「予告編」です。
「メイキング番組」です。「豪華版」の「映像特典」にも含まれています。
その「特典映像」の一部が紹介されました。
映画公開を記念したキャンペーン、「あなたが戻りたい過去はいつですか?」の「エピソード募集」に応募された中から、選ばれたエピソードを、キャストが「朗読」するという企画です。こちらは、「波留さん」編です。
主題歌は、YUKIさん(1972-)の歌う、「トロイメライ」です。
http://coffee-movie.jp/(映画公式サイト)
https://coffee-book.jp/(書籍公式サイト)
さて、昨年9月21日に公開となった映画、「コーヒーが冷めないうちに」のBlu-ray & DVDが、3月8日、ついに発売となりました。
これまでにも書いているように、昨年は、9月から10月にかけても「注目作」が多く、ここに来て、その「商品」も、「発売ラッシュ」となっています。
この「コーヒーが冷めないうちに」の前週、9月14日には、「響-HIBIKI-」、「3D彼女 リアルガール」の2本が公開されました。さらに、10月5日には、乃木坂46・齋藤飛鳥さん(1998-)主演の、「あの頃、君を追いかけた」も公開となりましたから、それぞれを「複数回」見ようとするのは、本当に「困難」なことでした。
https://ameblo.jp/daniel-b/entry-12446401797.html?frm=theme(「響-HIBIKI-」についての記事)
https://ameblo.jp/daniel-b/entry-12440834019.html?frm=theme(「3D彼女 リアルガール」についての記事)
https://ameblo.jp/daniel-b/entry-12410774041.html?frm=theme(「あの頃、君を追いかけた」公開時の記事)
というわけで、この作品も、初回が「9月26日」まで「お預け」ということになってしまっていたのですが、「何としてでも見たい」作品でしたし、実際に見てみたところ、その「期待」は、まったく「裏切られることのない傑作」でもありました。「満足度」という点では、まさに「最高」で、「4回泣けます」という「触れ込み」は、本当に、「嘘ではない」と思いました。
今回のこの作品、「コーヒーが冷めないうちに」は、元々は、「舞台作品」として書かれたもので、原作の川口俊和さん(1971-)も、本来は、「舞台脚本家・演出家」だということです。
「喫茶店」が「主な舞台」となっていることからも、「なるほど」とうなづけるのですが、2011年2月、「演劇作品」として正式に「上演」された際、それを見て「感動」した「編集者」の勧めもあって、「小説」として、あらためて世に出されることになったということです(「舞台版」も、「1度は見てみたい」ものです...)。
「小説デビュー作」(2015年)となったこの作品は、2017年には、「本屋大賞」にもノミネートされています。
この作品の「舞台」となるのは、とある街の喫茶店「フニクリフニクラ」です。
時田数(ときた・かず)(有村架純)が、従兄で店主の時田流(深水元基)と切り盛りしているこの喫茶店には、ある「都市伝説」がありました。
それは、店内の「ある席」に座ると、過去の「望んだ時間」に「戻れる」というものです。ただし、そのためには、「守らなくてはならない、いくつかのルール」も存在しました。それは...。
1.過去に戻ってどんなことをしても、現実は変わらない。
2.過去に戻っても、この喫茶店を出ることはできない。
3.過去に戻れるのは、コーヒーをカップに注いでから、そのコーヒーが冷めてしまうまでの間だけ。
コーヒーが冷めないうちに飲み干さなければならない。
4.過去に戻れる席には先客がいる。
席に座れるのは、その先客が席を立った時だけ。
5.過去に戻っても、この喫茶店を訪れた事のない人には会う事ができない。
「1」は、劇中で、波留さん(1991-)演じた「清川二美子」も言っていますが、普通は「変わるはず」だと思いますよね。ところが、「一度起こってしまったことは変えることが出来ない」ということが、このストーリーの「キーポイント」とも言えるところなのです。
