「君を愛したひとりの僕へ」(「君愛」)の「本予告」です。

 

こちらは、その「特別映像」...。

 

「君愛」の主題歌/挿入歌は、Saucy Dog(サウシー・ドッグ)の担当です。

 

 

こちらが「原作」です。

 

 

 

続いて、「僕が愛したすべての君へ」(「僕愛」)の「本予告」。

 

そして、その「特別映像」...。

 

「僕愛」の主題歌/挿入歌は、須田景凪さん(すだけいな)(1993-)の担当です。

 

 

こちらが「原作」です。

 

 

 

こちらは、「2作品合同」の「本予告」となります。

 

 

こちらは、両作の「スピンオフ作品」となる最新刊、「僕が君の名前を呼ぶから」。

 

 

こちらは、両作のヒロイン、「君愛・佐藤栞」役の蒔田彩珠さん(まきたあじゅ)(2002-)、「僕愛・瀧川和音」役の橋本愛さん(1996-)に、お笑いコンビ、「相席スタート」の、山﨑ケイさん(1982-)、山添寛さん(やまぞえかん)(1985-)を交えて行なわれた、「公開直前座談会」(10月5日)の模様です。

 

こちらは、10月8日の「公開記念舞台あいさつ」の模様です(2種)。

 

 

映画公式サイト

 

 

 

というわけで...

 

 

遅ればせながら見て来ました、「君愛(君を愛したひとりの僕へ)」、「僕愛(僕が愛したすべての君へ)」!!

 

 

「7日」の公開ですから、早くしないと、「2作連続して見る」ことが出来なくなってしまいます。

 

 

そこでまず、「19日水曜日」は、「アレックスシネマ鯖江」にて、「A」→「B」→「A」の形で、また、「21日金曜日」は、「テアトルサンク」にて、「B」→「A」の形で見てみました。

 

 

 

この作品は、2016年6月23日に、「2冊同時刊行」となった、乙野四方字さん(おとのよもじ)(1981-)の同名小説(早川書房刊)が「原作」で(2022年8月10日には、両作のスピンオフ作品「僕が君の名前を呼ぶから」も刊行)、今回の「映画化」にあたっては、

 

 

 

「見る順番で結末が大きく変わるふたつのラブストーリー」

 

 

という「キャッチコピー」も登場し、その点に、まず「興味」を惹かれました。

 

 

「SFに強い」早川書房さんから刊行されていることもあり、「単なるラブストーリー」では「絶対ないゾ」とは思っていましたが、やはり「その通り」...。

 

 

「見る順番で結末が大きく変わる」ということは、「サウンドノベル」とも呼ばれた、チュンソフトさんの名作ゲーム、「街」(1998年セガサターン/1999年プレイステーション他)のような、「ザッピング」(シナリオ間の「移動」)、「マルチフラグメント」(ある主人公の「選択」が、他の主人公の「ストーリー展開」に「影響」を及ぼすシステム)といった「要素」があるのかと想像してもいましたが、それは、「当たらずも遠からず」...。

 

 

何と、制作した「会社」と「スタッフ」は、それぞれ「別」であるにもかかわらず、「共通するシーン」をはさみこむことで、その進行は見事に「統一」され、「複雑」な「SF的要素」は数多くあるものの、「別の視点から見た同じストーリー」であるとも、ある意味では「言える」と思います。

 

 

というのも、このストーリーは、「主人公」である「暦(こよみ)」(CV:宮崎氷魚)が、幼い頃に「離婚」した「父母」の、その「どちら」について行ったかという「選択」から始まった、「パラレルワールド」に関する話でもあるわけで、何と、先述のような、「(主人公の「体質」によるものも「大きい」と思われる)ザッピング」といったシーンすら、見ることが出来るのです。

 

 

その「主な舞台」ともなっている、「虚質科学研究所」では、「パラレルワールド(並行世界)」が「実証」され、その「現象」や、「移動」に関する「研究」も行なわれていることから、「難しい用語」や、「説明的なセリフ」が多くて「分かりにくい」ところもあるかとは思いますが(特に、「僕愛」で、私はそう感じました...)、「一方の結末」を、「もう一方の結末」が、「相互に補完」するといった形になっているため、

 

 

「見る順番で結末が大きく変わる」

 

 

というのは、つまりは、「そのこと」を指しているのかとも、言えると思いますね。

 

 

とは言っても、この「2作品」を、必ず「同時」に見る必要はまったくなく、それぞれに「感動」出来ると思いますが、その点、私の「最初の選択」は...「大正解」...!!

