今回の記事は、前回の記事とも大きな関連性があることから、その「リブログ」としています。
「予告編」です。
1.「日本語吹替版」
2.「日本語字幕版」(オリジナル)
日本語版主題歌、「ウィッシュ~この願い~」を歌うのは、主人公アーシャの声を担当した、ミュージカル女優、生田絵梨花さん(1997-)です。
ディズニー本社(アメリカ)の担当者も、「完璧!!」と、絶賛したということです。
参考記事
「オリジナル版」の「This is Wish」。
ア―シャ役は、やはり「歌手」で「女優」の、アリアナ・デボーズ(1991-)が務めています。
こちらは、「ディズニーランド・パリ」でのライヴ映像とのことで、11月28日に公開されています。
そして「フランス語版」では、オセアヌ・ドゥモンティスがア―シャ役を務めていますが...。
とても「美しい」方ですね(←ま~た始まった...笑)。
「声」も、本当に「美しい」...。
隣りは、「マグニフィコ王」役のランベール・ウィルソン(1958-)。
(ランベール・ウィルソンと聞くと、どうしても、1997年の映画、「恋するシャンソン (on connait la chanson)」を思い出してしまいますが、「似たような役」だけに、とても「興味深い」...。
しかし、それにしても、やはり「26年」も経つと...)
そして、今回も作られました。
「29ヶ国語バージョン」。
映画公式サイト
「アニメ」がテーマの記事一覧。
「ディズニー」のシリーズも、こちらに含まれます。
さて...
12月19日、20日は、こちらの映画、「ウィッシュ (WISH)」(ディズニー「100周年」記念作品)を見て来ました。
まず最初に、「お断り」をしておかなくてはならないのですが、私自身、「初見」の段階では、必ずしも、その「印象」が「良い」というわけではありませんでした。
それは、「同日公開」である映画、「屋根裏のラジャー」(「スタジオポノック」最新作)(今回の記事は、その「リブログ」です)を、「先」に見たことにも関係しているのですが、そのため、一時は、「記事を書く気にはなれないかも...」とまで思い、すでにその旨を、「コメント」でも書いているくらいなのです。
しかし、「ミュージカル」としては大変良く出来ていると思いますし、とても「楽しめる」ことにも違いはありませんから、考え直し、やはり「記事」として、残しておこうと思いました...。
今作の本編上映の前に、やはり「ディズニー100周年」を記念した短編映画、「ワンス・アポン・ア・スタジオ -100年の思い出-」が上映となります(「特別吹替版」)。
それぞれのキャラクタ―が、「公開当時」の画風のまま登場し、「勢揃い」するさまは「圧巻」でもありますが...。
(「アナ雪」神田沙也加さんが、突然世を去ってちょうど「2年」...。
アナはいますが、神田さんがここにいないのは、何とも「寂しい」...)
今作は、「本編映像」、「MV」もいくつか公開されていますから、それをもとに、「ストーリー」を軽くおさらいしておきましょう。
まず「この曲」で、この作品の世界に引き込まれますね。
「ようこそ! ロサス王国へ (Welcome To Rosas)」
こちらが「オリジナル版」です。
「18歳」になった時、この国の「王」にして、「偉大な魔術師」である「マグニフィコ」に、「自分の最も大切な願い」を捧げることで、「どんな願いでも叶えられる」と言われていますが...。
王に「失望」したア―シャは、その夜、森の奥へ行き、夜空の星に願いをかけます。
すると...。
「オリジナル版」より、「I'm A Star "誰もがスター!"」
場面を追うごとに、その「本性」が「むき出し」となっていく「邪悪な王」...。
「無礼者たちへ (This Is The Thanks I Get?)」
「オリジナル版」(クリス・パイン)は、「リリック・ビデオ」(フル)でどうぞ。
「お尋ね者」となってしまったア―シャは、同じく「裏切り者」とされた、親友ダリアたちと合流し、みんなの「願いの玉」を「解放」する作戦を立てますが、そこに何と、「アマヤ王妃」までが現われ、力を貸してくれることに...。
「真実を掲げ (Knowing What I Know Now)」
こちらはやはり、「オリジナル版」の「リリック・ビデオ」となります。
「最初」にも書いている通り、私の「初見」の印象では、実は、「ネガティヴ」な感想の方が多く、「そのこと」ばかり書いてしまうのではないかと思い、記事を書き出すことが出来ずにいました。
「善良王」と思われていた人物が、実はただの「ナルシスト」で、その「力」に溺れ(精神を「支配」され)、「支配欲」しか見えてこず、結局、それが、最後まで覆ることがなかったこと。
そして、そこに見えて来る、「勧善懲悪」とばかりに動き出すスト―リーー...。
これはまさに、「アナ雪」第1作目の図式にも「似ている」と思いますが、この「マグニフィコ王」は、「いかにも悪」という感じであって、「倒すべき対象」としかなっていないところに、「アメリカ的」なものを、やはり感じてしまいましたね。
「アナ雪」の場合は、2019年に公開された「第2作」で、ストーリーをさらに深く掘り下げ、「どうすれば問題は解決出来るのか」をテ―マに掲げ、「堂々の完結」を見せましたが、それこそ、「考えさせられることが多い作品」でもありました。
そのこともあって、「100周年記念作でこれ?」という感想に至ってしまったのです。
もちろん、「屋根裏のラジャー」を先に見たことも、そうした考えを「押し上げる」形となってしまいました。
「屋根裏のラジャー」は、20日、この「WISH (ウィッシュ)」(「字幕版」)を見た後、あらためて見ましたが(「福井コロナシネマワールド」)、やはり、本当に「素晴らしい」作品だと思いましたね。
(この日も、天候は思わしくなかったのですが、「屋根裏のラジャー」を見た後で外へ出てみたら、何と雨は上がり、「虹」がかかってすらいたのです!!
ますます「天気の子」だ...笑)
とは言え、この「WISH (ウィッシュ)」も、もっと「割り切った目」で見れば、とても「楽しめる」作品には違いないと思います。
つまり...
「マグニフィコは邪悪な王」と割り切り、「ぶっ飛んでいる(振り切っている)キャラ」だと思ってしまえば、「オリジナル」のクリス・パイン(1980-)にしても、「日本語版」の福山雅治さん(1969-)にしても、その「怪演ぶり」が「もの凄い」のであって、なかなかに「楽しめる(面白い)」と思いますね(笑)。
それでは、10月30日に行なわれた「生配信イベント」の模様をどうぞ。
生田絵梨花さんが登場し、日本語版主題歌、「ウィッシュ~この願い~」を披露しました。
11月30日の「ジャパンプレミア」はまさに、この作品の「顔」が「勢揃い」しました。
このイベントについての記事(ディズニー公式)。
そして何と何と...
「この作品」が、「こちら」とも「コラボ」していたとは...!!
いよいよ「公開」(12月22日より)だというのに、こちらではついに、「雪」が積もってしまいました...。
まさに「大ピンチ」!!
私は無事、この映画を見に行くことが出来るのでしょうか...。
映画公式サイト
というわけで、無事、書き終えることが出来ました。
ありがとうございました。
それではまた...。
(daniel-b=フランス専門)