「6枚目」のアルバム、「POISON」(1987年11月28日発売)の「先行シングル」として発売された、「Nervous but Glamorous」(同11月18日発売)。

 

「シングル」としては「8枚目」に当たりますが、続く「9枚目」のシングル、「MOON」(1988年2月26日発売。後述)も、このアルバム「POISON」からの「シングルカット」であり、当時の「音楽的充実ぶり」を示すものともなっています。

 

当時、本人たちが出演した、SONYのミニコンポ、「リバティ」のCM曲ともなりました。

 

こちらは、「解散前最後」となった、1990年1月19日の「日本武道館」公演の映像からです(後に「再結成」もしています)。

 

こちらは、「2枚目」となった「リミックス・アルバム」、「OLIVE」(1988年8月1日発売)に収録されたもので、「英語版」となっています。

 

 

続いてこちらは、シングル「Nervous but Glamorous」の「カップリング曲」で、やはり「名曲」と名高い「真夏の雨」。

 

もちろん、アルバム「POISON」の「収録曲」でもあります。

 

こちらは、「POISON TOUR87~88」の映像から。

やはり、NOKKO(1963-)の「パワフル」なボーカルが、大変「魅力的」です。

 

こちらは、前出のアルバム「OLIVE」に収録の「英語版」です。

英語タイトルは、「WALKING IN THE WARM RAIN」となっています。

 

 

現在発売されている「オリジナル盤」(下の「OLIVE」も同様)は、「Blu-rayディスク」の製造技術を応用した、「Blu-spec CD2」という「高音質CD」ですが、規格としては、従来のCDと変わらないため、問題なく「再生」することが可能です(「ユニヴァーサル」系列の、「SHM(スーパー・ハイ・マテリアル)-CD」なども、同様の技術です)。

 

 

こちらは、私も持っている、「COMPLETE BOX」です(2004年3月24日発売)。

 

 

公式サイト

 

(公認)ファンサイト

 

 

 

さて...

 

 

「夏に相応しい曲」ということで「選曲」、「紹介」をしていますが、ここでついに、

 

 

「伝説のカリスマ的ロックバンド」、

 

 

「REBECCA(レベッカ)」

 

 

の登場です!!

 

 

「当時の友人」による紹介で、あの名曲、「フレンズ」(1985年10月21日発売)を収録している傑作アルバム、「REBECCA Ⅳ ~Maybe Tomorrow~」(1985年11月1日発売)を聴いたことが「きっかけ」で、以降、ほぼ「リアルタイム」で「ハマっていた」とも言える「REBECCA(レベッカ)」ですが、これまでは、何度も、「書く機会」を逃していました...。

 

 

「記事」にするのは、何と、今回が「初めて(!)」のこととなります!!

 

 

「リアルタイム」で聴いていた当時は「トガって」た?

 

いや、「トガっちゃいない」か...。

 

「今では丸くなった?」....

 

いやいや、そんなことは、決して「ない」ずえ~っ...!!(「ちっちっち」...笑)。

 

 

いずれにしても、「満を持して(?)」の「登場」となるからには、「超有名曲」である、「フレンズ」などから書くという、「月並み」なことはしたくない...。

 

しかし、「レベッカ一筋」などという「コア(コワッ!)さ」もないし...。

 

でも、「ファンである」というのは、今も変わらず「本当のこと」なので、「書ける範囲」で書いていきたいと思います...。

 

 

そこで、私が「選んだ曲」というのが、「Nervous but Glamorous」(1987年11月18日発売)...。

 

 

この曲は、その「10日後」に発売となったアルバム、「POISON」(同年11月28日発売)からの「先行シングル」であり、「季節」としては、むしろ「(晩)秋の曲」になるのかも知れませんが、NOKKO(1963-)の「パワフル」なボーカルもあって、「夏の曲」と言っても、全然おかしくはないと思います。

 

アルバムの「先行シングル」ですから、「カップリング曲」も、その「収録曲」ということになりますが、こちらのタイトルは「真夏の雨」...。

 

それも、「8月の焼けたアスファルト」に、「いきなり降りだす雨」ということですから、まさに、いま、「ピッタリ」の曲だと言えますね。

 

 

「Nervous but Glamorous」は、SONYの当時のミニコンポ、「リバティ」の「CMソング」ともなり、「レベッカ」の面々が、そのまま「画面にも登場」ということで、「話題」にもなりました。

