「予告編」です。

こちらは、「和田秀樹監督(1960-)バージョン」の「予告編」です。

https://tokyo-wine-party-people.com/(映画公式サイト)

https://www.nogizaka46.com/(「乃木坂46」公式サイト)

https://ameblo.jp/daniel-b/theme-10112145476.html(これまでの記事)

 

さて、昨年10月4日、「イオンシネマ」系列を中心に公開された映画、「東京ワイン会ピープル」のBlu-rayが、4月25日、ついに発売となりました。

 

昨年下半期は、特に「アニメ作品」を中心に、続々と「話題作」が公開され(今となっては、「今年の分まで」とも思うくらい)、「スケジュール的」にも「とてもタイト」であったと言えるのですが、当然、ここにきて、それらの「商品盤」も「発売ラッシュ」となっています。

 

現在、手もとにある「レビュー対象商品」は、「この作品」を含め、計「3点」...。

 

これらは、「順々」に、記事に書いていきたいと思っていますが、発売から少し「時間」が経っているものもあり、そのあたりの「遅れ」は、お許し願いたいと思います(どれも、私にとって「大切な作品」であることには違いありませんので、そう「簡単」には終わらせたくありません...)。

 

また、この他に、昨年10月に公開されたアニメ映画、「空の青さを知る人よ」(長井龍雪監督 「日本アカデミー賞 優秀アニメーション作品賞受賞」)も「発売予定」でしたが、「新型コロナウイルス禍」の影響により、何と、「年末(事実上「発売日未定」)」にまで、発売が「延期」されてしまいました...。

 

 

今回の映画は、「乃木坂46」の中でも、新内眞衣さん(1992.1.22-)、白石麻衣さん(1992.8.20-)と並んで、「最年長組」となる、松村沙友理さん(1992.8.27-)の「初主演映画」ということになります。

 

女性向け雑誌「CanCam」(小学館)の「専属モデル」でもあり、かねてより、「美しい」、「カワイイ」と評判の松村沙友理さんですが、プライベートでも「仲良し」という白石麻衣さんと並ぶと(「さゆまい」コンビ)、本当に、その「美しさ」に目がくらんでしまいそうな、そんな「美貌」の持ち主でもあります。

 

 

こちらも、「5月14日」に発売予定です。

 

 

「乃木坂46」、また、松村沙友理さんというと思い出すのがやはり、2017年9月22日に公開された映画、「あさひなぐ」(英勉監督)...。

 

松村さん演じた「紺野さくら」は、「天然ボケのお嬢様」という役柄であり、まさに、「当たり(ハマリ)役」とも言えました。

 

「ぶりっ子全開(笑)」の「劇場用幕間CM(イオンシネマver.)」...(「最年長」なのに、「新入生」役...)。

 

 

https://ameblo.jp/daniel-b/entry-12377895421.html?frm=theme(「Blu-ray」発売時の記事)

https://ameblo.jp/daniel-b/entry-12324963942.html(「上映終了時」の記事)

https://ameblo.jp/daniel-b/entry-12316588379.html(最初に映画を見た時の記事)

https://ameblo.jp/daniel-b/entry-12521462389.html?frm=theme(参考:「桜井玲香キャプテン卒業」の記事)

 

 

そんな、「ぶりっ子(芸)」というイメージでも「有名」な松村さんですが(昨年の「完成披露試写会」でも、「ぶりっ子全開」だったとか....。残念ながら、「動画」は見つけることが出来ませんでした)、実は、「乃木坂46」きっての「演技派」であるという「評判(噂)」も....。

 

こちらは、シングル「帰り道は遠回りしたくなる」(2018年11月14日発売)に収録の、松村さんの「個人PV」、「うそつき」です。

 

 

 

この映画、「東京ワイン会ピープル」については、「異例」とも言える、「京都遠征」となりましたが、「そのこと」については、「元の記事」(この記事は、その「リブログ」です)、もしくは、その「10月6日の裏側」の記事をご覧ください。

https://ameblo.jp/daniel-b/entry-12533835525.html?frm=theme(「10月6日の裏側」の記事)

 

 

この映画は、「ワイン」のエピソードごとに「チャプター分け」がされていて、その点でも「分かりやすい」です。

 

「原作」は、漫画「神の雫」(講談社「週刊モーニング」連載)の原作者でもある、樹林伸さん(きばやししん)(1962-)の同名小説(文藝春秋社刊)です。

 

