今回の記事は、遅ればせながらも見に行った、「初回」の時に書いた記事を「リブログ」して書いています。

 

「予告編」です。

 

本作の「メイキング映像」は、多数公開されていますが、こちらは「簡潔」で、「分かりやすい」と思います。

 

こちらは、「初日舞台あいさつ」(4月23日)の模様です。

「あのお方」からの「メッセージ映像」も...。

 

こちらは、公開に先立ち、行なわれた、「記念配信イベント」(3月24日)の模様です(完全版)。

 

こちらも、「メイキング映像」のひとつですが、

おや...? 「サプライズ」のはずのお方様が...(笑)。

 

こちらは、今回のBlu-ray & DVD発売の「予告編」です。

 

「特典映像」(「豪華版」に収録)の一部も「公開」されました。

 

 

 

 

 

こちらは今作の主題歌、「Renegades(Japanese Version)」(公式)。

歌っているのは、もちろん、「ONE OK ROCK」です!!

 

 

 

映画公式サイト

 

 

さて、4月23日に公開された映画、「るろうに剣心 最終章 The Final」のBlu-ray & DVDが、この10月13日に、ついに発売となりました。

 

 

2012年8月25日に、その「第1作」が公開された「実写版」の映画、「るろうに剣心」(「週刊少年ジャンプ」にて、1994年から、1999年にかけて連載された、和月伸宏先生の「漫画作品」が「原作」)も、「2014年」の第2作「京都大火編」/第3作「伝説の最期編」を経て、今回、ついに「最終章」を迎えることになりました。

 

 

主人公・緋村剣心(演:佐藤健)に「恨み」を持つ、「義弟」(姉の巴が、かつて、剣心の「妻」であった)の「雪代縁(ゆきしろえにし)」(演:新田真剣佑)との対決を描く、「原作(本編)」でも、「最後」となったエピソードの「実写映画化」となります。

 

 

藤原竜也さん(1982-)が、「大ボス」、「志々雄真実(ししおまこと)」という、「最強(狂)」とも言える敵を演じた、前回の「京都編」の2作からも、早や「7年」ということになりますが、今回の「最終章」も、実は、「昨年7月3日」(続く「The Biginning」は8月7日)に公開を予定していたものの、やはり、「新型コロナウイルス禍」のため、「延期」となっていたものでした...。

 

 

今作は、「義弟」である雪代縁が、結果として姉の巴(ともえ)(演:有村架純)を「斬殺」してしまった剣心に恨みを持ち、その「復讐」のために、「剣心に近い人々」を狙うというストーリーなのですが、その描写は実に「リアル」です。

 

作中に登場する「人誅(じんちゅう)」とは、「現代」で言うところの、まさに「テロ攻撃」で、さながら、「本物の戦争」とも言い得る「生々しさ」、「迫力」を感じました。

 

 

「るろうに剣心」という作品は、「アクション」を超えた、その「人間ドラマ」にこそ、「注目」が行くべきものだと思います。

 

 

かつて、「人斬り抜刀斎」として恐れられた緋村剣心は、その「自らの罪」を悟り、後に、「逆刃刀(「刃」と「峰」が「逆」になった「特殊」な刀)」に持ち替え、「もう、誰も殺さない(不殺=ころさず)」という「誓い」を立て、「流浪人(るろうに)」として、各地を「放浪」するというのが、このストーリーの「始まり」でした。

 

 

剣心が「背負っているもの」はあまりにも「重く」、それが「力」となることもあれば、時には、「足枷」のようになってしまうこともありました...。

 

 

それが「よく分かる」のが、剣心の「師匠」である、「飛天御剣流(ひてんみつるぎりゅう)」の正統な伝承者、「比古清十郎」(CV:池田秀一/演:福山雅治)から、「奥義 天翔龍閃(あまかけるりゅうのひらめき)」を伝授される場面です(「実写映画」では、前作、「伝説の最期編」にて登場しています)。

 

 

「奥義伝授」の過程において、まず、伝授される技が、「九頭龍閃(くずりゅうせん)」。

 

 

次に、「師」の放つ「九頭龍閃」を「破る」ことが出来れば、「奥義の伝授は完了する」と言うのですが...。

 

 

「アニメ版」の動画より(「緋村剣心」役は、元「宝塚」トップスターの涼風真世さんです)

 

 

ついに「奥義習得」!! 

その「ヒューマン・ドラマ」にも注目です!!

