福井県の「置県80周年」、および、「北陸トンネル開通」(1962年6月10日)を記念し、同年3月18日に発表された「新民謡」が、この「イッチョライ節(福井音頭)」です。

 

 

 

詞は西沢爽さん(にしざわそう)(1919-2000)、曲は古賀政男さん(1904-78)が書き、歌は、島倉千代子さん(1938-2013)、守屋浩さん(1938-2020)が担当しました。

 

 

 

島倉千代子さんの声も、本当に張りがあって、「大変若々しい」ですね(...って、「当たり前」か...笑)。

 

 

 

「イッチョライ」とは、「一張羅(いっちょうら)」の方言ということで、「一番良いもの」という意味です。

 

 

(「一張羅の服」と言うときの「いっちょうら」です...「死語」?)

 

 

 

「It's all right?」(って、違う...笑)

 

 

 

この曲は、小学生時代に学校で習いましたが、その「振り付け」は、「現在」になっても、大体は憶えています。

 

 

 

 

 

こちらの映像は、2022年8月、「ハピテラス(「ハピリン」前屋根付き広場)」でのものですが(「福井フェニックス祭り」)、私たちも、まさに「この通り」に習い、踊っていたものです。

 

 

「懐かしい」です...。

 

 

 

今年もやります!! 「福井フェニックスまつり」(8月23~25日)

 

 

 

 

 

続いてこちらは、10年以上前の映像となりますが、イベント「YOSAKOI イッチョライ」の際、「よさこい」風にアレンジされたバージョンにて踊られたものです。

 

 

 

雰囲気はだいぶ変わりますが、「カッコイイ」ですよね...。

 

 

 

 

 

続いては、「発祥の地」とされる「鯖江市」を中心に、古くから、「丹南地域(「鯖江」「越前」両市を中心とした、「嶺北南部」)」で広く踊られている「やんしき踊り」。

 

 

こちらは2016年7月30日、鯖江市の「西山公園」にて撮影されたものです。

 

 

 

「やんしき踊り」について(「福井県」公式サイトより)

 

 

 

 

「広い地域」で踊られていた「やんしき踊り」には、「数多くのバージョン」があるようで、こちらは、2017年10月29日、越前市の、「たけふ菊人形」会場のステージ(「武生中央公園」)で披露されたものです。

 

 

こちらも「同日」の映像ですが、このように、「別派」の踊りもあります。

 

 

 

上の動画にも出て来るこちらの踊りは、「新やんしき」(「越前市(武生)バージョン」)と呼ばれ、このような、「練習動画」もあります。

(2022年6月13日公開)

 

 

 

私自身が唯一、「ナマ」で体験したのが、この、「越前市サマーフェスティバル」で踊られるバージョン、「新やんしき」ですね。

 

 

 

「越前市サマーフェスティバル」(8月14日、15日開催)

 

 

 

 

本当に、「様々なバージョン」があちらこちらに「存在」しているため、とても、うまくまとめ上げることは「困難」ではありますが、唯一知っていた、この「新やんしき」を頼りに、何とか、映像を探してみました。

 

 

 

 

さて、ついに「梅雨入り」となりましたが、この梅雨が明ければ、いよいよ、こうした「踊り」のシーズンです。

 

 

 

今回は、そうした、福井を「代表」する「踊りの曲」を紹介してみました。

 

 

 

 

ありがとうございました。

 

 

それではまた...。

 

 

(daniel-b=フランス専門)