こちらが、昨年秋、「劇場」にて最初に見た「特報」....。

 

 

この「インパクト」!!

 

 

これだけで「見たい!!」と思わせた制作スタッフは、本当に、「これ以上はない」くらい「優秀」...。

 

まさに、「称賛」に値します。ブラヴォー!! (笑)

 

こちらが「本予告」。

テレビでも、民放の「番組スポンサー」となって「PR」し続けたところがまた「○」。

 

「公開直前」に、「ファイナルトレーラー」も発表されました。

 

 

こちらは、「シリアーティ教授」役を務められた、福山雅治さん(1969-)のプロデュースにより、「大人っぽいアレンジ」に生まれ変わった、主題歌「ププッとフムッとかいけつダンス」。

 

「テレビ版」に引き続き、伊勢大貴さん(いせだいき)(1991-)が歌っていますが、「ギター」は、福山雅治さん自身が弾いているということです。

 

こちらが「オリジナル」です(編曲:高木洋)。

 

 

映画公式サイト

 

アニメ公式サイト(NHK)

 

「ポプラ社」公式サイト(「児童書」/「絵本」)

 

 

さて...。

 

 

23日水曜日は、この映画を見に行って来ました(アレックスシネマ鯖江「シネマ6」。10時ちょうどの回)。

 

 

18日の「公開初日」には行くことが出来ず、本当は、21日の月曜日にも見に行ったのですが、「夜勤後(連チャン中)」のため、「疲れ」が出てしまい、ほとんど、「見たとは言えない」ありさまであったので、今回のこの「テイク2」を待って、記事を書くことにしました(昨年秋の「トロプリ」の映画では、「とんだ大恥」をかきましたからね。今回は「慎重」に...)。

 

 

今回のこの映画の「おしりたんてい」とは、「トロル」名義の原作者による、「絵本/児童書」のシリーズ(2012年。この前年に、「スマホアプリ」として登場したのが「最初」)が、何と、「NHK Eテレ」によって「テレビアニメ化」(2018年)された作品の、その「主人公」のことです。

 

 

また、「トロル」とは、「原作」担当の田中陽子さん(1976-, 「同姓同名」の「元アイドル」とは「別」の方です)と、「作画」担当の深澤将秀さん(1981-)のコンビの「ペンネーム」だということです。

 

 

「テレビシリーズ」も、すでに「第5期」まで作られているという「人気作」で、「映画」も、「短編」ながら、すでに「3作」作られているのですが、「今回」は、「初の長編」ということで、その「気合い入りまくり」な様子は、「映画本編」からももちろん感じられたほか、「事前」の「広報活動」も「スゴイ」と感じました...。

 

 

(何しろ、「テレビシリーズ」を見たことすらない「私」でさえ、「見に行きたい!!」と思わせたほどですから...。

 

もちろん、「キャラクター」自体は、知ってはいましたが...)

 

 

それでは、まず、この「2種類」の動画で、「キャラクター」を「チェック」してみてください...(笑)。

 

こちらは、「前作」の映画、「スフーレ島のひみつ」(2021年8月13日公開)の「予告編」です。

 

 

今回の「ゲスト声優」が何と!!

 

 

あの福山雅治さん(1969-)ということでも「特筆」出来る、この「シリアーティ」...。

 

 

そして、「シャーロック・ホームズ」のファンの方でしたら、すぐに「ピンッ」と来ますよね。

 

 

そう、あの「ジェームズ・モリアーティ教授」を、「設定」もろとも、そのまま「パロった」(「パクった」?...笑)、「悪党」どもをまとめ上げ、「狙った獲物は逃さない」という、まさに「最強の敵」...。

 

 

「光と闇...どちらが上(強い)か」という、「永遠の命題」を突きつける「シリアーティ」...。

 

 

「見た目」は「変○仮面」(笑)を思い出させ、「もっとリアル」にすると、「もっともっとコワい(アブナい)!!」という....

 

 

「実写化はまずムリ!!」というくらいの、その「強烈なキャラクター・デザイン」が!! ...(爆)

 

 

しかし、福山さんは、至って「大マジメ」に演じてもいらっしゃる!!

 

 

これは...「スゴイこと」ですよ...。

 

参考記事

 

 
こちらは、「主題歌」についての記事です。

https://natalie.mu/eiga/news/467938

 

 

 

 

もともとの「対象年齢」が、「絵本」で「3~5歳向け」、「児童書」で「小学校低学年向け」ということですから、ずいぶんと「思い切った」ものだとも思いますが、この「70分」という上映時間は、つまりは、「プリキュアシリーズ」と「同じレベル」だということです(「プリキュア」は、「大友」も多いですが...)。

 

 