 

 

 

 

「実写映画」では、当時は「完結編」でもあった、「第3作」、「伝説の最期編」(2014年9月13日公開)にて、「奥義伝授」となっています(こちらは、リバイバル上映「特別予告編」です)。

 

 

 

 

その「見どころ」を収めた「ダイジェスト」が「こちら」です。

 

 

「実写版」での「九頭龍閃」(緋村剣心VS四乃森蒼紫)

 

「最強(狂)の敵」でもあった、志々雄真実(演:藤原竜也)に対し、「奥義 天翔龍閃」(「超神速の抜刀術」)にて「勝利」する場面です。

 

 

 

「今回の勝負」でも、剣心の「勝利」を決めたのは、「九頭龍閃」からの、「奥義 天翔龍閃」でした...。

 

 

この映画(シリーズ)の「制作現場」というのは、「メイキング映像」を見ても「明らか」なように、まさに「真剣そのもの」であり、主演の佐藤健さん(1989-)をはじめとした「キャスト」や、「スタッフ」も、それぞれの「解釈」に基づいて、「アイディア」を出し合い、まさに、「究極」を目指して作られた作品だと言えると思います(=「関わった人の数」だけ、「エピソード」もある...)。

 

 

「そんなこんな」で、この「10年」...。

 

 

ついに、「真の完結編」として、この「The Final」、および、「The Beginning」(6月4日上映開始)が「公開」されたわけですが、「妥協を許さない」、その「厳しい制作姿勢」からは、まさに、その、「究極の高み」を見せつけられたような印象を受けました。

 

 

「マッケン(新田真剣佑)」(1996-)は、何度も言うようですが、「福井」とも、「深い関わり」のある、しかし、「世界的にも有望」な「若手俳優」のひとりです。

 

 

「今作」では、とにかく、その「マッケン」が「凄かった」...。

 

 

そのことに「尽きる」と思います。

 

 

彼の演じた「雪代縁」は、まさに「ハマり役」で、彼を「代表」する役となったと言っても過言ではないでしょう...。

 

 

 

「11月10日」には、今回のストーリーの「バックグラウンド」ともなった、「最終章 The Beginning」のBlu-ray & DVDも「発売」となります。

 

 

その「予告編」です(劇場公開時)。

 

「Blu-ray & DVD発売」の「予告編」も「公開」されました。

 

 

 

「るろうに剣心 最終章 The Beginning」についての記事

 

 

「The Final」と、「ほぼ同時」に「撮影」が進められたという、この「The Beginning」は、その名の通り、「完結編」でありながら、ストーリーの、事実上の「出発点」を示す作品でもあります。

 

この作品の「結末」は、そのまま、「第1作」(2012年8月25日公開)の「始まり」にもつながるのであり、ここから、「再び」、「第1作」を見てみるのも「一興」だと思います。

 

 

その「第1作」の予告編です...(リバイバル上映「特別予告編」)。

 

 

 

「第2作」、「京都大火編」(2014年8月1日初公開 リバイバル上映「特別予告編」)。

 

 

 

 

今作の公開から、このBlu-ray & DVD発売までの間に、「雪代縁」を演じた、新田真剣佑さんの「実父」でもあり、「世界的なアクション・スター」としても知られた、千葉真一さん(「JJ Sonny Chiba(サニー・チバ)」)が、「逝去」されました。

 

大変「健康的」なイメージのある方でしたが、やはり、「新型コロナ」による「肺炎」で亡くなられたということです。

 

 

やはり、「新型コロナ」は恐ろしい...。

 

決して、「油断」しては.いけません。

 

 

「今年」は、「マッケン(新田真剣佑)」の「実弟」でもある、眞栄田郷敦さん(まえだごうどん=「ゴードン」)(2000-)の出演した映画、「ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~」(6月18日公開)も見に行っていますが、何かの、「虫の報せ」ではなかったのかと、本当にそう思いました...。

 

 

あらためて、千葉真一さんのご冥福をお祈りしたいと思います。

 

 

合掌...。

 

 

千葉真一(1939.1.22-2021.8.19)

 

 

また、「バルタン星人」の「生みの親」として、主に、「(初代)ウルトラマン」(1966年)にて、「監督」、「脚本」を務められた、「偉大な先達」、飯島敏宏氏(脚本家名「千束北男」)も、「17日」に亡くなられました...。

 

 

金城哲夫先生(1938-76)の、「ブレーン」のひとりでもあったと思われる飯島敏宏監督...。

 

 

同氏のご冥福も、あわせてお祈り申し上げたいと思います。

 

 

合掌...。

 

 

飯島敏宏(1932.9.3-2021.10.17)

 

 

それではまた...。

 

 

(daniel-b=フランス専門)