「“人並みに生きなさい”が苦しくなる理由、わりとシンプルです」
「せめて人並みに生きなさい」
この“せめて”って、
できてない前提で始まる言葉なんだよね
いやぁ〜人間ってのは面白いもんで。
こういう言葉、どこかで聞いて、どこかに残ってる。
こないだね、Gさんが言うんです。
「結婚した方がいいですよね」
別に困ってるわけじゃない。
仕事もあるし、生活もできてる。
でもどこかで、
「このままでいいのか」
って引っかかる。
で、その正体をたどると、
「人並みじゃないかもしれない」
っていう不安なんです。
これ、よくある。
結婚しなきゃ。
子どもいなきゃ。
ちゃんと働かなきゃ。
誰にも言われてなくても、
どこかで聞いてきた“正解”が残ってる
で、その通りにしようとすると、
苦しい
でも逆に、
やらないと不安
どっちに転んでも、しんどい(笑)
ここでよく出てくるのが、
「じゃあ自由に生きればいい」
これも分かる。
でもね、
自由って、そんなに軽くない
Gさんも言うんです。
「好きにしていいって言われると、逆に困る」
今まで“正解”を外からもらってきた人ほど、
急に自由を渡されると止まる
で、もう一方では、
「社会のために子どもは必要」
って話も出てくる。
これも間違いじゃない。
でもここでぶつかる。
「自分の人生」と「社会の正しさ」
どっちを取るのか。
いやぁ、人間ってのは面白いもんで。
自分の幸せだけ考えると、どこか後ろめたい。
でも社会のために生きようとすると、
どこか無理が出る
で、どっちもちゃんとやろうとして、
動けなくなる
これ、よくある形。
…いや、自分もやりますけどね(笑)
じゃあどうするか。
きれいな答えは出ない。
でも一つだけ言えるとしたら、
「正しいからやる」と「納得してやる」は違う
結婚も、子どもも、
正しいからやると苦しくなる
納得してやると少し楽になる
でもその「納得」が、
いちばん出てこない
だから悩む。
で、ここで大きな話が出てくる。
人口とか、未来とか。
たしかに、
自分の悩みが小さく見える瞬間はある
でもね、
それで今日の自分は消えない
やっぱり今日の自分は、
今日の自分の問題で揺れる
だから結局、
大きな正しさも本当
目の前の迷いも本当
どっちもある。
いやぁ〜人間ってのは面白いもんで。
遠い未来を考えても、
今日の寂しさは消えないし、
今日の安心があっても、
将来の不安は消えない。
だからね、全部割り切らなくていい。
社会のことも少し気になる。
でも自分のことも大事。
その間で揺れてるのが、むしろ普通
人間ってのは、そういうもんですな。
無理に“正しい側”に立たなくても、揺れながらでも、生きていけるようにはできてる
