今回の記事は、「後編」公開時の記事を「リブログ」して書いています(「元の記事」もぜひご覧ください!!)。

 

 

こちらは、「前編」(2023年6月9日公開)の予告編となります。

 

 

「前編」公開時の記事はこちら(2023年6月12日付け)。

 

 

 

2023年6月30日公開、「後編」の予告編です。

 

本当に素晴らしい「場面の切り取り方」であり、この「予告編」だけで、「絶対に見たい!!」と思いました。

 

実際に「映画本編」を見た後でも、この「予告編」は、本当に、「完璧」です!!

 

 

先に公開されていた、こちらの「予告編2」(2023年3月26日公開)は、すでに「後編」の内容にまで踏み込んでいたことで、「総合版」の予告編だったと言えるでしょう...。

 

 

「前編」の「オープニング主題歌」は、おなじみ、「ムーンライト伝説」を、「内部太陽系戦士」の5名(「エターナルセーラームーン」「エターナルセーラーマーキュリー」「エターナルセーラーマーズ」「エターナルセーラージュピター」「エターナルセーラーヴィーナス」)で「カバー」しています。

(こちらは、「前編オ―プニング映像」の「ノンクレジット版」ですが、この曲は、「後編エンディング」にも、あらためて「登場」しました。)

 

 

 

テレビ版「オリジナル」、「美少女戦士セーラームーン セーラースターズ」(1996年)にも登場した、「スリーライツ」による「劇中曲」、「流れ星へ」

 

もちろん、「新アレンジ」による「新録」です。

(こちらは、今回の「Blu-ray & DVD発売」を「記念」して公開された、「特別映像」となります)

 

 

 

「前編」「後編」ともに、「エンディング主題歌」として登場した、Daoko(だをこ)さん(1997-)による「月の花」

 

こちらは、Daokoさんの「公式MV」ですが、いま、あらためてこの曲を聴くと、本当に、「この映画そのものが歌われている」といった印象を受けます。

 

スゴイですね!!

 

 

こちらもやはり、今回の「Blu-ray & DVD発売」を「記念」して公開された、「月の花」の「アニメーションミュージックビデオ」となります。

 

 

 

そしてこちらが、「後編」のオープニングテーマ曲、「セーラースターソング」!!

 

 

「原曲」はもちろん、今回の映画の「ベース」ともなっている、1996年のテレビシリーズ、「美少女戦士セーラームーン セーラースターズ」(全34話)の「オープニング主題歌」ですが、今回は、「火球皇女(セーラー火球)」を演じた水樹奈々さん(1980-)、および、「セーラースターライツ」の3人、「星野光(セーラースターファイター)」役の井上麻里奈さん(1985-)、「大気光(セーラースターメイカー)」役の早見沙織さん(1991-)、「夜天光(セーラースターヒーラー)」役の佐倉綾音さん(1994-)による、堂々の「カバー」となっています。

(詞は、「原作者」である武内直子先生(1967-)自身が書いており、現在でも、大変人気の高い「名曲」です!!)

 

 

 

こちらが、今回の「Blu-ray & DVD発売」の「告知映像(CM)」となります。

 

 

今回の「Blu-ray & DVD発売」にあたり、「初回限定盤」「特典CD (オリジナル・サウンドトラック)」に、新たに収録となった、「スリ―ライツ」による新曲、「Star Line」の「SPOT映像」です。

 

 

 

「初回限定盤Blu-ray」は、本当に「豪華」なセットです。

 

 

「Amazon限定」の「特典」としては、「収納BOX」と「ビジュアルシ―ト(ジャケット柄)」が付属しますが、さらに「バンドル特典」として、「A5キャラファイングラフ」が付いたものが「最高」のものとなり、私が今回購入したのも「こちら」となります(↓↓)。

 

先述のように、「オリジナル・サウンドトラック」(CD)も付属しています。

 

 

 

 

 

 

こちらは、「テ―マソング・コレクション」(CD)です。

 

 

「公式ビジュアルBOOK」も発売となっています。

 

 

 

映画公式サイト

 

 

「30周年」記念サイトも開設されています。

 

 

 

さて...

