今回の記事は、引き続き、映画「すずめの戸締まり」の記事(テ―マは「新海誠監督作品」)として書くことにいたします。
これで「18回目」の「リレー」ということにもなります。
11月3日、東京都内にて行なわれた、初の写真集「はなのいろ」発売記念イベントに登場した原菜乃華さん(2003-)。
8月26日に20歳になったばかりで、まだまだ「初々しさ」も感じられますが、「子役」出身で、「芸歴」としては、実はもう「14年」にもなる、立派な「演技派(実力派)女優」でもあります。
(「お酒」は... まだまだ飲めなくて「当然」だわよ...笑)
表情がとても「生き生き」としていて、「現在の原菜乃華さん」を知るには「ピッタリ」の1冊だと思います..。
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私にとって原菜乃華さんと言えば、やっぱり、何と言っても、映画「すずめの戸締まり」(2022年11月11日公開。新海誠監督作品)...。
何と、劇場公開からももう、ちょうど「1年」ということになりました...。
この「予告編」は、「実際には使われていない音声の宝庫」でもあって、いま見ると、逆に「貴重(新鮮)」かも...。
新海誠監督(1973-)が、「原菜乃華さんの声(の演技)には、豊かな表情が感じられる」と評し(私も、「同じこと」を思いました...)、それが「決め手」となって、「1700人」を超える「オ―ディション」の中から、見事、主人公「岩戸鈴芽」役に選ばれた原菜乃華さん。
それにしても、このような「逸材」を決して「見逃す」ことなく、しっかり「手もとに引き寄せている」新海誠監督は、「さすが」だと思います...。
(その「声」と「演技」に惹かれ、私自身は結局、9月20日からの「おかえり上映」にも3回足を運び、最終的に、「劇場」では「135回(!)」も見たことになりました。
「今年(2023年)」に入ってから見た回数だけでも「104回」と、何と「大台」に乗っています...)
残念ながら、「Blu-ray」にまでは収録されませんでしたが、5月27日の「最後の戸締まり舞台あいさつ」での「公開アフレコ」(「未公開シーン」)では、「ナレーション」でも、その「才能」を感じさせるひと幕となりました。
「東宝」公式。「書き起こし」完全版(*「動画」ではありません!!)
映画公式サイト
公式Twitter(「X」)へも「こちら」から。
「すずめの戸締まり展」もまだまだ続きます。
「名古屋」11月10~27日開催、「浜松」12月13~26日開催、「松本」2024年1月2日~2月12日開催。
その後、「盛岡」でも、2024年3月に開催が予定されています。
「映画公式サイト」より
「新海誠監督作品」がテーマの記事一覧
(旧「君の名は。」テーマの記事も、すべて含まれています)
最近の原菜乃華さんと言えば、やはり、「丸亀製麺」さんのCMですよね。
「秋Ver.」「真夏Ver.」とも、その「メイキング」とともにどうぞ...。
「丸亀製麺」さん公式サイト
そしてこの映画...。
(私自身は、まだ見に行けていません。スミマセン...。
「予告」から見ていたのに...。
もうすぐ、「公開終了」になっちゃうなあ...)
原菜乃華さん、永山瑛太さん(1982-)からも「絶賛」されていましたね...。
(8月31日の「プレミアムイベント」より。
この映画には、伊藤沙莉さんも出演されているので、「ああ、ルミさんも一緒だ...」と、ちょっと思ったりもする...笑)
映画公式サイト
この方も「絶賛」されています。
「モトカ―」様...(もちろん、私も「コメント」しています。「10月12日付け」)。
その原菜乃華さんが、「劇中」においても、「大きな飛躍」を遂げたと思える作品がこちら...。
映画「はらはらなのか。」(2017年4月1日公開)。 *撮影当時12歳!!
何となく、「1980年代の映画」を思わせる「画調」と「スト―リ―」だなあ...。
(松井玲奈さんも、やはり綺麗だ...)
自分が生まれると同時に亡くなった母、マリカ(松本まりか)に憧れ、始めた「女優業」だったが、オ―ディションでも「不合格」続きだった原ナノカ(原菜乃華)...。
ある日、再演される舞台のキャスト募集の「チラシ」を目にしたナノカは、父に内緒で、その「オ―ディション」を受けることを決めたが、それは、13年前に母が出演した舞台だった。
偶然、初演で母の相手役を務めたリナ(松井玲奈)の喫茶店を見つけ、また、転校先の学校では、「スタ―生徒会長」凛(吉田凜音)とも出会い...。
原菜乃華さん自身が2015年に主演した舞台、「まっ透明なAsoべんきょ〜」(当時11歳!!)を「原案」に、その脚本を書いた、「演出家」で「俳優」の粟島瑞丸さん(あわしまずいまろ)(1981-)(本作にも、「本人役」で出演)の「協力」も得て、その舞台に主演するまでの姿を描いた、「ファンタジ―映画」でもある「成長物語」です。
原菜乃華さん自身、「女優になる覚悟が決まった作品」と、この「舞台あいさつ」(2017年3月7日「先行上映会」)でも「明言」しました。
上掲の、「チャラン・ポ・ランタン」ももさん(1993-)のコメント、少し引いたアングルで撮っている映像もありますが、原菜乃華さんのリアクションがまた「カワイイ」...(笑)。
「いいにおいのする映画」(2016年2月6日公開)で、一躍「有名」となった、新進気鋭の監督、酒井麻衣さん(1991-)(!!)。
また、その映画を気に入っていて、このオファーに「大喜び」したという、「本職」の歌手、吉田凜音さん(よしだりんね)(2000-)。
そして当時、酒井監督自身が「その曲」を聴いたことで、「ストーリー」に大きな「影響」を与え、「起用理由」ともなった、松井玲奈さん(1991-)と、チャラン・ポ・ランタン...。
そう、この曲ですね、「シャボン」(2016年4月6日発売)!!
また、吉田凜音さんの、「当時の曲」というのが、こちらですね。
「りんねラップ」(2016年8月26日発売)。
「パ―ティ―アップ」(2017年8月23日発売のアルバム「STAY FOOL!!」より)。
酒井監督は、吉田さんの出演作「女子の事件は大抵、トイレで起こるのだ。」(2015年8月20日公開)で興味を持ち、その後、実際に「ライヴ」を見て、オファーを出したということですから、まさに、「相思相愛」だったことが分かります。
そしてこちらは、「公開初日」である2017年4月1日、松井玲奈さんの「地元」でもある、「名古屋」にて開催された、「舞台あいさつ」の模様です。
「女優になる覚悟が決まった作品」などと、「良い意味」で、「自分を追い込む」という印象のある原菜乃華さん。
この年齢で、こうした人たちと「共演」したということが、一番「大きかった」のではないかと、私は思いましたね。
それがそのまま、「経験」として、「現在」に見事に生きている...。
「すずめの戸締まり」での演技も、本当に、「真」に迫っていましたからね。
この「はらはらなのか」での、「凄絶」なまでの「体当たり演技」を見ていると、あらためて、原菜乃華さんの「覚悟のスゴさ」を感じさせられました。
もう、そのことに「尽きる」と思います。
女優・原菜乃華さんを知ることが出来て本当に良かった。
あらためてそう思います。
ありがとうございました。
それではまた...。
(daniel-b=フランス専門)