「児童を対象とした作品」ということは確かに感じますが、先述のように、「シリアーティ」のその「手口」や、それに対する「おしりたんてい」側の「対応」、そして、「ネタバレ」は出来ませんけれども、「クライマックス」の構築の手法に関して言えば、「推理(謎解き)もの」として、「大人」でも「満足」出来る仕上がりになっていたことに、正直、「驚き」を隠せません。

 

 

もちろん、「あの二人の直接対決」ですから、「別の意味でのインパクト」は、確かに感じられますけどね...(笑)。

 

 

今作の「もう一人のゲスト」、「国際警察ワンターポール捜査官 オードリー」(CV:園崎未恵)もまた、「ゲストキャラあるある」の「楽しい」キャラ。
 
 
「カッコイイ」ようで、どこか「抜けて」いて、「決まらない」...。
 
 
そうしたところも、ひとつの「スパイス」のように働いて、「絶妙な味」を出しているようにも思いました。

 

 

 

さて、その「肝心」の「おしりたんてい」は、三瓶由布子さん(1986-)が声を入れていますが、ちょうど1年前、「この作品」にも出演されていたことを憶えていますか?

 

 

そう!!

 

映画「ヒーリングっど プリキュア ゆめのまちでキュン! っとGoGo! 大変身!! 」(2021年3月20日公開)ですね....。

 

 

「まさかまさかの共演」となった、「Yes! プリキュア5 GoGo!」チーム...(2007年、2008年の、「連続2期放送」)。

 

その「主人公」、「キュアドリーム(夢原のぞみ)」役として、「出演」されていました!!


​​

 

(「リンク」のため、「別ウィンドウ」が開きます)

 

 

映画「ヒーリングっど プリキュア」についての記事

 

 

 

そして、「助手」である、「ブラウン」の声を入れている齋藤彩夏さん(1988-)と言えば...。

 

 

 

 

 

そう、「魔法つかいプリキュア!」(2016)にて、「モフルン」を演じていた方ですね!!

 

 

2019年9月に行なわれた、「全プリキュア大投票」(NHK-BSプレミアム)では、「キャラクター部門(プリキュア以外) 第1位」を「獲得」してもいます!!

 

 

 

また、今回、「劇伴(音楽)」を担当された高木洋さん(1976-)も、その「魔法つかいプリキュア!」など、「プリキュアシリーズ」の音楽を手がけた作曲家のひとりでもあります。

 

 

「そうしたこと」で、ついつい、「つながり」を感じてもしまうのですが、さて、どうでしょうか...。

 

​​​​​​

 

​​​23日は、「15分待ち」で、続けて、「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ) 2021」(3月4日公開)も、あわせて見てきました(「7回目」)。

 

 

まあ...

 

 

こちらこそ、「(今の)大人が見るべき作品」だと思いますね。

 

 

とても「重量感」があって、時には、「重苦しい」ようにも私は感じたのですが、それは、「展開」が、あまりにも「リアル」に描かれているからでもあります...(劇中の「パピくん(大統領)」が、まるで、現実世界の「ゼレンスキー大統領」にすら見える...)。

 

 

「端的な例」として挙げるならば、「最後のクライマックス」にて、ジャイアンに「全面降伏」を申し出た、「PCIA」の敵指揮官・ドラコルル長官(CV:諏訪部順一)が、「部下は、全員無事に艦から降ろしてほしい」と願い出たところ、ドラえもんが、「全隊員の安全を保証しよう」と発言したことは、ちゃんと、「ジュネーブ条約」(1949年8月の、「捕虜待遇」に関する「第三条約」)にのっとってもいることなのです。

 

 

1985年の「オリジナル版」に比べて、「ドラコルル長官」が「人間的」に描かれているところも、「リアル」だと感じました。

 

 

また、その前の「戦闘シーン」でも、「住民は、すでにそこにはいない」、「戦う相手は無人機」とも、劇中で「説明」されているのです...。

 

 

映画ドラえもん「のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ) 2021」についての記事

 

 

 

このように、「人命を(自然を/動物を)大事にするように描いている」のは、「バトルものが多い」とも言われる「日本のマンガ文化(アニメ/特撮を含む)」において、「世界に誇れる、優れた表現方法」だとも、私は思っています。

 

 

「こうした考え方」こそ、「ノーベル賞」に「推薦」されるべきです。

 

 

「日本」が、先の「敗戦」という経験から学んだ、そうした、「思いやりの精神」が、「低年齢層向け」のアニメにまで「反映」されていることから、「情操教育」にも、しっかり「役立てられている」のだと思います。

 

 

そうした意味で、本当に「レベル」が高く、「世界」にも誇れる...。

 

 

ゼレンスキー大統領の今回の「演説」でも、まさに、「そのこと」を言っていたのではなかったでしょうか...。

 

 

だからこそ、「私たち自身」が、「その文化」を、「大切に守っていかねばならない」。

 

 

そんなことも、ちょっと考えたりしました...。

 

 

ありがとうございました。

 

 

それではまた...。

 

 

(daniel-b=フランス専門)