今回の記事は、「劇場公開時」の記事を「リブログ」して書いています。

 

「予告編」です。

 

11月10日に発売されたBlu-rayにも収録されている、「TV-Spot」を拾ってみました...。

 

こちらは、本作がよく分かる「メイキング映像」です。

 

「アクショントレーニング」に特化した「メイキング映像」もあります。

 

こちらは、「Blu-ray & DVD発売」の「予告編」です。

 

 

 

 

 

こちらは、「最終章」の「前編」に当たる、「The Final」のBlu-rayです(10月13日発売)。

 

 

今作の「主題歌」も、もちろん「ONE OK ROCK」。

「Broken Heart of Gold(Japanese Version)」の「公式MV」です!!

 

 

 

こちらは、「The Final」と合わせ、いくつかの「舞台あいさつイベント」の模様を「編集」したものですが、そのために、「両作品」間での、「キャストからキャストへの質問とその答え」も「分かりやすく」なっています。

 

こちらは、公開に先立ち、行なわれた、「記念配信イベント」(3月24日)の模様です(完全版)。

 

「10周年記念イベント」(5月17日配信)も、「アーカイブ」にて、現在でも視聴が「可能」です。

 

 

映画公式サイト(「The Final」/「The Beginning」合同)

 

「The Final」 Blu-ray発売の記事(こちらも、「劇場公開時」の記事の「リブログ」です)。

 

 

 

さて...。

 

 

「2ヶ月」もの間、映画「トロピカル~ジュ! プリキュア」にかかりっきりだったこともあって、今回の記事公開に、「大幅な遅延」が発生したことをお詫び申し上げます。

 

 

とは言うものの、現在の「このタイミング」で、あらためて、「しっかり」と見ることが出来て、かえって「良かった」とも思います(Blu-rayの「発売日」は、「11月10日」でした...)。

 

 

「新型コロナウイルス禍」による「公開延期」(本来の公開日は、2020年8月7日)を乗り越え、本年6月4日に「公開」となった、映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」は、「連続公開」となった「前作」、「るろうに剣心 最終章 The Final」(4月23日公開。こちらも、本来の公開日は、2020年7月3日)と「対になる作品」であり、「The Final」が、文字通り、ストーリーの「終わり(最終地点)」となるのに対し、「The Beginning」は、その「始まり(出発地点)」を示す作品であると言えます。

 

 

「The Final」では、「義弟」である雪代縁(ゆきしろえにし)(演:新田真剣佑)が、結果として、姉の巴(ともえ)(演:有村架純)を「斬殺」してしまった緋村剣心(演:佐藤健)に恨みを持ち、その「復讐」として、「剣心に近い人々を狙う」というストーリーでした。

 

この「The Final」のベースとして、「バックグラウンド」にあったストーリーが、今回の「The Beginning」でもあるのですが、「The Final」では、「象徴的」に、その「断片」が登場するだけで、やはり、その「見どころ」は、「アクション」に重きが置かれていたとも思います。

 

しかしながら、もちろん、その「アクション」を超えた、「人間ドラマ」こそが、「るろうに剣心」というシリーズの「本質」であるとも思いますから、

 

 

「あんなつらそうな剣心、初めて見た...」

 

 

という、神谷薫(演:武井咲)のセリフが、「すべてを言い表していた」とも感じます。

 

 

その「The Final」と、ほぼ「同時進行」で撮影が進められていたという、今回の「The Beginning」...。

 

 

本当に、ただただ「スゴイ」のひと言です!!

 

 

 

「幕末」の「動乱の世」に、「新時代」のために、「討幕派」桂小五郎(後の「木戸孝允」 *「実在の人物」)(1833-77)(演:高橋一生)のもとで、「幕府の要人」を「暗殺」する「人斬り」として働くことになった、「緋村剣心(幼名「心太」)」。

 

 

「抜刀術」を極めたその「強さ」、「冷徹さ」から、「人斬り抜刀斎」と恐れられた剣心は、ある日、「巴」と名乗る女性と出会ったことで、その「人生観」が、大きく、「変わっていく」こととなったのですが...。

 

 

その「描かれ方」は、「大河ドラマ」にも匹敵するような「内容の濃さ」で、それを、「約2時間20分」で描き切るというのですから、ものすごく、「凝縮」された印象もありました。

 

また、「幕末の実話」の中で繰り広げられる「フィクション」ではありますが、見ていて、本当に胸が「つらくなる」ほどの、とても「切ない」物語でもあり、現在の、この、「外に雪の積もった状況」の中で見ていると、「勝手な思い込み」ではありますが、妙に「ハマる」というか、さらにその「心情」が伝わって来るというか、「共感が増す」というか...。