 

 

昨年(2023年)6月9日、30日に「前後編」として「連続公開」された映画、「美少女戦士セーラームーン Cosmos」のBlu-ray & DVDが、12月20日に「発売」となりました。

 

 

 

2014年、「より原作に忠実なアニメ化」を目指し、「声優陣」も、主役、「月野うさぎ/セーラームーン」の三石琴乃さん(1967-)を除いて、「総入れ替え」としてスタートした、「美少女戦士セーラームーン Crystal」...。

 

 

「原作」の「第3部(期)」に当たる「デス・バスターズ編」(元のテレビアニメ、「美少女戦士セーラームーンS」に相当)までが「テレビシリーズ」として描かれ、その後、「第4部 デッド・ムーン編」(同「SuperS」に相当)が、「美少女戦士セーラームーン Eternal」(「前後編」)として、2021年の年明けに「劇場公開」となったことも、まだ「記憶に新しい」ところです。

 

 

 

今作の「劇場公開」に合わせ、「新シリーズ (Crystal)」の「これまで」を振り返る動画も「公開」されましたが、この「デッド・ムーン編」は即ち、「前作映画」ということになります...。

 

 

 

 

 

 

この作品についての記事(「Blu-ray」発売時)

 

 

 

 

そして2022年、やはり「セーラームーン30周年」という「節目の年」にあたり、これに合わせて制作されたのが「今作」というわけですが、「ベース」となっているのは、「第5部 シャドウ・ギャラクティカ編」

 

 

元の「テレビアニメ」では、「美少女戦士セーラームーン セーラースターズ」(1996年)に相当し、事実上、「今作」が「最終シリーズ」、「完結編」ということになります。

 

 

 

 

ここでやはり、今回の「Blu-ray & DVD発売」に際して作られた「プロモーション動画」を、いくつか紹介しておくことにいたしましょう...。

 

 

 

「本編ディスク」には、「副音声」として、「オーディオ・コメンタリー」も収録されています。

 

 

こちらは「前編」。

 

担当は、「セーラースターライツ(スリーライツ)」の3人です。

 

 

高橋知也監督が参加されている「後編」では、より、「制作」についての「裏話」が「充実」していると思いました。

 

 

「各種イベント映像」は、やはり「ダイジェスト」にて、「特典ディスク」に収録されていますが、こちらは、その、さらに「ダイジェスト」となります。

 

 

 

「特典ディスク」の「トップ」に収録されているのはこちら。

 

 

これが「最後(?)」の、「キャスト座談会」です。

 

 

 

そして「今回」も、「発売」に向けた、「カウントダウン動画」の企画が行なわれました。

 

 

こちらは、「火球皇女(セーラー火球)」のバ―ジョン(2023年12月14日公開)。

(「私も戦うわ! 私だって セーラー戦士よ!」)

 

 

こちらは、「最強」にして「最大」の敵、「セーラーギャラクシア」のバ―ジョン(2023年12月15日公開)。

(「本当に、あなたの知る未来は "未来" なの?」)

 

 

そしてこちらは、「星野光(セーラースターファイター)」のバ―ジョン(2023年12月13日公開)。

(「銀河一、身分違いな片想いかも知れないな...」)

 

 

 

今回の映画では、特に「クライマックス」(「後編」)が大きく描かれ、そのために、その「最終決戦」までの「道のり」を、「前編」で「描き切っていた」という印象がありました。

 

 

「前編」では、その「スリーライツ(セーラースターライツ)」との出会い、そして、その3人が仕える「プリンセス」である、「火球皇女」(CV:水樹奈々)との出会いを通して、今回の戦いは、「太陽系」はおろか、「銀河」、いや、「全宇宙」さえも手にしようと目論む、「最強」にして、「最大」の敵、「セーラーギャラクシア」(CV:林原めぐみ)とのものとなることから、「本気で戦え!! でないと...」なる、大変「厳しい」セリフも飛び出しました。

 

 

そして、「ちびうさ」と入れ替わるようにして現われた「ちびちび」(CV:三石琴乃)(兼任!!)も、「強く」、「不思議」なパワーを持った、「謎」の存在...。

 

 

