内臓が吸収できる水分の量はだいたい1ℓ、4時間かけても4リットル位らしいからです。
私の場合はおしっこの色を見ながら出勤前から水分を補給し続けていました。
こうした水の飲み方により、水の飲みすぎ(がぶ飲みにより胃が水で満たされしまう)でお昼ごはんが食べられないといったこともなくなります。
また「塩分控えめの食事」などということは一時的に止めたほうが良いでしょう。