「予告編」です。
「豪華版」の「特典ディスク」から、映像の一部が公開されました。
「挿入歌スペシャルメドレー」を、「本編映像」とともにどうぞ。
映画との「コラボMV」です。公式サイトで募集された、「あなたの大切な人へのメッセージ」も掲載されています。
こちらは「公式MV」(オリジナル)です。
http://tona-kai.jp/(映画公式サイト)
http://www.nishinokana.com/(西野カナさん公式サイト)
https://ameblo.jp/daniel-b/entry-12369436752.html(シングル「アイラブユー」についての記事)
今年4月27日に公開された映画「となりの怪物くん」(「とな怪」)のBlu-ray & DVDが、11月3日、ついに発売となりました!!
実を言えば、この作品を見ることに、最初はあまり「乗り気」ではありませんでした。
ちょうど、西野カナさんによる主題歌、「アイラブユー」(4月18日発売)にも歌われている通りです。
「♪正直最初はそうでもなかった...♪」
ですから、この「シングル」が発売された時の記事(上掲のリンクより)では、「映画は、見てみないことには何も言えない」という「書き方」をしていたのですが、見てみて「ビックリ」!!
「とても大好きな作品」の1つにまでなってしまったのです!!
「春先」も、見たい映画が立て込んでいて「大変」だったのですが、そんな中でも、この作品は「4回」、見ることが出来ました。
この作品も、「漫画原作」となります。
最近では、なかなか「コミック雑誌」を手に取ることもなくなってしまったのですが、この作品「「となりの怪物くん」(原作:ろびこ)は、講談社発行の女性向け漫画雑誌「デザート」にて、2008年から2014年まで連載されていたもので、コミックス全13巻(+愛蔵版全7巻)の累計発行部数は、「610万部突破」とも紹介されています。過去には、テレビ東京系で、「アニメ化」もされていました(2012年)。
この作品の主人公は、「行動予測不能な超問題児」で、「怪物」と呼ばれる「ハル(吉田春)」(その「身体能力のスゴさ」は、もはや「人間」じゃない...笑)と、「勉強が第一」と、人付き合いには「無関心」な「氷の女」、「シズク(水谷雫)」(そうは言っても、実は、「包容力」も持っています。人間って「フクザツ」...)という「2人」です。
この「ハル(吉田春)」の役には、菅田将暉さん(1993-)、「シズク(水谷雫)」の役には土屋太鳳さん(1995-)と、こういった組み合わせですが、意外や意外、このキャスティングは、本当に「ハマっている」と、私は感じたのです(もちろん、「異論」もあるようですが...)。
土屋太鳳さんを初めて「スクリーン」で見たのは、2014年の「るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編」での「巻町操」役と、意外と「最近」からなのですが、その役は、とても「素晴らしかった」と思います。また、彼女は、「明るく、爽やか」な役よりも、少し「重め」の、どちらかと言えば「口数の少ない」役の方が「似合う」と思いますが、今回の「シズク」は、まさに、そうした「役」でした。
作品冒頭の「ハル」は、まさに「野生児」、といった感じで、「暴力的」で、共感できるところが「1つもなさそう」にも思えるのですが(学校からの「プリント(書類)」を、シズクが届けてくれたことで、勝手に「友だち」呼ばわりします)、でも本当は、「愛に飢えている」様子が、序盤からすでに分かります。学校に行けば「恐がられる」、しかし、「家まで来てくれたのはシズクが初めて」と話し、自分に対して「親身」になってくれるシズクに、次第に、「本気」で「想い」を寄せるようにもなりました。シズクも、「氷の女」と噂されるにしては、温かな「包容力」を、ハルに対して見せるのです。
「大丈夫だよ...。今にハルの周りは、たくさん 人であふれるから...」
優しかった「最愛の叔母」、京子(西田尚美)の姿にもシズクを重ね合わせるハル。シズクの誕生日には、ハルがかつて京子からもらった万年筆と「同じもの」をシズクに贈ります。
学校へ行くようになってから、「不思議と」、ハルの周りには「人」が集まるようになりました。
「この怪物に出会うまで、私たちはみんな独りだった」
「あの頃、私たちはみんなひとりぼっちだった」
「私たちの世界を変えたのは、ハルだ」