次から次へと、愛する「仲間」が倒されていき、この「前編」だけでも、どんどんと「謎が謎」を呼んで、「不安を煽るような描き方」となっていることは、「本当に最後の戦い」と、その「深刻さ」を表していたと思いますが、「火球皇女」、「スリーライツ」たちのもとから、「ちびちび」とともに「帰宅」する途中、「ギャラクシア」の襲撃を受けたことで、あらためて、「自らの立場の重さ」を「自覚」し、「大切な仲間」を取り戻して、自分たちの「未来」をも取り戻すという、「悲壮なまでの決意」をしたうさぎには、やはり、「心惹かれる」ものがありました...。

 

 

 

「行かなければ! 一刻も早く。ギャラクシアのもとへ!」

 

 

 

「火球皇女」の力を借り、音信の途絶えた「外部太陽系4戦士」(「ウラヌス」「ネプチューン」「プルート」&「サターン」)のもと(それぞれの母星のキャッスル)へと向かう「セーラームーン」...。

 

 

(「後編」の冒頭、うさぎが母親に、それとなく、「最後の別れ」を告げるシ―ンが、何とも「切ない」...)

 

 

 

しかし、「プル―ト」の母星、「冥王星」へとたどり着いたとき、セーラ―ム―ンが目にした「ビジョン」とは...。

 

 

 

「ギャラクシア」の「強大なパワー」の前に「苦戦」する「プル―ト」。

 

 

「助け」に入った「サタ―ン」の攻撃もまるで通じず、二人は、「瞬時」に、肉体を滅ぼされてしまうことに...(「砂状に崩れ去る」という描写)。

 

 

 

セーラ―ムーンは一瞬取り乱しますが、あらためて、「ギャラクシア」のいる「射手座ゼロ・スター」へと向かう決意を固めます。

 

 

 

 

「星の生まれるところ」、「射手座ゼロ・スタ―」は、「銀河の中心」、「射手座A・スタ―」の、さらに中心...。

 

 

 

どうやらギャラクシアは、「銀河盛衰のシステム」を「支配」することで、「全宇宙をわがものにする」という考えのよう...。

 

 

「未知の領域」、また、「敵地の中心」へと乗り込むにもかかわらず、「セーラ―スタ―ライツ」の3人も、すでに、「覚悟」は出来ている様子。

 

 

 

そして、それを待ち受ける二人(「セーラーレテ」「セーラームネモシュネ」)にもまた、「悲しい過去」が...。

 

 

 

一方その頃、「30世紀」で、セ―ラ―ム―ンたちの「危機」を感じ取った「スモール・レディ(ちびうさ)」は、その「仲間」(「セーラーカルテット」)とともに、「救援」に向かうことを決意。

 

 

「ネオ・クイーン・セレニティ」の許しを得て、再び、うさぎたちのもとへと駆けつけます...。

 

 

 

「忘却の川の番人」セ―ラ―レテの「魔力」から逃れたセ―ラ―ムーンたち。

 

 

セ―ラ―ム―ンの「悲壮なまでの覚悟」、また、ムネモシュネの「説得」もあり、構えを解いたレテでしたが、そこへ、「シャドウ・ギャラクティカ」の「最高幹部」である二人、「セーラーφ(ファイ)」「セーラーχ(カイ)」が現われ...。

 

 

 

一瞬にして、「砂塵」と帰した、レテとムネモシュネ。

 

 

 

セーラーφは、なおも、セ―ラームーンたちに襲いかかりますが、スタ―ライツの3人が「盾」となり、その攻撃を食い止めます。

 

 

 

が、しかし...

 

 

 

セーラ―χの「加勢」もあり、その「必死の防御」も空しく、スタ―ライツたちは、火球への忠誠」を誓いながら、消えていきました...。

 

 

 

奪われた、3人の「セーラー・クリスタル」...。

 

 

 

しかし、クリスタルさえ取り戻せば、必ず、3人は「再生」出来る...。

 

 

そう信じるセ―ラ―ム―ンは、火球を励まし、ギャラクシアのもとへと、歩みを進めるのですが...。

 

 

 

その後、ギャラクシア配下の「セーラーアニマメイツ」、その「最後」の戦士、「セーラーヘヴィメタルパピヨン」の「罠」に落ち、まさに「大ピンチ」に陥ったセ―ラ―ム―ンたち。

 

 

しかしそこへ、「ちびムーン」「セーラーカルテット」たちが駆けつけ、すんでのところで、難を逃れることが出来ました。

 

 

 

ちびム―ンから、「30世紀の状況」を聞かされたセ―ラ―ム―ンでしたが、ちびム―ンたちが、どうしてこの「銀河の中心」にまで来ることが出来たのかは、火球にも分からず...。

 

 

 

そんな時、「セーラーセレス」(「カルテット」のひとり)が、セ―ラ―ム―ンたちに同伴していた「ちびちび」の姿に気づきます。

 

 

(このシ―ンは、「後編本編」中、唯一、「笑える」場面でもあります...)