 

ちょっと、「言葉では説明しきれないもの」があるかも知れませんね...。

 

 

いずれにせよ、「この後の物語」(「具体的」に言えば、「シリーズ第1作」)で剣心が口にする、

 

 

「不殺(ころさず)の誓い...逆刃刀だ...」

 

 

が、「これほどの重さ」を「背負っている」セリフだということが、あらためて「実感」出来るほどの、「秀逸な描写」だったと思います。

 

 

そして、その「頬の十字傷の謎」も...。

 

 

まさに、「時代が生んだ」としか言いようがない、その「悲劇」の「全貌」が描かれているのが「今作」なのですが、映画本編の映像「そのもの」からも感じられる、「まったく妥協のない」、その「厳しい制作姿勢」からは、まさに、その、「究極の高み」を見せつけられたような印象を受けました。

 

 

実際に、その「制作現場」の様子を見てみると、「素人」には、まったく「入り込める余地のない」領域であることも分かり、あらためて、「プロの凄さ」を感じさせられることにもなりました...。

 

 

「最終作で最高傑作」というのは、まったく「その通り」で、「偽りのないこと」だと思います。

 

 

「映画ファン」であるならば、「絶対に見ておくべき作品」でしょう...。

 

 

 

「映像美」、「アクション」、「人間ドラマ」、そしてもちろん、その「演技」...。

 

 

その「どれ」を取ってみても「完璧」であり、

 

 

本当に、

 

 

 

「脱帽!!」

 

 

 

...これしか言うことありませんね...。

 

 

 

また、「興味深かったこと」と言えば、やはり、「新撰組」の描かれ方ですね。

 

 

後に、剣心の「ライバル」ながらも、「孤高な立ち位置」で「協力」をもしている、「新撰組」の「斎藤一(藤田五郎)」(1844-1915)(演:江口洋介)も「実在の人物」ですが、この「新撰組」、「ネット」での書き込み(「評価」)を見ていると、「警察が雇った、ならず者集団」などという意見が非常に「多く」見られることも「事実」です。

 

今回の映画では、「その点」を「重視」して描かれたのでしょうか、本当に、「悪の組織」すら感じさせるイメージで、「印象が変わった」、「面白い」と思ったポイントでもありました。

 

 

「戊辰戦争」の初戦、「京都・鳥羽伏見の戦い」(「慶応4年(1868年)1月」)を最後に、刀を捨てた「人斬り抜刀斎」...。

 

 

彼が再び姿を現わすのは、その「10年後」のこと..。

 

 

この作品の「結末」は、そのまま、「第1作」(2012年8月25日公開)の「始まり」にもつながるのであり、ここから、「再び」、「第1作」を見てみるのも「一興」だと思います。

 

 

その「第1作」の予告編です...(リバイバル上映「特別予告編」)。

 

 

 

 

「10年」...。

 

 

その「第1作」からも「10年」です...。

 

 

今年(2021年)、「堂々の完結」を迎えた、映画「るろうに剣心」シリーズですが、その「始まりの地」でもある「京都」で行なわれた、「凱旋舞台あいさつ」の模様からです(7月3日)。

 

 

 

それでは、あらためて、「第2作」以降の「予告編」をどうぞ...。

 

 

「第2作」、「京都大火編」(2014年8月1日初公開 リバイバル上映「特別予告編」)。

 

 

 

「第3作」、「伝説の最期編」(2014年9月13日公開 リバイバル上映「特別予告編」)。

 

 

 

そして「第4作」、「最終章 The Final」(2021年4月23日公開)...。

 

 

加えて「今作」。

 

 

そして、「伝説」へ...。

 

 

「圧倒的なクオリティ」で、「世界」にも通用する作品となった、映画「るろうに剣心」シリーズ...。

 

 

この機会に、ぜひ、「見ていただきたい」と思います。

 

 

佐藤健さん(1989-)をはじめとした「キャスト」のみなさん、大友啓史監督(1966-)をはじめとした「制作スタッフ」のみなさん、そして、何より、このシリーズを支え続けた、「るろうに剣心ファン」、「映画ファン」のみなさん、その、「すべての力」が「ひとつ」になって、このような「堂々の完結」にまでたどり着くことが出来ました。

 

 

本当に、「10年間」、「お疲れさま」でした...。

 

 

ありがとうございました。

 

 

それではまた...。

 

 

(daniel-b=フランス専門)