「France 2」の朝の情報番組「TELEMATIN(テレマタン)」からです。
ニュース系週刊誌、「L'Obs」のセレクションです。
またしても「訃報」です。今年は、私たちや、その「少し上の世代」の方々にとって、「ともに青春時代を過ごした」とも言える「偉大なアーティストたち」が、次々と世を去って行くことになりましたが、今回もまた、「映画音楽の巨匠」である、フランシス・レイの「訃報」に接することになってしまいました...。
私自身は、それほど詳しく「フランシス・レイ」を語ることは出来ませんが、その「良さ」は、先輩方からもよく聞いていました。ですので、私の「知っている限り」ではありますが、その「作品」をもとに、彼を偲んでみたいと思います。
フランシス・レイは、1932年4月26日、南仏ニースの生まれです。
彼はもともと、「アコーディオニスト」でした。それが「経歴」の「最初」のようです(それ以上の詳しい情報はよく分かりませんが、「ピアノ」も弾いていたようです)。
彼は、エディット・ピアフ(1915-63)とともに活動した、「最後のミュージシャン」の1人でもありました。自身が作曲し、ピアニストのノエル・コマレとともに、ピアフの自宅(近くのスタジオ)で録音したのが、ピアフ「最後の録音」、「l'homme de Berlin "ベルリンの男"」ですが(1963年4月7日)、その「不完全な録音」は、「没後5周年」の1968年になって初めて発売され、大きな「話題」となりました。
こちらが、その「オリジナル録音」です(現在では「リマスター」され、「ノイズ」は、驚くほど「消失」しています)。
https://ameblo.jp/daniel-b/entry-12209222919.html?frm=theme(この曲の記事)
その後、「映画音楽」の作曲家に「転身」しますが、あの有名な、「un homme et une femme "男と女"」(クロード・ルルーシュ監督)は、この「3年後」の1966年に発表された作品です。歌を入れているのは、「盟友」ピエール・バルー(1934-2016)と、ニコール・クロワジール(1936-)です。
翌1967年の作品「vivre pour vivre "パリのめぐり逢い"」(原題は、「生きるために生きる」)も、クロード・ルルーシュ監督(1937-)の作品です。フランシス・レイは、ルルーシュ監督との「名コンビ」でも知られていると言えるでしょう(この音楽、少し「男と女」に「似ている」?)。
この作品も「有名」ですね。私もとても好きな曲です。この「13 jours en France "白い恋人たち"」(1968年)は、同年の、「第10回冬季オリンピック グルノーブル大会」の「記録映画」です。こちらも、クロード・ルルーシュ監督の作品です。
(追記)「la vie, l'amour, la mort "愛と死と"」(1969年)もルルーシュ監督の作品。大変「暗い」内容のようですが、音楽は「美しい」です。中学生の頃、担任の先生に貸していただいたレコードにこの曲が収録されていました。私自身、「とても好き」な曲の1つです。
この作品もまた有名です。この映画、「love story "ある愛の詩"」は、1970年の作品ですが、「フランス映画」ではなく、「アメリカ」で制作されたものです(アーサー・ヒラー監督)。フランシス・レイは、この曲で、「アカデミー賞 作曲賞」を受賞しました。
さて、再び「フランス」へ戻りましょう。こちらも、クロード・ルルーシュ監督との作品で、「l'aventure, c'est l'aventure "冒険、また冒険"」(1972)です。
「予告編」です。
「テーマ曲」(2曲)をどうぞ。
「本人役」で出演しているジョニー・アリディ(1943-2017)が、「挿入歌」を歌っています。
この作品にはジャック・ブレル(1929-78)も出演しています。この「機内」でのシーンでは、「ベルギー(ブリュッセル)なまり」で話しています。
https://ameblo.jp/daniel-b/entry-12368857396.html?frm=theme(参考:「ボンボン/ボンボン67」の記事)
映画の「1コマ」ですが、最後のところで、ブレルが、スタンダード・ナンバーである、「ca c'est Paris "サ・セ・パリ"」(1926, 「オリジナル歌手」はミスタンゲットです)を歌う「珍しい姿」が見られます。
1977年の映画「ビリティス」(デイヴィッド・ハミルトン監督。フランス)のテーマ曲です。美しい景色とともにどうぞ。
再び「シャンソン」に戻りましょう。
「俳優」としてもおなじみのイヴ・モンタン(1921-91)です。1968年に発表されたこの曲、「a(la) bicyclette "自転車乗り"」は、モンタンの「代表作」の1つと言えるものですが、この曲を手がけたのもフランシス・レイです。詞はやはりピエール・バルーと、映画「男と女」の名コンビによる作品です。
こちらは、1981年、オランピア劇場への「復帰公演」の映像です。
「訃報」というものは、いつの場合も「突然」です。ですので、「取り急ぎ」といった感じの記事になってしまいましたが、やはり、これだけ「素晴らしい」音楽を遺された、「偉大」な音楽家です。語ることは、これから先も、「いくらでも」出て来ることでしょう。
「フランシス・レイの音楽は私の原点」とも話す「ユトリロさん」の方では、本格的な追悼記事になるようです。
https://ameblo.jp/utrillo-714/entry-12417696014.html(ユトリロさんの記事)
今回は、予定を変更してお送りしました。
あらためて、フランシス・レイのご冥福をお祈りしたいと思います。
合掌...。
フランシス・レイ(1932.4.26-2018.11.7)
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(daniel-b=フランス専門)
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