今回の記事は、バルバラ(1930-97)の、「没後20周年」を記念して書いた記事(シリーズ)を、「リブログ」して書いています(「曲詳細」は、この、「元の記事」もどうぞご覧ください...)。

 

こちらが、「オリジナル録音」です(1972年録音/同年11月15日発売)。

 

 

「オリジナル盤」の、「CD復刻盤」です。

 

 

こちらは、最新の「大全集」です...(ちょっと「手が出ない」かも...)。

 

 

こちらが、「前回」の「大全集」。

 

こちらは、いわゆる、「文庫版の全集」です。

 

 

この曲の「詩」は、こちらの「全詞集」にも掲載されています(書籍)。

 

 

 

この曲を、最初に掲載した記事

 

 

(「バルバラ」がテーマの)これまでの記事

 

 

(参考)こちらは、私が「参考」としている「ファンサイト」です。

http://www.passion-barbara.net/

 

 

 

さて...

 

 

「今月」は、その「スケジュールの都合」により、少し「簡略」に、「こまめ」に記事を上げていこうかとも思います。

 

 

それにともない、「これまでに書けなかった記事」も含めて、よりバラエティ豊かに書いてみたいと思いますが、「今回」のように、「新しいフォロワーのみなさま」のために、「振り返り」で書いて行きたいとも思っています。

 

 

 

どうぞよろしくお願いいたします...。

 

 

 

フランスを代表する「偉大な女性歌手」、バルバラ(1930-97, 本名モニック・セール)は、「自作曲」を中心に、数多くの「名曲」を発表し、その「後半生」では、もっぱら、「ライヴ」で「新曲」を発表していました。

 

 

 

今回のこの曲、「printemps "春"」は、1972年11月発表の傑作アルバム、「amours incestueuses "不倫"」の中の1曲です。

 

 

この作品は、ルイ・アラゴン(1897-1982)らと並ぶ大詩人、ポール・エリュアール(1895-1952)の詩にバルバラが曲を付けたものですが(晩年である、1951年の詩画集、「le phenix "不死鳥"」からの一編で、1948年のメキシコでの会議の際に知り合い、後に結婚した女性、ドミニク・ルモールに捧げられたものです)、バルバラのその「鋭敏」な感覚は、この詩の中の「厳しい冬」を見逃しませんでした。

 

 

ですから、最終節の「説得力」もこの上ないものがあります...。

 

 

「オリジナルの詩」は、「男性」であるエリュアールの視点で書かれていますので、下に挙げている、実際にバルバラが歌った歌詞とは、若干違っている箇所があります。

 

 

(文中の「je, moi/tu, toi(私/あなた)」が「逆」となっていますが、このような「変更」は、エディット・ピアフや、イヴ・モンタンが歌った、「la vie en rose "バラ色の人生"」での例が大変「有名」で、「シャンソン」の世界では、「よく見られる現象のひとつ」でもあります)

 

 

 

それでは、その、「printemps」の歌詞を、以下に載せておくことにいたしましょう。

 

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

それではまた...。

 

 

 

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printemps  春  (ポール・エリュアールの詩による)

 

il y a sur la plage quelques flaques d'eau
il y a dans les bois des arbres fous d'oiseaux
la neige fond dans la montagne
les branches des pommiers brillent de tant de fleurs
que le pale soleil recule

 

浜辺にはいくつかの水たまり
森では、鳥たちが木々と戯れる
山の雪も溶けて
リンゴの木の枝もたくさんの花で輝き
青白い太陽は後ずさる

 

c'est par un soir d'hiver
dans un monde tres dur
que tu vis ce printemps
pres de moi, l'innocente
il n'y a pas de nuit pour nous
rien de ce qui perit n'a de prise sur moi
mais je ne veux pas avoir froid

 

それはある冬の夜のこと

とても厳しい世界で
あなたが、そんな「春」を見たのは
私のそばで、「無邪気」に...
私たちのための「夜」などありはしない
「滅びゆくもの」は、私にとっては「重要」ではない
でも、私は、「寒さ」に震えていたくはない

 

notre printemps est un printemps qui a raison
notre printemps est un printemps qui a raison
notre printemps est un printemps qui a raison
notre printemps est un printemps qui a raison

 

「私たち」の春は、「理由」のある春...
「私たち」の春は、「本当」の春...
「私たち」の春は、「理由」のある春...
「私たち」の春は、「本当」の春...

 

(daniel-b=フランス専門)