とのこと。
まさにgovernment of the people, by the people, for the peopleの実践です。
中央政府なんか当てにしないという前提だと思います。
立派なことだと思います。
軍産複合体を意思決定のトップとするUSAは好きではないのですが、アメリカの町というのはたまに感心させられることがあります。
そのひとつが市民の帰属意識の一番目が自分の住んでいる町にあるということです。
町の行政機関をgovernmentと呼び州は各町の集合体ととらえているようです。
(彼らにとって州は日本人がイメージするところの「国」であり、合衆国はその連邦組織ということではないでしょうか)
社会制度に不満がある場合、昨今の日本の都市部での街頭テレビインタビュー(所詮広告代理店に頭の上がらない商業放送が指示通りに結論を先に作って、その信ぴょう性を高めるための材料ですが)で見受けられるように「国に何々をやって欲しい」ということはなく、まず自分で何ができるのか考える人が多いと思います。
しばらく前に市の教育委員会に拳銃を持った男が乱入しましたが、一度は解放され安全な立場におかれた女性が果敢にもハンドバッグで犯人に挑みました。
失敗すれば命を失うかも知れないのに。
恐らく「市民としての義務」あるいは「自分の町は自分で守る」ということが体に染みついているのではないかと思われます。
日本でも明治維新より続いてきた中央集権国家推進政策を少し振り戻したほうが国民の「幸福度」向上につながるのではないかと考えています。
