「予告編(本予告)」です(2022年12月9日公開)。

 

「特報」は、2022年8月2日に公開されました。

 

 

こちらは、主題歌「The Breakthrough My Century」の「MV」(「名曲」です!!)。

 

主演の越岡裕貴さん(ふぉ~ゆ~)(1986-)、工藤美桜さん(1999-)が歌っています。

 

 

映画版の公開直前、2023年1月14日に公開された、工藤美桜さんのインタビューです。

 

 

「特撮ヒーロー」をやっておきながら、「アクションは苦手」。

 

「ひとり旅をしたい」、「あこがれ(行ってみたい国/街)はパリ」というところは、私とも馬が合いそう...(笑)。

 

いまでもやっぱり、「変わることのない」工藤美桜さんです!!

 

 

 

工藤美桜さんについてはこちらの記事をどうぞ!!

 

 

工藤美桜さんに関する記事は、テーマ「特撮ヒーロー」で分類しています。

 

 

 

 

 

 

映画公式サイト

 

 

映画公式Twitter(X)

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さて...

 

 

かなり遅れてしまって恐縮ですが、今年(2023年)1月20日に公開された(福井では、1月27日公開)、映画「まくをおろすな!」のBlu-ray & DVDが、7月12日に発売となりました。

 

 

昨年夏以降に公開された(見た)映画が、この6月以降に集中して発売となったために、その中で、あらためて見て、「記事」まで書くことが出来た作品は、今までに何と、「かがみの孤城」(2022年12月23日公開/2023年6月28日発売)の「1作品」のみ。

 

 

「ONE PIECE FILM RED」(2022年8月6日公開/2023年6月14日発売)、「スペンサー ダイアナの決意」(2022年10月14日公開/2023年6月23日発売)、そして、こちらも、ようやく発売となった「バブル」(2022年5月13日公開/2023年6月21日発売)も、まだ、見ることすら出来ていません...。

 

 

今作、「まくをおろすな!」もそうした1本でしたが、ようやく、見ることが叶いました!!

 

 

 

そもそも、この作品を知る「きっかけ」となったのは、やはり、福井県内で「唯一」の上映館となる、「福井コロナシネマワールド」へ、当時、「足しげく」通っていたからに他ならず、そこで主演のお二人が写っていた「チラシ」を目にしたからなのですが(「アンテナの張り方」が悪くて、どうもスミマセン...)、「降・積雪の時期」でもありましたので、実際に見ることが出来るかどうかは、本当に、「運次第」でした。

 

 

こちらの記事にも書いています(当時は、本当に、基本、「すずめの戸締まり」の「一択」でした...)。

 

 

 

当時の、その「記録」をいま一度「確認」してみますと、2月1日、「3回連続(!)」で「すずめの戸締まり」を見たその「翌日(2月2日)」に、その「すずめの戸締まり」(「9時20分の回」)の後、「12時5分の回」(「スクリーン6」)に入場していますが、やはり、これが「唯一」ということになっています。

 

 

 

基本、「映画の内容」については、深く「予習」はせずに見るタイプなので、「チラシ」にもあった、「超デラックスミュージカル時代活劇」というくだりを見て、北野武監督(1947-)の映画、「座頭市」(2003年)を、少し、思い浮かべてもしまいましたが...。

 

 

「初見」の印象では、実際の「ミュージカル」風の舞台と、「劇場映画」の「ハイブリッド版」であることはすぐに分かりましたが、それ以上に、「いかにも低予算でハチャメチャ」(スミマセン...)といった、「ネガティヴな印象」の方が先に立ってしまったことは、今さら「否定」はしません。

 

 

ただ、今回、やはり「特典映像」として収録されている、この映画公開に先駆けて行なわれた、「舞台公演(「まくをおろすな! LIVE」)」の「ダイジェスト映像」、「メイキング映像」(「ボーナスディスク1」に収録)を先に見てみたところ、その「良さ」が、遅まきながらも「分かった」ようにも感じられ、その「印象」も、かなり、「変わった」と思います。

