こちらは、「オリジナル録音」(1984年4月発売)をもとに作られたMVです。

 

 

こちらは、1985年のテレビ出演の映像だということです。

 

 

 

そしてこちらは、1986年、自身の「中国旅行」の際の映像を用いて制作された、「ロングバージョン」のMVとなります。

 

 

また、冒頭の写真は、画家セザンヌ(1839-1906)の出身地、エクス=アン=プロヴァンスにある、グラネ美術館」での、「セザンヌ展」の際、当時の「館長」にして、「セザンヌ協会会長」でもある、ドニ・クーターニュ氏(1947-)とのものだということです。

 

 

 

 

「ライヴ」は、まず、「映像」の残っている、こちらの公演から。

 

 

1987年11月12日から、12月6日まで、「ゼニット・パリ」にて行なわれた公演の模様で(「CD」など、表記は「1988」)、「リマスター」が施された、「高画質映像」です。

 

 

こちらはその「オリジナル」ですが、「フルサイズ映像」です。

 

 

 

そしてこちらは、夫ミシェルの死後、自身も「乳がん」という「危機」を乗り越え、当初、「2人」で立つ予定でもあった「ベルシー」(現「アコー・アリーナ」)のステージに、フランス・ギャルがひとり、その「ミュージシャン」とともに立った、まさに、「復活のライヴ」の映像からです!! (1993年9月)

 

 

このライヴは、「CD」でも発売されており、こちらは、その「公式音源」となります。

 

 

 

発表から、「最も近い」公演ということでは、1984年9月11日から、10月7日まで、やはり「ゼニット・パリ」で行なわれた公演の、ライヴ録音があります。

 

 

 

 

ここからは、新しいバンドメンバー」によるライヴ録音。

 

 

 

1994年9月27日から、10月1日までの、「サル・プレイエル」での公演です。

 

 

 

1997年3月22日、パリ近郊、ラ・プレーヌ・サン=ドニにて行なわれた、「M6アコースティック・ライヴ」(「M6」は、フランスの音楽チャンネル)の音源です。

 

 

「映像」もあります。

 

 

 

 

「オリジナル盤」はこちら。

 

 

日本でも一度、「発売」されたことがあります(1998年)。

 

 

 

 

こちらは、昨年(2024年)発売された、「最新」のベストアルバム(3枚組)。

 

 

 

 

以下は、「ライヴアルバム」です(1987年公演の「CD」には、今回の曲は収録されていないため、「除外」とさせていただきました)。

 

 

 

 

 

 

 

 

「M6アコースティック・ライヴ」との「2枚組」です。

 

 

 

 

これまでの記事(ミュージカル「RESISTE」についての記事も「こちら」から)

 

 

(参考)「スターマニア」がテーマの記事一覧

 

 

(参考)「ダニエル・バラボワーヌ」がテーマの記事一覧

 

 

 

 

さて...

 

 

 

「10月9日」は、フランス・ギャル(1947-2018)の「誕生日」でもありました。

 

 

 

 

「多くの "新時代のアーティストたち" が輝いていた」と言える1980年代において、ロックオペラ「スターマニア」(1979年初演)を「大成功」に導いた、ミシェル・ベルジェ(1947-92)と、フランス・ギャルの夫妻、そしてダニエル・バラボワーヌ(1952-86)は、まさにその「先頭」を走っていたと思いますが、そうした彼らが、まさに「絶頂期」にあったと思われる1984年の、その「名作」を、今回は紹介してみたいと思います。

 

 

 

これまで、(アルバム「収録順」に、)「debranche "デブランシュ(電気を消して)"」、「Calypso "カリプソ"」、「Hong-Kong Star "ホンコン・スター"」、「j'ai besoin de vous "あなたが必要"」の「4曲」を、「正式に紹介」してもいる傑作アルバム、「debranche! "デブランシュ!"」(1984)ですが、今回もやはり、その中からの1曲、「Cezanne peint "画家セザンヌ(セザンヌは絵を描く)"」をどうぞ。

 

 

 

このアルバム、「debranche! "デブランシュ!"」は、その「アルバム単体」だけでも、「60万枚以上」というセールスを記録し、「大ヒット」となっていますが、「全9曲」中、「8曲」までもが、「シングルカット(4枚)」されており、こちらも、軒並み、「大ヒット」となりました。

 

 

 

今回の曲、「Cezanne peint "画家セザンヌ(セザンヌは絵を描く)"」は、1985年5月、その「最後」に、「シングルカット」となった1曲です。

 

 

 

 

この曲で描かれているのは、もはや言うまでもなく、来年2026年には、「没後120周年」を迎える、画家、ポール・セザンヌ(1839-1906)です。

 

 

 

ミシェル・ベルジェは、その鋭い「観察眼」、「洞察力」によって、こうした、「実在の人物」のその「真実」を、「客観的に表現」することを「得意」としていました。

 