 

 

 

しかし、「時空を超えて来た」この「小さな戦士」は、「セ―ラ―ム―ンの子」でも、「ちびム―ンの子」でもなく、その「正体」は、この時点では「分からない」まま...。

 

 

そしてついに、一行は、「ギャラクシアの城」へとたどり着くのですが...。

 

 

 

まさに「主観的な雑感」で恐縮なのですが、「ここまでの展開」を見る限り、私は、この作品を、「女性版」の「哀・戦士」(「ファ―スト・ガンダム」の劇場版第2作。1981年公開)だと感じました。

 

 

(また「ギャラクシア」は、ゲ―ム「LUNAR ETERNAL BLUE(「LUNAR 2」)」における「ガレオン」をも思い出させます。

 

まったく「個人的な感想」で、本当に申し訳ないのですが...)

 

 

 

 

「どんなに命を投げ出しても

戦いは終わらない。

 

この戦いに勝ち残るしかない!」

 

 

 

という、何とも「痛ましい」セ―ラ―ム―ンのセリフがあるのも「この場面」ですが、多くは語らないことにしましょう...。

 

 

 

何とか、「スターガーデナー」の二人、「セーラーφ(ファイ)」「セーラーχ(カイ)」を退けたセ―ラ―ム―ンでしたが、「払った代償」はあまりにも大きく、そしてさらに...

 

 

 

ギャラクシアのもとへとたどり着くには、まだまだ「厳しい試練」が待ち受けていたのでした...(「後編予告編」をぜひご覧ください...)。

 

 

 

「衝撃の展開」を乗り越えた後も、さらに「衝撃」は続くのですが、いよいよギャラクシアと対峙する、「この先の展開」はまさに、

 

 

 

「神話の世界」...

 

 

 

 

この先は、ぜひとも、「実際」に見ていただきたいと、切に願います。

 

 

 

「セーラーギャラクシア」、そしてその「後ろ盾」として存在する謎の存在、「カオス」とはいったい「何者」なのか。

 

 

ギャラクシアの「真の目的」とは...。

 

 

そして...

 

 

 

銀河中の星が生まれる「聖地」、「ギャラクシー・コルドロン」...。

 

 

 

そこで、セ―ラ―ム―ンが「目にしたもの」とは。

 

 

そしていったい、「何」が起こったのか。

 

 

「謎」であった、「ちびちびの正体」とは!!

 

 

 

「現実世界の戦争」を思うとき、このスト―リ―は、「最上」であるかも知れない、ひとつの「解決策」のようにも思えますが、このようなスト―リ―が生まれるのも、「敗戦の苦しみ」を味わった、「日本」ならではだと思います(「強者の論理」ではまず、「このような発想」は生まれ得ない...)。

 

 

さすがに、この作品の「聖地巡り」は、しようと思っても出来ませんが、「神々の聖地」として、この「ギャラクシー・コルドロン」を訪れてみたいと思う気持ちは多分にあります。

 

 

 

この「素晴らしい」作品作りを「指揮」した、高橋知也監督のコメントを、ぜひご覧ください...。

 

 

 

 

...この「至高の作品」を、どこまで伝えることが出来たのかは分かりませんが、本当に、見るたびに「新たな感想」が生まれ、それを「すべて」伝えきることは「不可能」だと思います。

 

 

少し時間がかかってしまいましたが、本当に、それだけ、「難しいこと」だとも思いました。

 

 

しかし、この私自身にとっても、「大切にしたい作品」であることには変わりはありません。

 

 

 

 

ぜひとも、この「崇高な作品」が、少しでも「多く」の方に見ていただけますように...。

 

 

 

 

ありがとうございました。

 

 

それではまた...。

 

 

(daniel-b=フランス専門)