「予告編」です。

 

こちらは、「特報」となります。

 

 

こちらは、Vaundyさん(バウンディ)(2000-)の歌う主題歌、「タイムパラドックス」をフィ―チャ―した、「スペシャルPV」です。

 

 

そのVaundyさんの「公式MV」ですが、登場しているのは、染谷将太さん(1992-)。

 

まんま、「のび太くん」のイメージですね。

 

 

 

 

 

こちらの「オリジナル・サウンドトラック」には、主題歌「タイムパラドックス」の収録はありません。

 

 

「小説版」も発売されています。

 

 

 

 

映画公式サイト

 

 

映画「ドラえもん」に関する記事は、こちらにまとめてあります(今後、「再編」することも検討しています)。

 

 

 

さて...

 

 

 

3月1日金曜日は、まさにこの日、「公開初日」であったこの映画、「ドラえもん のび太の地球交響楽(ちきゅうシンフォニー)」を見に行ってきました。

 

 

ここのところ、「予報」も「実際の天候」も、あまり良くない福井市周辺ですが(2日朝には、何と、「雪」になりました。「春の淡雪」ですけれども...)、「良い方の予報」に賭けて行ってみたら、何とかなってしまいました!!

 

 

(やはり、「愛の力の奇跡」なのか、「天気の子」なのか...)

 

 

 

「福井市周辺」では、やはり「3館」(「福井コロナシネマワールド」/「テアトルサンク」/「アレックスシネマ鯖江」)での上映となりますが、すっかり「足が遠のいてしまった」ことから、今回は、何としても、「アレックスシネマ鯖江」の方へ行きたいと思い、直前まで、「天気予報」と「にらめっこ」していました。

 

 

(「夜勤後」です。「職場」の情報機器には、「精度の高い予報」が配信されるので、本当に助かっています...)

 

 

 

というわけで、「行き」は多少、雨に降られましたが、「帰り」は「晴れ」で、当初は予定していなかった(出来なかった)ことまで、出来てもしまいました!!

 

 

 

何と、昨年11月2日以来、「まる4ヶ月ぶり」となった「アレックスシネマ鯖江」...。

 

 

 

この日「2回目」となる「12時15分の回」は、もちろん、当館最大の「シネマ7」(「302席」+車椅子スペース)での上映です。

 

 

 

今作は、原作者、藤子・F・不二雄先生(1933-96)「生誕90周年」を記念する作品として作られたものですが、一方で、「音楽」をテ―マにした「初」の作品でもあり、「音楽家」である葉加瀬太郎さん(1968-)さんや、石丸幹二さん(1965-)、吉川晃司さん(1965-)、また、国立音楽大学も協力しているなど、かなり「本格的な作品」であるとも、言うことが出来るものだと思います。

 

 

 

その上で、「ゲスト声優」として、歌姫「ミーナ」役を務めた芳根京子さん(1997-)。

 

映画公開に先駆け、行なわれた演奏イベントにも参加されています。

 

 

また、葉加瀬太郎さんは、藤子・F・不二雄先生 生誕90周年記念楽曲」として、「キミのぽけっと」を作曲されました。

(「さまざまな楽器で演奏できるように工夫してあるので、ぜひ挑戦してみてください」~パンフレットへのコメントより)

 

 

 

 

こちらは、2月11日に行なわれた、「完成披露試写会」の模様です。

 

 

石丸幹二さん、芳根京子さんの他に、かが屋、そして、今井一暁監督(いまいかずあき)(1976-)が「登壇」されました。

(今井一暁監督は、「シリ―ズ最高興収」を上げた、2018年の「のび太の宝島」、および、「ドラえもん50周年記念作」である、2020年の「のび太の新恐竜」でも、「監督」を務められた方です)

 

 

 

 

今作でまず登場する「ひみつ道具」は、「あらかじめ日記」

 

 

この道具が登場する「原作まんが」は、「入場者全員」に配布される小冊子、「響く♪ まんがBOOK」にも掲載されていますが、「未来」のことも、あらかじめ書いておくことで、「その通りの出来事が起きる」というシロモノです。

 

 

 

秋の「音楽発表会」を前に、どうも「リコ―ダ―」をうまく吹くことが出来ないのび太は、

 

 

「音楽の授業なんかなくなればいい」

 

 

と考え、この日記に、

 

 

「今日は音楽がなかった」

 

 

と、書いてしまいます。

 

 

 

すると、本当に「世界中」から、「音楽そのもの」がなくなってしまい、街は「大混乱」に。

 

 

 

すぐさま、そのペ―ジを破り捨てたことで、何とか、収拾をつけることが出来ましたが...。

 

 

 

(「もしもボックス」と違うのは、「パラレルワールドへの移動」的なものではなく、「現状をそれ(日記)に合わせる」ということ。

 

それはたしかに、「大混乱」となりますよね...)

 

 

 

 

そんな折、のび太は、不思議な少女、「ミッカ」(CV:平野莉亜菜)と、出会うことになりました...。

 

 

(「ミッカ」役の平野さんは、「2011年生まれ」ということで、またまた、「ス―パ―キッズ」の登場ですね!!)

 

 

 

 

「深刻なエネルギー不足」により、「眠り」に落ちているミッカたちの世界(「ファーレ(音楽)の殿堂」と呼ばれる、一種の「宇宙船」)を目覚めさせるため、のび太たちの「(音楽の)腕」(!)を見込んで、「助け」を求めてきたという話ですが、単に、「その世界だけの話」にとどまることなく、最終的には、のび太たちの住む、「現実世界」をも救うことになるということで、このスト―リ―は、本当によく、「考えられているもの」だという印象を持ちました。

 

 

もちろん、そんなに都合よく、最初からのび太がうまく演奏出来るはずもなく、そのあたりは、「練習」という「努力」もあわせて描かれていることによって、それが、この作品に「共感」出来る、ひとつの「重要な要素」とも、なり得ていると思いましたね。

 

 

 

「音楽をするということの楽しさ」

 

 

 

これこそが、「主眼」にある作品だったと感じられました。

 

 

 

 

今回も、「予習」はほぼすることなく、「初見」に臨みましたが、「音楽好き」にとっては、本当に「素晴らしい」、「素敵」な映画だと思いました。

 

 

 

「クライマックス」も、ちゃんと、「音楽の力」によって形作られているところがまた素晴らしく、「単なるバトル」に終わってはいないところに、大変「好感」が持てたと思います。

 

 

 

その上であらためて、「音楽をすることの楽しさ」「音楽の何たるか」を、たっぷりと「教わった」という思いでいっぱいです。

 

 

 

「春」には、まさに「ピッタリ」の作品だとも思います。

 

 

 

みなさん、ぜひ、劇場に足をお運びください!!

 

 

 

 

ありがとうございました。

 

 

それではまた...。

 

 

(daniel-b=フランス専門)