 

「SONY」ということでは、後の「ウォークマン」のCMに、西野カナさんが登場して歌うものも作られましたが(2011~12年)、そういった意味でも、「レベッカ」は「大先輩」ということになります。

 

しかし、今回のこの曲、「Nervous but Glamorous」(1987年)の頃は、西野カナさんは「まだ生まれてはいなかった」ということで、本当に「遠い昔」だという「実感」も湧いて来ますね...(ちなみに、西野カナさんは1989年3月18日、つまり、「平成元年」の生まれです)。

 

 

私が「最初」のCDプレーヤーを手にしたのが、はっきり「いつ」というのがもはや思い出せないのですが、先述の「友人」はたしか、「ミニコン」を当時(1986年頃)すでに持っていて、それで聴かせてもらったということもありますし、「1988年」までには確実に手にしていたと思いますから、たぶん、SONYの「CDP-950」(1987年モデル 49800円)を購入したのだと思います。

 

 

参考記事

 

 

このモデルは、1988年から発売された、「8cmCD」にもすでに「対応」していたと思いますし、CDの「任意」の再生位置を「マーク」することが出来る、「カスタムインデックス」という機能もついていたことから、当時は、これを大いに「活用」もしていたのでした...(おっ、だんだんと、「思い出して来た」ゾ...!!)。

 

しかし、いろいろと「使い過ぎた」せいか、「短命」に終わり、「1990年」か、その翌年には、DENONの「最新モデル」、「DCD-1650G」(1990年モデル 89800円)に買い替えたのでした..(こちらは、かなり「長もち」しました。2010年代の初め頃まで使っていたと思います)。

 

 

参考記事

 

 

 

まさに「当時」は、「アナログ」から「デジタル」への「過渡期」といった感じでしたが、現在では、「Blu-rayレコーダー」など、「ディスク」を「再生可能」なハードであれば、「CD」は手軽に「再生」出来てもしまいますし、「音質」だって、決して「悪く」はありません...。

 

「CD」のための「(高額な)専用機器」は、よほどの「オーディオマニア」でもない限りは、「不要」だと思います。

 

それを思うと、本当に、「隔世の感」すらいたします...。

 

 

 

さて、その「REBECCA(レベッカ)」。

 

すでに、「世代」を超えて「浸透」しているほどの、「偉大なレジェンド」であるとは思いますが、中には、「聴いたことがない」、「知らない」という方も、やはりいらっしゃるのではないかと思います。

 

 

そこで、その「経歴」を簡単にまとめてみますと...(*メンバー名 文中敬称略)

 

 

1982年2月、埼玉県内のアマチュアミュージシャンが集まり「結成」されました。

 

「レベッカ」というバンド名は、「初代リーダー」木暮武彦(1960-)の発案により、アメリカの小説、「黒い瞳の少女レベッカ」(ケイト・ダグラス・ウィギン著)から「引用」したものです。

 

ベースの山田貢司(1961-)の「実妹」であるNOKKOが加入し、「女性ボーカル」のバンドとなり、1983年1月、ベースの高橋教之(たかはしのりゆき)(1959-)が加入。8月にオーディションに「合格」した後、「キーボード」の土橋安騎夫(1960-)(後の「2代目リーダー」)も加わりました。

 

その後、「初代リーダー」木暮武彦らの「脱退」もありましたが、「大ブレーク」の「きっかけ」ともなったシングル、「フレンズ」(1985年10月21日発売)は、さらにその「後」のことです。

 

以降、NOKKOが「詞」を書き、土橋安騎夫が「曲」を書くという、「最強のタッグ」が「完成」しました。

 

「シンセポップ」として耳に残る、「レベッカ」の名曲のほとんどは、土橋安騎夫が書いたもので、他のアーティストへの「提供曲」にも、明らかに「それ」と分かる、「特徴」を認めることが出来ます(酒井法子さんへの「提供曲」もありました...)。

 

 

今回の2曲も、この「最強タッグ」の2人により生み出された、「完成度の極めて高い」作品で、これこそまさに、「絶頂期の最高傑作」と言っても過言ではありません(アルバム「POISON」も、「全曲」が、この2人による作品です)。

 

 

メンバー全員による「秀逸」なアレンジも、その「熟練度」が、「最高」に達していることが「よく分かる」とも言うことが出来るかと思います。

 

 

事実、「レベッカ」は、今回の2曲を含むアルバム「POISON」で、第2回「日本ゴールドディスク大賞  "THE BEST ALBUM OF THE YEAR"~邦楽 ロック・フォーク(グループ)部門」を「受賞」しています!!

