今回の記事は、やはりイルゼ・エーレンス(1982-)の出演した、2024年の記事を、「リブログ」して書くことにいたします(「元の記事」もぜひ、ご覧ください!!)。

 

 

 

さて...

 

 

 

今年も、「武生国際音楽祭」(8月30~9月6日。「越前市文化センター」)のシーズンがやって来ました...。

 

 

 

 

「武生国際音楽祭」公式サイト

 

「メインコンサート」のプログラムも「こちら」から。

 

 

 

昨年の記事

 

 

 

テーマが「クラシック音楽」の記事一覧(この他、「作曲家別」、「ジャンル別」の記事もぜひ、ご覧ください)

 

 

 

 

「越前市」と言えば、つい先日、「花火大会」(8月15日)の記事を書いたところですが、そちらでも触れている通り、県内の、「文化先進地」と言っても、決して過言ではなく、今回の、「武生国際音楽祭」(1990~)(「武生(たけふ)」は、合併前の「旧市名」)も、今年でもう、「37回目」ということになりました。

 

 

 

 

「越前市花火大会」の記事(8月18日付け)

 

 

 

 

...とは言うものの、今年は、「8月30日」の、あの「大雨」の影響により(「交通機関」にも、もちろん、影響が出ました)、「開催初日」であったその日の、「オープニングコンサート」(15時開演)が急きょ、「中止」と発表される、まさに、「異例の事態」に...。

 

 

(8月31日は、もともと「休演日」で、結局、「振り替え開催」は、行なわれませんでした...)

 

 

 

 

チケットは、「全席自由」の「定額制」(同規模の「メインコンサート」は、一律「4000円」)のため、「どの日でも有効」ではありますが、「開催期間中」(6日まで)に、文化センター窓口へ申し出れば、「返金の取り扱いをする」とも、発表されています。

 

 

 

 

「公式サイト」より

 

 

 

「8月30日の大雨」についての記事

 

 

 

 

 

今年の音楽祭の「テーマ」は、「フランス&イタリア 室内楽の豊穣」...。

 

 

 

 

「2日水曜日」はやはり、

 

 

 

 

「フランス器楽曲と歌曲のエスプリ」

 

 

 

 

と題されたプログラムで、音楽監督懇意の「名ソプラノ」である、イルゼ・エーレンス(ベルギー出身)が、「2年ぶりに登場」ということで、私も、本当に、「楽しみ」にしていました。

 

 

(「体調」はやはり、まだ、イマイチ」ではありますが...)

 

 

 

 

こちらは、昨年(2025年)8月、「新国立劇場」(東京・渋谷区)にて、「世界初演」(同劇場委嘱作品)となった、今音楽祭の、「音楽監督」でもある、細川俊夫さん(1955-)作曲によるオペラ、「ナターシャ」について、その、「主役」を務めたときのコメントです(「英語(日本語字幕付き)」)。

 

 

このコメントからも、細川俊夫音楽監督との、「強い結びつき」が感じられます。

 

 

 

 

オペラ「ナターシャ」(新国立劇場)公式サイト

 

 

 

 

またこちらは、2024年3月4日に公開された動画ですが、J.S.バッハ(1685-1750)の「ヨハネ受難曲 BWV 245」(1724年初演)の「第9曲」、ソプラノのアリア、「Ich folge dir gleichfalls (われもまた汝に従い行かん)」です。

(ベルギー・ナミュールのコンサートホール、「グラン・マネージュ」にて)

 

 

 

 

イルゼ・エーレンス公式サイト(英語)

 

 

 

「前回」の「武生国際音楽祭2024」では、「ファイナルコンサート」でも歌っており、私も、聴きに行っています。

 

 

 

(今年の「ファイナル」には、本当に「残念」ながら、行くことが出来ません...)

 

 

 

 

イルゼ・エーレンスは、「ベルギー」でも、もう、ほとんど「オランダ」に近い、マースメヘレンの出身であるため(川をはさんで、「向かい側」がオランダという、まさに、「国境の街」です...)、もちろん、「オランダ系」の方ではありますが、今回のプログラムでは、ドビュッシー(1862-1918)やショーソン(1855-99)、また、プーランク(1899-1963)といった、「フランス歌曲」を歌われました。

 

 

 

 

私自身は、おこがましくも、「フランス専門」を名乗ってはいますが、それはあくまで、「ポピュラー音楽」や、時に「映画」に関してのことなので、「クラシック音楽」における「フランス」は、ほとんど、「素人も同然」と言ってもよく、「その点」についてはどうか、ご了承(ご容赦)を、お願いしたいと思います...。

 

 

(「クラシック」は、「ドイツ・オーストリア系」が「ほとんど」です)

 

 

 

 

 

それでは、今回のコンサートで演奏された曲目を、「簡単に」ではありますが、少し、紹介してみることにいたしましょう...。

 

 

(*「映像」、「音源」は、「参考」として、「動画サイト」にアップされているものの中から選んでおり、「今音楽祭」のものではありません...)

