こちらは、「6年前」に放送されたニュースです。

「5年前」のニュース。

事件当時の「現場音声」ということで、言いようのない「生々しさ」と「緊迫感」を感じます。

こちらは、「事件当日」の「ニュース特番」です。

 

この事件を引き起こした「オウム真理教(現「Aleph(アレフ)」他)」は、教祖である「麻原彰晃(松本智津夫)」をはじめとして、「一連の事件」に関与して「死刑判決」を受けた「13人」全員が、2018年7月6日、26日に刑を「執行」されました。

やはり、「この話題」も、今回ばかりは避けて通れません...。

 

 

「近代日本史」の中でも、他に類を見ない、「オウム(AUM)真理教(現「Aleph(アレフ)」他)」による一連の「テロ事件」...。

 

特に、「1995年3月20日」に起きた、「首都同時多発テロ(地下鉄サリン事件)」はその「最たる」もので、「1月17日」の「阪神・淡路大震災」の「直後」ということもあり、当時の「日本国民」のみならず、「世界中」にも、「深刻」な「社会不安」を与えた「大事件」でした。

 

 

この前年にも、「オウム」は、長野県松本市内の住宅街で「猛毒」の「神経ガス」サリンを散布し、「8人」もの「犠牲者」を出しています(「松本サリン事件」)。

 

しかし、この事件では、当初、「第一通報者」であった、「無実」の一般市民を、「被疑者不詳」のまま、「重要参考人」として「取り調べ」するなどし、「報道各社」も、すでに「容疑者同然」の扱いで「報道」を繰り返すなど、これまた、「歴史に残る大冤罪未遂事件」にまで「発展」してしまったのです。

 

結局、「東京地下鉄サリン事件」の後、「オウム真理教」に対する「強制捜査」が行なわれ、この「松本サリン事件」も「オウム」の手によるものだとして、「大冤罪」は免れたのですが、その「根拠」となる情報も、すぐには「明るみ」には出ず、「社会不安」は、なかなか消え去るものではありませんでした。

 

 

当時の「オウム真理教」は、まさに、「劇場型」とも言える「犯罪組織」でした。

 

「麻原元死刑囚」を「尊師」と呼び、「帰依」することで、教団内での「地位」も上がっていくシステムですが、それは「宗教」の姿を借りた「犯罪組織」の構図に他ならないものでした。

 

事件の「中心人物」は、他ならぬ「そうした人たち」であり、即ち、「教団幹部」に当たる者たちだと言えます。

 

ことさら「衝撃的」だったのは、その「最高幹部」であった村井秀夫(当時36歳)が、「教団総本部前」にて、「200人」を超える報道関係者に取り囲まれる中、1人の男によって「刺殺」された事件でした。

 

この模様は、テレビのニュースでも繰り返し放映され、日本中に「衝撃」を与えました。

 

これが、「4月23日夜」のこととなります。

 

一説によれば、「教団による口封じ」ということも、当時は言われていました。

 

 

また、当時は、「4月19日」に「横浜駅」にて「異臭騒ぎ」があるなど、「便乗犯」も「多発」しました。

 

まさに、「社会不安」の「連鎖の図式」そのものだったとも思います...。

 

 

実は、私は、この「地下鉄サリン事件」の「前日」に、「静岡」まで来ていました。

 

その時は、「東京」までは入らず、「折り返し」ていましたが、これが「もし」、東京まで来ていたとすると、「巻き込まれていた」可能性もありました...。

 

またこの時、当時の勤務先の社長の息子さんが、確か、「一人暮らし」を始めるために「東京」に行っていたのですが、「危うく難を逃れた」と話していましたね。

 

 

あれから「25年」...。

 

本当に、「1995年」は、「社会不安」の絶えない一年でもありました。

 

今年の「新型コロナウイルス禍」に関するニュースを見ていると、あの「1995年」を「思い出す」ような感じもします。

 

 

「社会不安」は「連鎖」を起こします。

 

近年では、「SNS」など、「ネット社会」となっているために、ことさらそのように感じます。

 

しかし、これまで、それらを「乗り越えて」来たからこそ、「現在」があるのです。

 

今回も、「必ず乗り越えられる」と「信じ」ましょう!!

 

 

最後に、このたび亡くなられた、「地下鉄サリン事件」、「14人目」の「犠牲者」、浅川幸子さん(享年56歳)に「哀悼」の意を表し、謹んで、ご冥福をお祈り申し上げたいと思います。

 

 

合掌...。

 

 

また、これまでに亡くなられた方々のご冥福も、あわせてお祈り申し上げ、今もなお、「後遺症」に苦しんでおられる方々には、心より、「お見舞い」を申し上げます。

 

 

「当時」を知る私としては、「事件の風化」は「あり得ない」と考えます。

 

その思いも込めて、今回の記事を書きました。

 

それではまた...。

 

(daniel-b=フランス専門)