 

 

 

...やはり、「せっかく」ですので、もう少し、「名曲」を載せておきましょうかね...。

 

 

「フレンズ」(1985年10月21日発売)。

 

こちらは、1985年12月25日、渋谷公会堂で行なわれた「REBECCA WORLD CONCERT TOUR」からの映像で、「アンコール」で歌われたものです。

 

 

(この曲こそ、「イメージ」としては「冬」ですよね...)

 

 

この曲を含むアルバム、「REBECCA Ⅳ~Maybe Tomorrow~」は、本当に「名曲揃い」です。

現在でも充分、「素直」に楽しめます。

 

当時の「国内ロックアルバム」としては、「異例」とも言える、「ミリオン」(累計130万枚超え)を記録した「超名盤」です(まさに、「必聴」!!)。

 

上掲の映像は「こちら」から。

 

 

こちらは、「夏」にピッタリの曲。

 

「RASPBERRY DREAM」(1986年5月2日発売)...。

 

 

当時のオリジナルアルバム、「TIME」(1986年10月25日発売)には収録されることがありませんでしたが、代わりに、翌年5月31日初発売の「REMIX REBECCA」(「リミックス・ベスト・アルバム」)に収録されました。

 

 

「LONELY BUTTERFLY」(1986年10月15日発売)。

 

 

「LONELY BUTTERFLY」は、このアルバム「TIME」(同年10月25日発売)の「先行シングル」です。

 

 

「MOON」(1988年2月26日発売)。

 

最初に挙げている「真夏の雨」同様、こちらもやはり、「POISON TOUR87~88」の映像から。

 

この曲も、アルバム「POISON」の収録曲で、後から「シングルカット」されたものです。

 

 

(激しく踊りながら、よくこれだけの歌を歌えるものだ...。声も、マジ「スゴイ」...)

 

 

 

(参考記事)「レベッカ」と言えば、かつて、こういった「話題」もありました...。

 

 

「信じるか信じないかは、あなた次第...」(「関暁夫」風...笑)。

 

 

以下に、「Nervous but Glamorous」、「真夏の雨」両曲の歌詞を載せておくことにいたしましょう。

 

 

それではまた...。

 

 

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Nervous but Glamorous

 

銀色に光る月が NERVOUS BUT GLAMOROUS

密やかに細く ささやく NERVOUS STILL GLAMOROUS

 

眠りこんだ彼女 あなたがそっと上着を

かけるのがイヤで わざと起こしたの

 

まるで子供じみた気分 もしあたしが彼女を

傷つけたら あたしをなぐるかしら

 

ガラスのビンにつめた炎は NERVOUS BUT GLAMOROUS

痛いほど熱いの it's just NERVOUS STILL GLAMOROUS

 

あなたにしか見えない 彼女の魅力が

特別だなんて 気に入らないの

星のめぐりあわせなんて 簡単なものね

おちれば みんなそう言うわ

 

肌にしみ込むような夜 にじんだ口紅

気にしてる あたしの瞳は GLAMOROUS

 

銀色に光る月が NERVOUS BUT GLAMOROUS

密やかに細く ささやく NERVOUS STILL GLAMOROUS

 

ガラスのビンにつめた炎は NERVOUS BUT GLAMOROUS

痛いほど熱いの it's just NERVOUS STILL GLAMOROUS

 

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真夏の雨

 

しゃがみこんだわ 8月焼けたアスファルト

なんてあやしい空なの 夏のめまいと降りだす雨

 

Ah Beaten in the warm rain

it makes me feel like I'm in your love

 

Ah 真夏の雨は

It makes me feel like I'm in your love

 

濡れたブラウスは ほてった心を醒まして

まるで子供の頃見た 終わらぬ夏のデジャブー

 

Ah Beaten in the warm rain

It makes me feel like I'm in your love

 

Ah 真夏の雨は

It makes me feel like I'm in your love

 

(daniel-b=フランス専門)