 

 

 

 

 

まず最初は、ラヴェル(1875-1937)「代表作」のひとつ、「亡き王女のためのパヴァーヌ」(1899)。

 

 

 

 

もともと、「ピアノ独奏曲」として書かれたものですが、1910年には、ラヴェル自身の手により、「管弦楽曲」にも、「編曲」されています。

 

 

このタイトルには、「特定の人物に対する、追悼の意味はない」ということで、「いにしえの王女が踊っていたパヴァーヌ(舞踏)」と言う方が、「正しい」とのことのようです。

 

 

こちらの動画同様、今音楽祭でも、「フルートとハープ」にて演奏され、その「フルート」には、イタリアを「代表」する世界的奏者、マリオ・カーロリ(カローリ)(1974-)、「ハープ」はやはり、「第一人者」、吉野直子さん(1967-)が務めました。

(こちらの動画では、続けてもう1曲、演奏されています)

 

 

 

 

(参考)吉野直子さん公式サイト

 

 

 

 

 

続いて、イルゼ・エーレンス登場となる、「フランス歌曲集」(ピアノ: 北村朋幹さん)ですが、「前半」では、ドビュッシーと、ショーソンの歌曲が歌われました。

 

 

 

 

ヴェルレーヌ(1844-96)の詩による、ドビュッシーの歌曲集、「艶なる宴 第1集」(「密やかに」「操り人形」「月の光」)(1891)。

(今音楽祭の演奏では、「操り人形」と、「月の光」が、「逆」となっていました)

 

 

 

 

ショーソン「過ぎにし恋」(ブショール詩「4つの歌曲 op.8」より)(1882)。

 

 

 

ショーソン「蜂雀(ハチドリ)」(ルコント・ド・リール詩「7つの歌曲 op.2」より)(1882)。

 

 

同じく、「7つの歌曲 op.2」より、「蝶々」(ゴーティエ詩)(1880)。

 

 

 

 

再び、ドビュッシーの歌曲から4曲。

 

 

 

「最初期」の名曲のひとつ、「美しい夕暮れ」(ブルジェ詩)(1878年ごろ)。

 

 

 

 

やはりヴェルレーヌの詩による歌曲、「マンドリン」(1882)。

 

 

こちらは、エリー・アーメリング(1933-)のソプラノでどうぞ(1980年)。

(なお、同じ詩に、フォーレが曲を付けた、1891年の作品もあります)

 

 

 

 

「星の輝く夜」(テオドール・ド・バンヴィル詩)(1880年ごろ)。

 

 

やはり「最初期」、15~16歳ごろ(1878年ごろ)の作曲とも言われている、まさに、「奇跡の名曲」ですね。

 

 

こちらは、フランスの名ソプラノ、ナタリー・デッセイ(1965-)の歌唱でどうぞ。

 

 

 

 

 

「ロマンス」(ブルジェ詩)(1885/1891年出版)。

 

 

「複数」ある、ポール・ブルジェ(1852-1935)の詩による「ロマンス」ですが、こちらは、「蒸発し、苦しむ魂」で始まる曲です。

 

 

 

こちらの動画は、ルーマニアの名ソプラノ、イリーナ・イオルダチェスク(1977-)による名唱ですが、「リンク」のため、「別ウィンドウ」が開きます。

 

 

 

 

 

「現代のシャンソン」に比べると、声の「伸びる」(特に「女声」の)、「(芸術)歌曲のフランス語」は、「とても聴き取りにくい」というのが「正直なところ」ですが、「美しい曲が多い」とは、やはり思いますね...。

 

 

 

 

 

ドビュッシーではもう1曲、晩年の名作、「チェロソナタ 二短調」(1915)が演奏されました(チェロ: 上野通明さん/ピアノ: 北村朋幹さん)。

 

 

 

「さまざまな楽器のための6つのソナタ」として構想されたうちの1曲ですが、「完成」したのは、この曲の他、「フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ」(1915)と、「ヴァイオリンソナタ ト短調」(1916-17,「生涯最後の作品」)の、計「3曲」にとどまりました。

 

 

 

演奏時間は、わずか「10分強」に過ぎませんが、他の2曲とともに、「室内楽曲の傑作」とも、称えられています。

(こちらは、アルゼンチンの「世界的チェリスト」、ソル・ガベッタによる名演奏です)

 

 

 

 

(参考)「ヴァイオリンソナタ ト短調」が演奏された、昨年(2025年)6月14日、ヤンネ舘野さん(1975-)、「鯖江公演」の記事。

 

 

 

 

このあたりでたしか、「前半終了」だったかと思いますが(記憶が「不確か」で申し訳ありません...)、そのとき、時刻は、「19時51分」となっていました...(その後、15分間の「休憩」をはさみます)。

 

 

 

 

 

こうした、「現代曲」が演奏されるのも、当音楽祭の「強み」でもありますが、

 

 

「20世紀を代表する作曲家」のひとり、メシアン(1908-92)は、「鳥類学者」としても「有名」で、さまざまな鳥の「鳴き声」を、「五線紙に書き表した」ことでも知られています。

 

 

「黒つぐみ(クロウタドリ)」は、1952年、「パリ音楽院(コンセルヴァトワール)」での、「課題曲」として作曲されたものですが、「演奏効果」にも富んでいるため、好んで演奏される曲」だということです。

