今回の記事は、映画「ナイトフラワー」(11月28日公開)「初見時」の記事を、「リブログ(リレー)」して書いています(「元の記事」もぜひ、ご覧ください)。

 

 

ロンドンで、「教育者」としても知られている、ヴァイオリニスト、袴田美穂さんによる名演奏。

 

 

2011年5月に公開されたこの演奏は、当時の、「3.11(東日本大震災)」に対する「祈り」として、収録されたものです。

(2011年4月14日、ロンドン・アディントン、「セント・メアリーズ・チャーチ」にて収録。「スズキ・メソード(日本の音楽教育団体)」による、「編曲版」だということです)

 

 

 

 

(参考)袴田美穂さんについて

 

 

 

 

こちら、高松亜衣さん(1998-)が弾いているのは、メンデルスゾーン(1809-47)の「ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 op.64」(1844)「初演ヴァイオリニスト」で、「作曲家」、フェルディナンド・ダヴィッド(1810-73)の手による、「編曲版」です。

 

 

 

高松亜衣さん公式サイト

 

 

 

 

高木凛々子さんが弾かれているのは、ベルギーの、「歴史的大ヴァイオリニスト」、ユベール・レオナール(1819-90)「編曲」した版で、終盤に、「長大」で、「高難度」な「カデンツァ」(独奏者の、「腕」の見せどころ)が置かれています。

 

 

 

高木凛々子さん公式サイト

 

 

 

「クラシック音楽」がテーマの記事一覧

 

 

 

 

さて...

 

 

 

まずは、あらためて、こちらの「予告編」をご覧ください。

 

 

 

 

こちらの、「オリジナル・サウンドトラック」(CD)にも、「ラ・フォリア」が収録されています。

 

 

 

内田英治監督(1971-)自身の手による「原作小説」(文庫書き下ろし)です。

 

 

 

 

映画公式サイト

 

 

 

 

上掲の、「ロング予告編」にも流れている通り、この曲、アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713)の「ラ・フォリア」(1700)は、この映画を「象徴」する曲でもあり(「メイン・テーマ」と言っても、決して過言ではない...)、「重要な場面」で、本当に印象に「残る」、使われ方をしていたと思います。

 

 

 

 

「具体的」に言うと、やはり、「多摩恵(たまえ)」(森田望智)のシーンですね...。

 

 

 

この動画は、「メジャー団体」の試合に出場が「決定」した多摩恵の、その「試合」の場面(まさに、「クライマックス」...)のメイキング映像です。

 

 

 

しかしその「相手」は、何と、「元チャンピオン」という「過酷」さ...。

 

 

 

この「大一番」で、多摩恵が「入場曲」に選んだのが、夏希の娘、「小春」(渡瀬結美)が、区の「合同発表会」で弾き、多摩恵を「感動」させた曲、「ラ・フォリア」だったのです。

 

 

 

 

この、「小春」役(「子役」)、渡瀬結美さん(わたせゆうみ)(2016.1.25-)についての記事を見つけました。

 

 

 

 

(参考記事)

 

 

 

 

実際に「ヴァイオリン」経験者であることは、映画本編を見ていても分かりますが(「舞台あいさつ」などで、内田監督からも、コメントがありました)、やっぱり、「上級者」だったんですね。

 

 

 

「小春」の「ヴァイオリン」には、私自身、本当に、「感動」させられました...。

 

 

 

 

その小春が、夏希に内緒で、音楽教室の「月謝代」を稼ぐため、街頭に立って演奏していた曲が、パッヘルベル(1653-1706)の「カノン」(作曲年代不詳)でした。

 

 

 

 

この曲にも、さまざまな「編曲版」がありますが、「オリジナル」は、「3つのヴァイオリンと通奏低音(チェンバロなど)のためのカノン(とジーグ) ニ長調」ということで、先述の高木凛々子さんは、「1人4役」で、その、「多重録音」に挑まれました。

 

 

 

 

 

今回の曲、コレッリの「ラ・フォリア」私自身は、本当に恥ずかしながら、「知らなかった」のですが(コレッリの名前くらいは知ってたかも...。「音楽史(古楽)」ジャンルは、ちょっと「弱い」...)、コレッリは、J.S.バッハ(1685-1750)や、ヘンデル(1685-1759)、あるいは、ヴィヴァルディ(1678-1741)の「大先輩」に当たり、自身で、「多くの作品を破棄してしまった(!!)」とも言われますが、それにもかかわらず、その「影響力」は、「絶大なもの」であったと言われています。

 

 

 

この、「ラ・フォリア ニ短調」(「フォリア」は、イベリア半島起源の「舞曲」)は、「ヴァイオリン学習には最適な曲」ということだそうで、もちろん、ヴァイオリンを弾かれる方には、「おなじみの曲」だということです。

 

 

 

また、もともと、「ヴァイオリン・ソナタ op.5(全12曲)」(1700/「生前」に発表)の「終曲」ということで、「古典派」以降の作品とは違い、やはり、「バロック時代」の「組曲」といった作品のようです。

 

 

 

そして現在では、「上掲の動画」のように、「後世の作曲家、演奏家による編曲」により、演奏されることが多いようです...。

 

 

 

 

 

ところで...

 

 

 

 

「前回記事」でも少し、「あの結末」について触れましたが、「考察記事/動画」も、本当に「数多く」出されています。

 

 

 

 

こちらの記事(アメブロ)は、大きく「共感」出来ましたので、載せておきたいと思いますが、「ネタバレはイヤ」という方は、どうぞ、「スルー」してください。

 

 

 

 

...とは言え、もちろん、私の書いた、「最悪の結末(バッドエンド)説」も、「まったくそのまま」、「詳述」されています...。

 

 

 

 

それでもこの映画、本当に、

 

 

 

 

劇場に足を運ぶ価値は、充分過ぎるほど、「ある」

 

 

 

 

と思います。

 

 

 

 

みなさまもぜひ、この機会にどうぞ。

 

 

(「こちら」ではもう、ちょっと、「上映スケジュール」が「厳しく」なってしまった...)

 

 

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

それではまた...。

 

 

 

(daniel-b=フランス専門)