「予告編」です。
「15秒スポット」(その1)
「15秒スポット」(その2)
「東京国際映画祭」でのコメントです。
(参考映像)「勝山-福井」間(前面展望)。
昨年6月に公開された動画ですが、「越前開発-福井間」(福井市)は、新しい高架区間が供用開始となる「直前」のものです。
この当時は、現在は工事が始まっている、「北陸新幹線福井駅部」の高架を「間借り」していました。
(参考映像)「三国港-福井」間(前面展望)
こちらも同様で、「福井市内区間」は、「北陸新幹線高架」での「仮高架化」時の映像です。
(参考映像)こちらは、「勝山永平寺線」の「高架新線」区間です(2018年6月24日開業)。
(参考映像)同じく、「三国芦原線」の「高架新線」区間の映像です。
https://ameblo.jp/daniel-b/entry-12386946672.html?frm=theme(参考:「1日で福鉄、えち鉄完全走破!!」の記事)
http://gaga.ne.jp/echitetsu/(映画公式サイト)
http://www.echizen-tetudo.co.jp/(えちぜん鉄道公式サイト)
https://ameblo.jp/daniel-b/entry-12416454187.html?frm=theme(「地元先行公開」時の記事)
さて、昨年11月3日に、「地元(福井県内)先行公開」、23日から、「有楽町スバル座」(東京)など「6館」(「福井県内を除く」)で上映が開始され、以降、全国で「順次公開」となった映画、「えちてつ物語~わたし、故郷に帰ってきました。~」のDVDが、6月4日に、ついに発売となりました。
昨年は、本当に「注目作」が多く、劇場にもよく足を運んだものだと思いますが、こちらの作品は、私の「地元」である、「福井」、そして、「えちぜん鉄道」が「舞台」ということで、まさに「必見」の映画となりました。
映画の「概要」については、実は、前の2つの記事(この記事は、「全国公開時」の記事のリブログです)に、すでに「かなり詳しく」書いてしまっているので、ここでは「補足」程度になりますが、どうかご了承ください。
この作品は、「予告編」においても、まず、「故郷を持つ全ての人に贈る」と「大書」されているように、児玉宜久監督(1961-)の「こだわり」は、大変「素晴らしい」ものがあります。
「この映画に出て来る、"人"であるとか、"景色"であるとかは、日本のふるさとの"原風景"であると思って表現しています。
これを見て、みなさんが"故郷"を思い出したり、"福井へ行ってみたい"といったことにつながっていけば良いと思います」(児玉監督)
この映画は、「えちぜん鉄道」のほか、沿線各市町など、「福井県全面協力」となった作品です。
そのため、ともすれば「観光映画」になりがちな面もあったと言いますが、「そういった表現」を避けて、いかに「違和感なく」シナリオに「融合」させるかといったことにも注意を払ったと言います。また、2度の列車事故により「運行停止」となった鉄道が、「復活」し、いま、「市民とともに生きている」ということに「非常に感銘を受けた」とも監督は話されていました。
「苦境を乗り越える」という点では、「人」もまた同じ...。
そして、それを、いかに「押しつけがましくなく表現するか」、「自然にストーリーに溶け込ませるか」、ということを「強調」されていました。
主演の横澤夏子さん(1990-)についても、「演技の面では"未知数"ではあるが、この主人公の、"明るさ"の裏にある、"かげり"みたいなものを表現出来るのは、横澤さんしかいないのではないか」と話しており、このキャスティングが、「単なる話題性」によるものではないことを「明言」しています。
「車内での撮影」は、「一般の乗客」に迷惑がかからないよう、えちぜん鉄道の「協力」のもと、「臨時列車」を運行して撮影に当たったと言いますが、これも「スゴイ」話ですね。その上、「外の景色」と「アナウンス」などが「矛盾」しないようにも注意を払ったということです(どこまで「完璧主義」なんですか、「この監督」は...!!) もはや、「驚き」以外の何ものでもありません...。
