こんばんは。蓮夏一照です。
今日の御文、ちょっとドキッとする書き出しです。
👉 「自分はつみ深い身や」と思え
……重たい。
でもな、ここで止まらへんのが、この御文のすごいところ。
◆ 出発点は、“あさましさ”
まず、自分のことを、
👉 ちゃんとしてる人間や
👉 そこそこ善人や
と思ってるうちは、話が始まらん。
落語で言うたら、
自分は噺家やと思ってる素人。
そら、師匠の話、入ってきませんわ。
◆ でも、そのあとが全部ひっくり返る
御文、ここから一気に優しくなる。
👉 そんな身でも
👉 ひしと弥陀にすがれば
👉 かならず助ける
ここ、めちゃくちゃ大事。
条件がない。レベルも関係ない。
過去も問われない。ただ――
👉 すがるかどうか
それだけ。
◆ 「ひしと頼む」って、どういうこと?
これ、ええ言葉です。
👉 ひしと
中途半端ちゃう。様子見でもない。
「一応信じてます」でもない。
譬えで言うたら、
借金取りに追い込まれて、
「もうあんたしかおらん!」
ってしがみつく感じ。
ちょっと情けない。
でも、めちゃくちゃ本気。
◆ するとどうなるか
👉 その身をよくしろしめして
👉 たすけたまう
つまり、
ちゃんと見てくれてる。
ちゃんと知ってくれてる。
その上で、
👉 そのまま助ける
ここが、ありがたい。
◆ 数の話が、また痛快
御文、はっきり言います。
👉 十人おったら十人
👉 百人おったら百人
全員。例外なし。
譬えで言うたら、
抽選ちゃう。先着でもない。
👉 全員当選
こんな話、普通やったら疑う。
でも、それが本願。
◆ 疑うな、って言われると疑うのが人間
御文、念押ししてきます。
👉 つゆほども疑うな
でもな、人間って、ここで疑うんです。
「いやいや、そんな都合のええ話あるかいな」
って。
◆ ほんまに問題なんは、そこ
御文の最後、しみじみしてます。
👉 こんなにやすいことを
👉 なんで今まで信じへんかったんや
ここ、胸にくる。
難しいから信じられへんのやない。
👉 やさしすぎて、信じられへん
これが人間。
◆ 譬えで言うと
無料でごちそう出されて、
「え、ほんまにタダなんですか?」
「あとで請求来ません?」
「なんか裏あるでしょ?」
って疑って、結局食べ損ねる人。
……もったいない。
◆ まとめ
・出発点は「自分はあさましい」という気づき
・でもそれが条件ではない
・ひしと頼めば必ず助かる
・助けは例外なし
・疑う必要はない
・やさしすぎて信じられないのが人間
◆ しめ
「こんな私でもええんですか?」
その一言が、もう入口。
そして、
「ええに決まってるやないか」
と、向こうはずっと言い続けてる。
南無阿弥陀仏。
あなかしこ、あなかしこ。