節電について | Daniel Cat's Blog ダニエルキャットのブログ

Daniel Cat's Blog ダニエルキャットのブログ

Welcome to my blog! Stay N.E.E.T. as long as possible! ようこそ! 「海外で過ごす素敵なニート生活」はいかがでしょうか。

最近節電が話題のようですね。


東電さんはボーナスが減額ながらも支給されることが決まったり、津波を強調していた社長が予想通り免責を言いだしたりして、袋叩きにあっているようですが(・・;)


東日本と西日本で交流周波数が違っていたことは、偶然とは言え幸いなことです。


一種のフェイルセーフと言えるでしょう。


他の電力会社にしても結局はもおなじ穴のムジナですが。


一方で、本来の国防任務でもないにかかわらず、冷たいままのレトルト食品を1分で流し込み、懸命の捜索・復旧作業を行っている自衛隊員の方々の俸給は震災対策費用捻出のためカットされてしまうようです(・・;)


また、大企業お得意の欺瞞言葉で表現される「協力企業(なぜ、下請けと呼ばないのでしょうか?請けた仕事を自分達の利益を取った後、下請けに丸投げすることに後ろめたさを僅かながらも感じるのでしょうか?)」への支払いを踏み倒すつもりのようです。


さすがに、毎回理不尽な扱いに慣れている下請け企業も、今回ばかりは、「従業員に給料を払わずに危険な作業続行を命じることは不可能だ!」とのことです。


至極まっとうなご意見です。


自分達へのボーナス支払いはさっさと決めたのに。


なんか、「不条理」という言葉が頭にぽかんと浮かびあがります。


そんな状況下で、あれだけオール電化などといって東京ガスさんとバトルを繰り広げていた張本人が、今度は節電を呼びかけています。


相変わらず、広告代理店を走狗としたマスメディアの操作はお得意のようで、テレビ局などに、「一般家庭で〇〇ワットに制限するとこんな生活になりますが、皆さん頑張りましょう」のような番組を作らせているようです。


芸能プロダクションにも働きかけて、「タレントさん達はこんなに真剣に節電を考えています」というような印象操作もしているようです。


「それなら、東日本では芸能人は一切活動停止、テレビ局は全局一斉停波にしろよ!」とツッコミたくなります。


「協力しない場合、需要電力が供給電力を上回った時点で即一斉停電だかんな、おまいら!」と拳を振り上げてにこやかな顔で恫喝しているようでちょっと怖いです。


東電さん単体よりも、その周りの人達はもっと怖いですが。


電力がライフラインの一つになってしまった今、民間会社に電力事業を独占的に任せているのは少々危険な気がします。


東電さんだけではなく、大企業が、実力がなくても指定大学(公式にはオープンということになっている)出身というだけで入社でき、その後も社内で淘汰される心配がなく一生安泰という既得権益の互助組織にもかかわらず、平時つつがなくやっていけるのは、普段の仕事で要求される能力がその程度のものだからです。


しかし、今回の原発事故のような非常事態になるとその実力が露呈することとなります。


そんな商用電源と手を切ろうとして、電灯契約(ほとんどの家庭は電灯契約でしょう)を止めることはできても、電力により作られる製品まで拒むとなると、アメリカのアーミッシュの人達のような生活になってしまいます。


官による事業というのも、今や内閣に対して「不服従運動」を起こせるくらいの力を持つ特権階級集団になってしまった高級官僚達、また、政党同士、議員同士で政争に明け暮れる身勝手な政治家達はあてにならないでしょうし。


やはり、地域ごとに事業組合でも組織して、その組合連合で自分達で電力を作り供給するというのが一番良いような気がするのですが。


また、独立心旺盛な方は、電力は個人が発電しても、日本では公安の監視対象になったりしませんので(たぶん。あまり自信ないです)この際、自家発電による自立を目指すこともできます。


東電さんに対するネガティブキャンペーンのようになってしまいましたが、高校生の頃、クラスメートに東電社員の小倅がいて、何かにつけて「東電、東電」とエリート意識丸出しで大変不愉快だったからです。


見かけによらず、結構根に持つタイプです。私は(^_^;)


停電・節電に対する庶民としての対応(反抗?)方法については、また、次回にでも。