ストーリーは、2008年に刊行された、「ローカル線ガールズ」(「えち鉄アテンダント」の「体験談」をまとめた書籍)を「ベース」にはしているものの、「全体の流れ」としては、やはり「オリジナル」のようです。
横澤さん演じる「いづみ」の兄、「吉兵」を演じる緒方直人さん(1967-)は、ともすれば、「親子」ほどの「年齢の開き」があると言えるのですが、誰も「そのこと」について「ツッコミ」ませんね...(笑)。これはやはり、緒方さんが「若く見え(過ぎ)る」ということでしょう。ちなみに、緒方さんは、「祖母の出身が福井」だと話されていました。そのこともあって、出演を引き受けられたようです。
あと、気付いたことをちょっとまとめておきましょう。
最初の方の場面で登場する、「勝山ニューホテル」は、「実在」のホテルです(勝山市片瀬町2-114)。「国道157号(恐竜街道)」沿いにあり、「勝山駅」からは、やはりちょっと「遠い」ですかね...。
ここで登場する、いづみの「友人」たちは、「福井弁のネイティヴ」の方ですね。訛り方が「リアル」です(やはり、「ちはやふる」や、「チア☆ダン」の福井弁は「硬い」です...)。
ちなみに、クライマックスのシーンで、「電車の乗客の1人」(いづみらを「手助け」する女性)として登場する、「三上光代さん(1961-)」というのは、この方です(この記事の「元の記事」で少し触れました)。
http://www.m-m-agency.com/docs/tw/web/profile/detail/detailG000000010_30.html(三上光代さんのプロフィール)
そのご主人役のセリフにある、「(県道)168号」も、「勝山街道(県道261号)」も「実在」しますが、そこが「塞がっている」だけで救急搬送が「難しい」というのはちょっとどうかと...(「永平寺口駅」まで運ぶというのも、本当は「ツッコミどころ」ですが、それはこの際、「言わないこと」にしましょう。ちなみに、「福井大学医学部付属病院」の最寄り駅は、その先の「松岡駅」です)。
劇中に出て来る清酒「一本義」は、まさに「福井県勝山市」の「地酒」です。
以前、福井市出身の俳優、小木茂光さん(1961-, 元「一世風靡セピア」リーダー)もCMに出演されていました。
「回想シーン(10年前)」で、「親父」が飲んでいたのは、「緑のラベル」の「金印」(普通酒)です(えち鉄の「事務所」にもありましたね)。
「吉兵」(緒方直人)が飲んでいたのは、「赤の一本義」と呼ばれる「本醸造」で、「ちょっぴり高級品」...。
それにしても、「親子」して「一升瓶」を抱えて飲むとは...。
「似ている」...!!
「ドラマ」という点で言えば、その吉兵が、いづみの「言動」に耐え切れずに「平手打ち」を浴びせるシーンが「2回」出て来ますが、「怒り」にまかせてただ「ぶっている」のではありません。吉兵は、ちゃんと「最後」までいづみの話を聞いており、「仕方のないことは仕方がない」と認めているところもあります。ですが、いづみの「心ないひと言(捨てゼリフ)」が「最後に出る」ことで、つい「手が出てしまう」のです。
もちろん、「暴力はいけない」とは思いますが、いづみの「態度」も良くはありません。
ですからいづみは、最初は「ほとんど共感出来ない」キャラクターだとも言えますが、「越智社長」(笹野高史)や、「黒川駅長」(山崎銀之丞)、「アテンダント仲間」、「和子」(松原智恵子)らとの「出会い」、「付き合い」を通して、少しづつ「変わっていく」のもよく分かります。いづみは、「夢破れて」故郷に帰って来たことで、逆に「素晴らしい経験」をすることにもなったのです。
ですから、「ラストシーン」には、本当に「カタルシス」を感じましたね。
(「不器用」な)「コワモテ 黒川駅長」(彼も、心に「深い傷」を負い、「いろいろなもの」を背負って、「影」のあるキャラクターです)の、「ぎこちない(精一杯の)笑顔」もまた「良かった」です...。
「福井のおみやげ」としても「ピッタリ」だと思う、この映画。
この「温かい人情ドラマ」を、ぜひ、この機会にご覧ください。
それではまた...。
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