「ワイン会」というものは、実際に、いくつか存在しているようですが、この映画は、「上司の誘い」で、「付き合い」程度に参加した「OL」が、次第に、ワインの世界に「惹かれていく」という、その「プロセス」を描いたものです。

 

やたら「小難しい」ウンチクをだらだらと並べるのではなく、「ヒロイン」である、松村さん演じる「OL」、桜木紫野(さくらぎしの)が口にする、「何気ない感想」が、そのワインの「特徴」だとか「いわれ」を「ズバリ」と言い当ててしまうところが、このストーリーの「ミソ」となっています。

 

紫野の父親は、フランスでも修行した経験を持ち、それがもとで、小さい頃から、「ワイン」や、「ブドウ」についても教えられていたようですが、最初はやはり、こうした会に「なじめる」はずもありません。

 

そこに現われたのが、小野塚勇人さん(おのづかはやと)(1993-, 「劇団EXILE」所属。また、「仮面ライダー」経験者)演じる「実業家」、織田一志でした。

 

2人は「意気投合」し、紫野は、織田の「人柄」に「惹かれていく」ことになるのですが...。

 

 

とにかく「すごい」ところは、「本職」のソムリエが3人も画面に登場し、名のある「高級ワイン」が、次々に「登場」することでしょう。

 

紫野は、まるで「メルヘンの世界」のような発言で周囲を驚かせ、それを「絵」にも描いてみせるのですが、先述のように、それらはすべて「的」を射ており、そこがまた「すごい」ところなのです。

 

なお、このような構成でありながら、それぞれのキャラクターの「背景」もしっかりと描かれ、「ドラマ」としてもまた「見事」なところが「驚き」でした。

 

今回は、「映画」というフォーマットではありましたが、「演劇作品」としても成り立つような、そんな「構成感」を感じました。

 

周りを固める俳優陣も素晴らしく、大野いとさん(1995-)演じる「千秋」、藤岡沙也香さん(1988-, 元「宝塚」娘役)演じる「楓」、その「相手役」となった、少路勇介さん(1979-)演じる「山崎課長」、水上竜士さん(みなかみりゅうし)(1964-)演じる「布袋祐二」、また、須藤理沙さん(1976-)演じる「吉澤美登里」、などなど、「どの役柄」においても、確固たる「存在感」を与えられ、「生き生き」と描かれていました。

 

映画に参加もされた、田崎真也日本ソムリエ協会会長(1958-)や、和田秀樹監督(1960-)の「談話」(「特典DVD」に収録)を聴いてみても、「ワイン」とは、「人と人とをつなぐもの」であり、「ソムリエ」とは、単に「ワインの知識を持っている」ということだけではなく、本来、「食事を楽しくする、お手伝いをする存在」であると言っていたことに「感動」も覚えました。

 

「ワイン」の話でありながら、「子役」が出演していたことや、「現役アイドル」の「主演映画」ということで、劇場内に「親子連れ」の姿も見受けられたことに、当時は少々「違和感」も感じていましたが、「職業」としての「ソムリエ」は、とても「素晴らしい」と感じましたし、また、こうしたことが、「将来の夢」につながっていくことを考えると、決して「悪いこと」ではないとも思いました。

 

 

松村沙友理さんが演じられた「紫野」という役は、「実年齢」よりも「2歳年上」ですが、その「1990年」が、「歴史に残る世紀のヴィンテージの年」と呼ばれていることもまた、このストーリーの「ミソ」...。

 

「ワインのストーリー」、そしてそこに描かれる「人間ドラマ」、それらを「感じ取る」ことで、よりいっそう、「奥深い」ものが感じられるのではないでしょうか。

 

「ぜひお薦めしたい1本」です。

 

(この作品は、2020年の「モナコ国際映画祭」にも出品が「決定」いたしました)

 

「フルボディの赤ワイン」が「理想」ですが、「お好みのワイン」を飲みながらどうぞ。

 

それではまた...。

 

 

「イベント」が「予定」されてはいるようですが...。

「特典映像」が「メイキング」のみというのも少し「物足りない」かも...。

 

 

 

「主題歌」はこちら。

元「SKE48」のaki(出口陽)さんの「ビロードの記憶」です。

 

「原作本」です。

 

こちらは、松村さんの「ファースト・ソロ写真集」です。

 

 

 

(daniel-b=フランス専門)