 

 

 

本当に、「単独」で見ていても、「胸が締め付けられる」くらいの、大変「切ない」、「純愛ラブストーリー」でした...。

 

 

 

その「劇中」で出て来たセリフが、実際に、「もう一方の劇中」で出て来た時には...。

 

 

「逆の順」で見ると、もちろん、「人物の設定」などはまるで「異なって」いて、「視点」も「展開」も「違う」とは思うものの、それでもやはり、「たどり着いた先」は、本当に、「感動的なラスト」になっていたと思いましたね...。

 

 

 

私が「好き」だと思った作品は、「超有名劇団」の、「あのシリーズ(の作品)」に「似ている」とも思いましたが、何でも「比較」してしまうのはよくありませんね。

 

 

そんなことよりも、まず、「今見ている作品をしっかり見る」ことこそが「大切」です...。

 

 

本当に、特に、「この作品」にほれ込みました...。

 

 

「劇場」の「上映スケジュール」という「都合」も、たしかにありはしましたが、まずは、「こちら」から見ることが出来て、本当に「幸い」でした...。

 

 

...その、「(私にとっての)作品A」というのは...

 

 

 

 

「君を愛したひとりの僕へ」

 

 

 

です!!

 

 

この作品は、本当に、「単独」でも「繰り返し見たい」と思いました。

 

 

もちろん、「僕が愛したすべての君へ」も良かったのですが、一部、やや「理解が追いつかなかった場面」もあったかな...(でも、それも、「繰り返し見る」ことで、「解消」されると思います...)。

 

 

 

今作は、「大胆」にも、「本編映像」も数多く「公開」されていますが...。

 

 

ああ...「ここ」って、「重要なキーポイント」となるシーンのひとつですよね...(涙)。

 

 

 

両作品とも、「主な舞台」となっているのは「大分市」で、「実在の地名」、「風景」が、本当に「リアル」に登場します(原作者の乙野四方字さんが「大分県出身」のため)。

 

 

私が実際に「大分市」を訪れたのは、「2000年2月」のことで、やや「急ぎ足」の「九州一周旅行」の際、「熊本」、「鹿児島」、「宮崎」とまわって、「最後」に訪れた「県庁所在都市」が、この「大分」でした。

 

 

「駅前一帯」を「散策」したのですが、さすがに、その「記憶」もちょっと、「薄れて」来ましたかね...もう「20年以上」も「前」のことですから...(もう一度行けばあるいは...)。

 

 

最初、「昭和通り」と聴いた時には、「東京・秋葉原」の「昭和通り口」を思い出してしまいました...(「大分市民」のみなさん、「大分県民」のみなさん、まことに、申し訳ございません...)。

 

 

 

...しかし本当に、「この秋」は、「大変なこと」になりましたよ...!!

 

 

「スペンサー ダイアナの決意」も「これから」だし...(まだ見ていない...!!)。

 

 

それに、「こちらの作品」も、ついに、「11月11日公開」です!!

 

 

「すずめの戸締り」(新海誠監督作品)。

 

 

映画公式サイト

 

 

 

今回の記事は、「ネタバレ」しないように気を付けながら、一方で、「抑えられない感情」をもとにして書いたので、ちょっと「雑然」とした感想になってしまったとは思いますが...

 

 

 

それでも、「こう」書くしかないでしょう...!!

 

 

 

この映画も、「リピート必至」です...。

 

 

 

ありがとうございました。

 

 

それではまた...。

 

 

(daniel-b=フランス専門)