 

 

その公演は、映画公開直前に、「日テレプラス」でも放送されたようですね...。

 

 

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今作「まくをおろすな!」は、もともとは、「殺陣」を得意とする演劇ユニット、「30-DELUX」(2002年結成)が、2019年に上演した舞台、「のべつまくなし」(「脚本・演出」米山和仁)、そしてそれを「バージョンアップ」した、翌2020年の再演版、「のべつまくなし・改」をベースに、「劇場映画」用にさらに「パワーアップ」して臨んだというもので、言ってみれば、この「30-DELUX」の「代表作」とも言い得るものです。

 

 

https://natalie.mu/stage/news/350393(「のべつまくなし・改」についての記事)

 

 

 

「主宰」である清水順二さん(1972-)は、自らも「俳優」として、「劇中に登場」するだけではなく、今作では何と、「映画監督デビュー作」でもあるということですが、「外部出演」も多く、また、多くの作品で、「殺陣師」としても活躍しているということから、本当に、「マルチな才能の持ち主」の方だと思います(「30-DELUX」公式サイトを参照)。

 

 

「舞台版」でも「音楽」を担当していた杉山正明さん(1956-)から、「映画化」を強く勧められ、「決断」したことが、その「始まり」だということですが、そこで「合流」された、「映画版」の脚本家、竹内清人さん(1968-)とも「馬が合った」ようで、「それが一番だった」のではないかとも思いましたね。

 

 

 

その、今作(「映画版」)の主人公、「ブン太」(実在の人物「紀伊国屋文左衛門」)役を演じるのは、何と、今回が「映画初出演にして初主演」という、越岡裕貴さん(1986-)!!

 

 

「12歳」の時から「ジャニーズ」の所属で、2011年からは、アイドルグループ「ふぉ~ゆ~」のメンバーでもあるということですが、どちらかと言えば、「舞台」で「経験」を積み、「活躍」をされて来た方なので、一般には、あまりなじみが「ない」のかも知れません...。

 

 

そんな、「場数」を多く踏んでいる越岡さんでも、やはり「新たな学びがあった」と話す、今回の「映画初出演(初主演)」...。

 

 

その「キレの良い」、抜群の「演技」、「殺陣」には、たしかに「惹かれる」ものがあり、「経験の豊富さ(実力)」を感じさせて、「さすが」だとも思いましたね。

 

 

 

今作では何と、「ほぼすべて」の登場人物が「実在の人物(実名)」であり、しかも、「ベース」となっているストーリーもあの「忠臣蔵」なのですが、先にも書いている通り、ホント「ハチャメチャ」で、まさに、「新解釈(新感覚)過ぎるやろ、それ~」な感じです...(笑)。

 

 

 

また、今作の「ヒロイン(!)」という位置付けがなされている、「モン太」(「近松門左衛門」)役を演じているのが工藤美桜さん(1999-)ですが、最初は、(「女性」であることを「隠す」ための)「男装」という設定なのかとも思いましたが、(隠しもしない、)本当に「女性」だということで、これもまさに、「新解釈(新感覚)時代劇あるある~」な感じでしたね(笑)。

 

 

(一番「ビックリ」だった「設定」は、ほかでもない、清水順二監督自身が演じられた、「浅野内匠頭長矩」と、岸谷五朗さんの演じられた、「吉良上野介義央」の「関係」でしたが...)

 

 

「仮面ライダー」、「スーパー戦隊」の両シリーズで「ヒロイン」を演じていながら、いまだに、「アクションは苦手」だと話す工藤美桜さんですが、なかなかどうして、脚本の竹内さんをはじめとして、みなさん、「絶賛」されていますよ!!