 

 

また、それは、同じアルバムの中の、「Hong-Kong Star "ホンコン・スター"」にも言えることですが、その「優しさ」をもって、決して、「冷たい表現」にならないような、そんな「配慮」も、感じられる作品となっているのです。

 

 

 

 

 

それではここで、あらためて、その「Hong-Kong Star "ホンコン・スター"」、そして、「j'ai besoin de vous "あなたが必要"」、「Calypso "カリプソ"」の3曲をどうぞ...。

 

 

 

 

「Hong-Kong Star "ホンコン・スター"」。

 

 

 

この曲についての記事(「歌詞対訳」も載せています)

 

 

 

 

 

「j'ai besoin de vous "あなたが必要"」

 

 

 

この曲についての記事(「歌詞対訳」も載せています)

 

 

 

 

「Calypso "カリプソ"」

 

 

 

この曲についての記事(「歌詞対訳」も載せています)

 

 

 

 

 

それでは以下に、今回の曲、「Cezanne peint "画家セザンヌ(セザンヌは絵を描く)"」の歌詞を載せておくことにいたしましょう。

 

 

 

フランス・ギャルによれば、この曲は、セザンヌの「故郷」でもある、エクス=アン=プロヴァンスの、その「最後のアトリエ」の隣りで作られたのだと言います。

 

 

 

「ミシェルがこの曲を弾いてくれたとき、悲しくもないのに泣いてしまった」

 

 

 

ということですが、「著名人」について語ることで、「より積極的」に、表現が出来るようになったともいうことです。

 

 

 

また、曲の終わりの「雷鳴」は、セザンヌの、その「死」の「要因」ともなった、1906年10月15日の、あの「大嵐の一日」を表したもののようです...。

 

 

 

 

今回の訳詞は、1998年に発売された「日本盤CD」より、谷理佐さんの訳詞を、そのままお借りしました(本当に、「名訳」です)。

 

 

 

 

 

最後に、フランス・ギャルに曲を提供する意思があったものの、「(事情により)断られてしまった」という、「現役の大スター」、パスカル・オビスポ(1965-)による「カバー」をどうぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

(参考)ユトリロさんの記事(2023年11月24日付け)

 

 

(上掲の「カバー」は、ユトリロさん紹介のアルバムの翌年、そのアルバムとあわせ、「2枚組」で、あらためて発売となった際の音源となります)

 

 

 

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

それではまた...。

 

 

 

........................................................................................................................................

 

 

cezanne peint  画家セザンヌ(セザンヌは絵を描く)

 

 

silence les grillons

sur les branches immobiles

les arbres font des rayons

et des ombres subtiles

silence dans la maison

silence sur la colline

ces parfums qu'on devine

c'est l'odeur de saison

mais voila l'homme

sous son chapeau de paille

des taches plein sa blouse

et sa barbe en bataille

 

静かに、こおろぎたち

枝に止まり、身じろぎもせず

樹々は繊細な

光の筋と影を織りなす

静寂 家の中

静寂 丘の上

かすかな香り

それは季節の匂い

そこに男がひとり

麦わら帽子をかぶり

しみだらけの上着

ひげは伸び放題

 

Cezanne peint

il laisse s'accomplir la magie de ses mains

Cezanne peint

et il eclaire le monde pour nos yeux qui ne voient rien

si le bonheur existe

c'est une epreuve d'artiste

Cezanne le sait bien

 

セザンヌは絵を描く

自身の手が魔法を生み出すのを見届ける

セザンヌは絵を描く

何も見えない私たちのため 世界を照らし出す

もしも幸福というものが存在するのなら

それは芸術家の試練なのだと

セザンヌはよく知っている

 

vibre la lumiere

chantez les couleurs

il y met sa vie

le bruit de son coeur

et comme un bateau

porte par sa voile

doucement le pinceau

glisse sur la toile

et voila l'homme

qui croise avec ses yeux

le temps d'un eclair

le regard des dieux

 

揺れる 光

歌え 色彩

そこに彼は魂をこめる

彼の心の音を

そして一隻の船のように

帆を揚げて

静かに絵筆は

帆布の上を滑っていく

そこには男がひとり

視線を交える

ほんの一瞬

神々の眼差しと

 

Cezanne peint

il laisse s'accomplir le prodige de ses mains

Cezanne peint

et il eclaire le monde pour nos yeux qui ne voient rien

si le bonheur existe

c'est une epreuve d'artiste

Cezanne le sait bien

quand Cezanne peint

Cezanne peint

 

セザンヌは絵を描く

自身の手が奇跡を生み出すのを見届ける

セザンヌは絵を描く

何も見えない私たちのため 世界を照らし出す

もしも幸福というものが存在するのなら

それは芸術家の試練なのだと

セザンヌはよく知っている

セザンヌが絵を描くとき

セザンヌは絵を描くのだと

 

 

(daniel-b=フランス専門)