「2」、「5」も、元が「演劇作品」らしい「設定」です。つまり、「過去」に戻ろうとするときには、「この喫茶店で会っている場合」に限られるのです。そして、その「時間」ですが、「3」にあるように、「注いだコーヒーが冷めてしまうまで」で、それも、「冷めきる前に飲み干さなくてはいけない」という「厳しい条件」です。これを過ぎると、「もう戻って来れなくなる」ということですが、実際、その時間は、「10分」前後くらいだろうと思います。そういった状況で、果たして「うまくいく」のかどうか...。
そして「4」です。この席には、いつも「同じ服装」の「謎の女性」(石田ゆり子)が、「先客」として座っています。
「幽霊」とも表現されている通り、「この世のものではない」この女性には、「触れる」ことすら出来ません(触れようとすると、「水中」に放り出されるような感覚に襲われます)。しかし、彼女には「足」があり、「トイレ」に立つことも「ある」のです。まさに、「その瞬間だけ」が、「チャンス」と言えるのです。
「過去」に戻っても、「起こってしまったこと」は変えられません。そんな中で、登場人物たちは「何をすべきか」ということを考えます。それは、「前を向く」ということでした。
「過去への後悔」から、「もう1度過去へ行きたい」という、その「想い」は叶えられますが、実際には、もう、どうすることも出来ません。出来たことが「あった」とすれば、それは、松重豊さん(1963-)が演じた「房木康徳」が、薬師丸ひろ子さん(1964-)が演じた「妻」、「高竹佳代(こうたけかよ)」から、「渡したかったもの」を「もらって」帰って来たということだけでしょう。そのことで、「妻」の「若年性アルツハイマー病(認知症)」が「治る」わけではありませんでしたが、それでも、「(いま)出来ることを楽しめばいい」と、房木は、「前向き」に語りました。
(思えば、薬師丸ひろ子さんも、もう、「そんな年齢」なんですね...)
「過去への後悔」の、その「最たるもの」と言えるのが、やはり、主人公、「時田数(ときた・かず)」のエピソードでしょう。「幼少期」に起こった「その出来事」のため、彼女は、完全に「心を閉ざす」までではないものの、「陰」を背負って生きて来ました。
「自分が幸せを望んでも良いのだろうか...」
「新谷亮介(しんたにりょうすけ)」(伊藤健太郎)との交際により、「笑顔」も見せるようになった「数(かず)」でしたが、現時点では、その「コーヒー」を、「入れることが出来る」のは「自分」だけ。それも、自分で入れたコーヒーでは、「過去に行くことが出来ない」という「現実」から、解決はもはや「不可能」とも思われました。
この、伊藤健太郎さん(1997-)が演じた「新谷」は、「映画オリジナルキャラ」ということですが、「彼」こそが、ストーリー終盤の、その「大きなカギ」を握っていました。そして、「数(かず)」の「タイムスリップ」に関しては、少し「ミステリー的要素(?)」(実際に数が「行くべき」日時は、数自身が思っていたものとは「違っていた」)も加わったことから、より「奥深い」内容になっていたと思います。それにしても、「ビックリな場面」でもありましたが...。
「数(かず)」のエピソードは、さすが「主人公」であるだけに、本当にもう、「泣くしかない」のですが、「これから見る」という方のためにも、その「詳細」は、「書かない」ことにしておきましょう...(何しろ、「クライマックス」ですからね)。
「劇場公開中」は、本当に「多く」の方が見に来られていたと思います。
「中高年層」、特に「女性」に人気があったように記憶していますが、どの世代の方が見ても、「心に響く」、「心に残る」作品だと思います。
この記事は、「劇場公開時」の記事の「リブログ」として書いています。「元の記事」にも「詳しく」書いていますので、ぜひ、そちらもご覧ください(あまりにも「詳しく」書き過ぎたので、今回はホントにもう、「書くことがない」...笑)。
本当に「最高」の映画でした。
それではまた...。
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(daniel-b=フランス専門)

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