 

 

 

 

今音楽祭では、上野由恵さんのフルート、大宅(おおや)さおりさんのピアノで演奏されました。

 

 

 

 

(参考)上野由恵さん公式サイト

 

 

(参考)大宅さおりさん公式サイト

 

 

 

今年は、両者の「スケジュールの都合」からか、こちらの演奏会(鯖江市)は、「10月31日開催」、と発表されましたね...(「上掲記事」参照)。

 

 

 

 

 

最後はやはり、再び、イルゼ・エーレンスの「ソプラノ」、北村朋幹さん(きたむらともき)(1991-)のピアノによる、プーランク(1899-1963)の「歌曲集」...。

 

 

 

 

こちらは、ピエール・ベルナック(1899-1979)という、フランスの「バリトン歌手(男声)」による歌唱ですが、その、「生涯の友」でもあったプーランクが、自ら「伴奏」を務めているなど、その録音はまさに、「歴史的価値」のあるものばかりです。

 

 

 

アポリネール(1880-1918)の、「2つの詩」(1925)による歌曲、「さあ、もっと急いで」、および、「アンナの庭で」(1938/翌1939年、このコンビにて「初演」)。

(こちらも、今音楽祭のプログラムでは、順序が「逆」となっています)

 

 

 

 

そして最後は、「偽りの婚約」(全6曲。ルイーズ・ド・ヴィルモラン詩)(1939)。

 

 

ここでは、アメリカの名ソプラノ、ドーン・アップショウ(1960-)の名唱でどうぞ。

 

 

 

 

 

やはり、「19時30分開演」では、「終演の時間が遅くなってしまう」との「判断」からか、

 

 

 

今年はまた、いったい「何年ぶり」となるのか、「19時開演」に戻されていましたが、

 

 

 

となるとやはり、逆に「不安」になるのが、「帰りの電車の時間」です。

 

 

 

 

「公式サイト」にも、今年は、(「親切」にも、)「20時30分終了予定」との記載がありましたが、入場時には、「21時終演」と掲示してあったため(その後「訂正」。たぶん、「前日の終演時刻のまま」だったのでしょう...)、本当に、「少し不安」にもなりました。

 

 

(だからこそ、「前半終了時」に、時刻を「確認」もしたのです...)

 

 

 

 

幸い、「歌曲中心」のプログラムでしたし、「アンコール」も行なわれなかったため、「後半」は大変「短く」、思ったより「早く」終了となったので(20時35分ごろ、「終演」となりました)、その点では、本当に助かりました...。

 

 

(「体調がイマイチ」の上、「夜勤明け」の身です...)

 

 

 

 

たぶん、「終演後サイン会(予定)」「明記」してある上、そのための「準備」が、あらかじめ、行なわれてもいたことからだったのでしょうが、「いまの私」には、とても、それに参加するまでの「余裕」はありません...。

 

 

 

 

「せっかく」なので、イルゼ・エーレンスに、「サイン」をもらおうかと、思わなかったでもないのですが...。

 

 

 

(そのとき、「何かひと言でも...」と、いつもいつも「思う」のですが、「オランダ語圏」の方だしなあ...。

 

 

「alstublieft(=「s'il vous plait」)」くらい、言えれば良かったのに...。

 

 

こんなとき、本当に私は、「ダメダメ」もいいところで...)

 

 

 

 

昔は、「打ち上げパーティ」なるものまであり、それで、帰りが「最終(特急)」となって、「午前様」にも、なっていたくらいなのですが...

 

 

 

やっぱりもう、「年を取ってしまった」ということか...。

 

 

 

 

しかし今回も、会場の「越前市文化センター」までは、「往復徒歩」を守り抜きました。

 

 

 

「久々のウオーキング」の割には、前回同様、「片道約20分」(その距離、おおよそ、「1.5km」)だったことは「幸い」で、

 

 

 

少し、「自信」を取り戻せたのと同時に、

 

 

 

「体調」も、やや「改善」

 

 

 

したかと思います...。

 

 

 

 

やはり、「有酸素運動」、「全身の血流を良くすること」(ある程度の、「負荷」は必要)は、「とても大事」だと感じられました。

 

 

 

 

「帰り」は、若干「余裕」が出来たので、会場近くのコンビニにも寄ることが出来、

 

 

 

駅でも、「1本早い電車」(まさに、「この前」見送った、「21時16分発」)に、乗ることも出来ました。

 

 

 

 

「敦賀まつり」(9月2~5日)の期間中でもあるので、2024年のときと、「似たような感じ」ではありましたが、「4両編成」となっていたので、席にも「余裕」がありました。

 

 

 

 

本日、「9月5日(土曜日)」も、「もちろん行く」つもりで、チケットを「購入」しました。

 

 

 

「本日」こそ、終演は「21時」で、帰りは「遅く」なるでしょうね...。

 

 

 

今回も、あまり無理をせず、「余裕」を持った行動を心がけたいと思います。

 

 

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

それではまた...。

 

 

 

(daniel-b=フランス専門)