国民健康保険制度は素晴らしいシステムです(^^♪
私のような無職の穀潰しにも恩恵を授けて下さるのです。
そればかりか、失業者ということで、減免措置まで講じて下さいました。
世界中の人々が羨むわけです。
いわゆるところの、「高福祉国家」のように無料とまではいきませんが、自営業者、失業者、居住外国人が加入できるのは国民健康保険の名に恥じないものです。
が、実は、会社勤めの人でも国民健康保険加入者となっている人達がかなり存在します。
経費を惜しむ経営者が社会保険の加入を拒むためです。
最近になってようやく、社会保険に加入していない企業は、ハローワークで求人を申し込めないなどの措置が採られるようになりましたが、なぜ罰則規定を設けないのか非常に不思議です。
政府が意図的に悪条件で働く人々を一定数確保しておきたいのではないかとさえ思ってしまいます。
ところで、余談になりますが、アメリカはmedicareシステムで一時揉めていましたが、結局どうなったのでしょう?
その昔、給料天引きでmedicare taxを払っていたこと位しか関係ないので気にも留めていませんでしたが。
米国市民権(グリーンカードとは全く違うものです。日本でいう永住外国人と帰化した元外国籍保持者の違いです)を取得した日本人でもこの国民健康保険の恩恵にあずかりたくて、二重国籍状態を頑張って保持している人達もいるようですね。
なぜなら、会社勤めではなく、民間保険会社しか頼れない場合、支払う保険料の高さで経済的に非常に厳しい状態になるからです。
もちろん、日本国民は二重国籍を禁じられていますし、米国も米国市民の多重国籍を政府見解として正式に認めているわけではありませんが。
閑話休題
保険料は民間会社の保険料とは異なり、保険税という形で納付することになります。
これは所得割、資産割、均等割、平等割の合計となります。
(間違えているかも知れません。長い事実務から遠ざかっていますので)
よって、私のように昨年度の所得なし、固定資産なしの人間は納付額が低くて助かります。
なお、親御さんの世帯に入っている人でも、みなし世帯主の届けをすれば、自分ひとり分の計算に分けてもらえます。
合計するとどちらが得なのかはわかりませんが。
話は変わりますが、最後に、世界的にみて、救急車が電話一本で駆け付けてくれ、しかも、それが無料なのは大変ありがたいことです。
くれぐれもタクシー替わりに使おうなどという不埒な考えは起こさない方がよろしいかと(^_^)/~