 

 

「近松門左衛門」(1653-1725)と言えば、「人形浄瑠璃・文楽(または「歌舞伎」)」の名作、「曽根崎心中」(1703)でも知られていますが、今作はまさに、それを逆手に取って、うまく、物語の中に「組み込んでいる」と思いましたね。

 

 

また、近松門左衛門は、現在の「福井市」、もしくは、「鯖江市立待地区」の出身と言われていて、今年5月6日には、鯖江市の「立待公民館」に、その「生誕370周年」を盛り上げるべく、地元、「近松の里」を紹介する「巨大マップ」も登場したということです(地元紙「福井新聞」の記事から)。

 

 

そうこうしているうちに、「没後300年」ももう、「再来年」ということになりますね...。

 

 

 

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...「戦国の世」は終わったものの、「江戸時代」となって間もなく、人々の「貧富の差」は「広がる」ばかり...。

 

 

幕政に不満を持つ軍学者・由井小雪は、その「懐刀」である「雪斬り六人衆」とともに謀反を起こすが、「南町奉行」、大岡越前守忠相(演:原嘉孝)、諸国を巡って「情報収集」をしていた「俳人」、松尾芭蕉(!)(演:竹中直人)、側用人の柳沢吉保(演:坂元健児)らによって退けられてしまう...。

 

 

10年後、五代将軍徳川綱吉の時代、新吉原の茜楼で、遊女と若者が「心中事件」を起こしたが、そこへ「ブン太」が現われて、素早く、その「後始末」を請け負う。

 

 

しかし実際には、ブン太は「心中コーディネーター」を名乗り、心中を装って、「カップル」(特に、遊女の「足抜け」)の「手助け」をしていたのだ。

 

 

その「筋書き」を書くのは、自らが書いた「芝居」のため、「心中ブーム」が起こってしまい、追われるようにして江戸へとやって来た「モン太」。

 

 

ブン太とモン太は、どっぐかふぇ「いずもや」で、芸人・犬屋敷朗府(演:室龍太)らと交流を深めていたが、「アルバイト(!)」に来た「ヤスベー」(笑)こと堀部安兵衛(演:寺西拓人)が実は「赤穂浪士」で、先の「江戸城」での事件で、吉良上野介義央(演:岸谷五朗)への「仇討ち」を目論んでいることを知ることに...。

 

 

筆頭家老・大石内蔵助(演:田中精)が止めても、赤穂浪士たちの「仇討ち」の気勢は高まるばかり。

 

 

そこでブン太は、モン太とともに一計を案じ、「誰の命も落とさずに仇討ちを成功させる」という「大芝居」を打つことに...。

 

 

計画は「成功」したかに思われたが、その裏で、さらに大きな「陰謀」に巻き込まれることになり、思いもよらなかった、ブン太の「秘密」が明らかになっていく...。

 

 

 

というのが、大まかなストーリー...。

 

 

 

いかにも「舞台演劇」的な筋書きで、「映画化」しても、その「特徴」ははっきりと表れているので、それが、見る人によって、「好き嫌い」が分かれるところでもあるのでしょう。

 

 

しかし、一度「ハマる」と、このように、次から次へと「興味」が湧いて来て、このような「記事」にまで、「仕上がって」しまうという...。

 

 

 

「最初の最初」は、本当に、ほとんど工藤美桜さんだけを「目当て」に見に行ったようなものですから...!!

 

 

 

そしてまた、そこで、そのまま「終わらなかった」ことこそが「幸い」...。

 

 

ここまで「付き合った」ことで、さらに、「世界が広がった」という印象です。

 

 

何ごとも、簡単に「あきらめない」、「投げ出さない」ことが、一番「大事」...。

 

 

 

「続編」の制作を、私も、「全面的に支持」いたします!! (みなさまもぜひ!!)

 

 

 

 

ここでいま一度...

 

 

 

 

人生の幕はぁ~

 

自分でおろしちゃいけねぇぜ!

 

 

(チャンチャン!!...笑)

 

 

 

 

ありがとうございました。

 

 

それではまた...。

 

 

(daniel-b=フランス専門)