「予告編」です。
「特報」は、2023年12月に公開となっています。
劇場公開前日(5月9日)には、新たに「PV」も発表されました。
こちらは「本編映像」。
「初舞台」で、「円陣」を組む場面です。
こちらも「本編映像」となりますが、「冒頭」の部分で、「オ―プニング主題歌」、「何もない feat.星街すいせい, sakuma」(MAISONdes)も聴くことが出来ます。
こちらは、その「主題歌発表」のスペシャル動画で、この日「誕生日」であった高山一実さん(1994-)と、この曲のボ―カリスト、星街すいせいさんのコメントを、聴くことが出来るものです。
「原作本」です(2018年11月28日発売)。
こちらは、今回の映画化に際し、新たに「ノベライズ」されたものです。
こちらは、3曲の「主題歌」「劇中歌」をはじめとして、映画本編中に登場する楽曲「すべて」を収録した、「オリジナル・サウンドトラック」(CD)です。
まさに、「才色兼備」の高山一実さん。
「原作」は、こちらの2nd写真集「独白」の撮影時期に書き終えたということです。
(私も持っています...笑)
映画公式サイト
これまでの記事
(本作品の原作者、高山一実さんは、「乃木坂46」の「元メンバー(1期生)」であり、その「在籍中」に書かれた作品でもあるため、「こちら」に分類いたします)
「坂道シリーズ」に強い、「モトカー」様のブログもぜひご覧ください。
さて...
10日金曜日は、この日「公開初日」であった、この映画を見に行ってきました(「福井コロナシネマワールド」11時55分の回)。
今回の作品「トラペジウム」の「原作」は、2016年から2018年まで、当時、「乃木坂46」の「中心メンバー」のひとりでもあった高山一実さん(1994-, 「1期生」)が、その活動と並行して、雑誌「ダ・ヴィンチ」(KADOKAWA刊)に連載していた話題の小説で、2018年11月には、大幅な加筆修正の末、「単行本化」もされました。
...とはいえ私も、ずっとずっと「読もう読もう」と思いながら、結局手は「出さず終い」でもあったのですが、今回、ついに「映画化」されると知り、大変「驚き」ながらも、「この機会に見てみよう」と思うようにもなったのです。
私自身は、「アニメで映画化」とは、少し「予想外」でもあったのですが、高山さん自身は、「どうせやるならアニメがいい」とも思われていたようですね。
タイトルの「トラペジウム」とは、ラテン語由来で「台形(不等辺四角形)」を意味しますが、同時に、「オリオン大星雲」中心部にある、「星団」をも意味しています。
それが、「アイドルが放っていた光(輝き)」にたとえられ、それに「魅了」された女子高生、「東(あずま)ゆう」(CV:結川あさき)が、自らメンバ―を集め、「アイドルグループ」を結成するというお話です。
それではまず、各キャラクタ―の「個別PV」を見てみることにしましょう。
こちらがその「主人公」、「東(あずま)ゆう」(CV:結川あさき)。
自ら「プロデュース能力」を持つ「スーパー女子高生」ですが、その「性格」は...。
「大河くるみ」(CV:羊宮妃那)。
「工業高専」で、「ロボコン優勝」を目指す「工学少女」でしたが...。
「華鳥(かとり)蘭子」(CV:上田麗奈)。
「お蝶夫人」(from「エースをねらえ!」)に憧れる「テニス少女」。
「亀井美嘉」(CV:相川遥花)。
ゆうの元クラスメイトで、「ボランティア」に勤しむ15歳ですが...。
(4人はそれぞれ、「東西南北」に象徴されており、それが、「グループ名」にも「反映」されています)
今作「トラペジウム」は、図らずも、3日公開の映画、「バジーノイズ」(「前回記事」参照)同様、「音楽(活動)」が「テ―マ」となった作品ですが、その「バジーノイズ」に比べればまだ、それほど「重い」とは感じることがなく、「全体の印象」としては、「見やすい」といった感じにも、なったかと思います。
「起承転結」も「はっきり」としており、そうした意味でも、大変「分かりやすい」と感じましたが、内容としては、「決して美しいことばかりではない」というところに、それなりの「妙味」があったとも感じられ、とても「興味深かった」ですね。
具体的には、「理想の高い少女(東ゆう)」が、「理想を追い求める」あまり、いつしか、「モンスター」と化していたこと...。
これはまさに、「共感出来ない(共感を得られない)キャラ」ということにもなりますが(私たちも、「自戒」せねば...)、「別の言い方」をしますと、
「共感出来ないところに(出来ないからこそ)、逆に共感出来る」
といったところでしょうか。
ちょっと、「不思議な言い方」にもなってしまいましたが...。
要するに、どんなことでも、「前のめり(前がかり)」になっていると、「誰もが犯しやすい過ち」であるということですね。
それをうまく「コントロール」することを、このような「若い方」に求めるというのも「酷なこと」ですから、「最悪のヒロイン」であろうが何であろうが、「見方によっては共感できるところもある」ということなのです...。
まさに、「アイドル(人間関係)あるある」だったと思いますね。
最後に、「原作者」、高山一実さんに関連する映像をどうぞ...。
「乃木坂配信中」より、「後輩」である、賀喜遥香さん(2001-, 「4期生」)と、井上和さん(いのうえなぎ)(2005-, 「5期生」)が、その「制作現場」、また、高山一実さんのもとを訪れる映像ですが、まさに、「才能あふれる」この二人のこと...。
なかなかに、「レベルの高い」動画となっているようです...。
こちらは、映画公開決定を受けて出された、高山さんの「コメント映像」となります。
こちらは、実際の制作の「道のり」が、高山さんも交えて語られている動画です。
このような「ひとコマ」もありました。
高山さんに加え、「同期(元メンバー)」であった西野七瀬さん(1994-, 「1期生」)も、「声優」にチャレンジしたという映像です。
こちらも、「坂道つながり」ということで...。
元「欅坂46(現「櫻坂46」)」の「1期生」で、「後輩」の、原田葵アナ(2000-)(現「フジテレビアナウンサー」)からの「鋭いパス」に、思わず「動揺」...(笑)。
(4月25日 「プレミア試写会」より)
「感想」は、見る人によって「さまざま」だとは思いますが、
私としては、
「見て良かった」
と思いましたね。
みなさまもぜひ、ご覧になってみてください。
ありがとうございました。
それではまた...。
(daniel-b=フランス専門)