これらのコピー(フレーズ)が示すように、ほんの、「ちょっとした出来事」が「きっかけ」となり、次から次へと、彼の「環境」は変わっていくことになりました。そのあたりの「描かれ方」が、また「秀逸」です。ですから、それが「突然」崩れてしまってからは、まさに、「涙なくして」は見れませんでした。
この作品でメガホンを取ったのは、月川翔監督(1982-)です。この「年齢」を、いまだに信じることが「出来ません」が、「とても美しい、フレッシュな」映像で「魅せる」名監督です。最近では、欅坂46の「絶対的センター」、平手友梨奈さん(2001-)の初主演作品、「HIBIKI-響-」でも監督を務めていますし、あの「キミスイ(君の膵臓をたべたい)」(2017年)もそうでした。さらに、miwaさん(1990-)の主演でも話題となった、「君と100回目の恋」(2017年)も、この月川監督の作品です。
https://ameblo.jp/daniel-b/entry-12407199897.html(映画「HIBIKI-響-」の記事)
https://ameblo.jp/daniel-b/entry-12346561009.html?frm=theme(映画「君の膵臓をたべたい」の記事)
https://ameblo.jp/daniel-b/entry-12287837960.html?frm=theme(映画「君と100回目の恋」の記事)
元の記事にも書いていますが、「共演陣」もとても「魅力的」でした。
ハルやシズクの「親友」となった「夏目あさ子」の役には、私自身とても「大好き」な、「モデル」でもある池田エライザさん(1996-)。スクリーンでは、先に、(劇場版)「みんな! エスパーだよ!」(2015年)のヒロイン、「平野美由紀」役で見ており、実に「それ以来」のこととなりましたが、「女優」としても「なかなか」のものです。「美人」ですね。
ハルに「借りがある」クラスメイト、「ササヤン(佐々原宗平)」の役は佐野岳さん(1992-)ですが、「悪い」ですけど、「高校生」と言うにはちょっと...(笑)。「仮面ライダー鎧武」(2013~2014年)の「主役」だった方ですから、その点では「なじみ」がありました。
「内気」な学級委員長、「大島千づる」の役は、「キミスイ」の浜辺美波さん(2000-)。お隣り、「石川県」の出身です。彼女も、笑顔が素敵で、「美人」だと思います。今回の役は、「キミスイ」の桜良とは「正反対」の役柄とも言えますが、とても「良い」キャラクターです。彼女もまた、「ハル」のことが好きなのですが、その「揺れ動く心情」の表現が実に「見事」だと思いました。
「ヤマケン」こと山口賢二の役には、山田裕貴さん(1990-)。先月公開となった、「あの頃、君を追いかけた」では、「乃木坂46」の齋藤飛鳥さん(1998-)とともに「主演」を務めましたが、この「ヤマケン」も、大変「重要」な役どころです。最後に「フラれる」ところは、ちょっと「似ている」かも知れません...。
https://ameblo.jp/daniel-b/entry-12410774041.html?frm=theme(映画「あの頃、君を追いかけた」の記事)
今回、「意外」にも「気に入ってしまった」のは、バッティングセンターの店長、「三沢満善」を演じた速水もこみちさん(1984-)でした。池田エライザさん演じる「夏目あさ子」を、「クール」に振ってしまう「ニクイやつ」(笑)でもありますが、それだけ「大人」だということです。そのシーンを演じる上でも、「夏目ちゃん(池田エライザさん)のまっすぐな気持ちに、丁寧に応えようと思いました」とコメントされていました。
この作品では、西野カナさんが「主題歌」(「アイラブユー」)を担当したというだけではなく、「挿入歌」として、他に彼女の作品「5曲」がセレクトされ、「スクリーン上」で流されることになりました(さすがは「デビュー10周年」!!)。
劇中で使用されたのは次の5曲です(上掲の動画、「挿入歌スペシャル」もどうぞご覧ください)。
「Best Friend」(2010年。9thシングル/2ndアルバム「to LOVE」収録)
「Call Me Up」(2011年。13thシングル「Distance」カップリング曲)
「LOVE & JOY」(2014年。「Darling」カップリング曲/5thアルバム「with LOVE」収録)
「このままで」(2010年。2ndアルバム「to LOVE」収録)
「Wishing」(2011年。3rdアルバム「Thank you, Love」収録)
このように挙げると、けっこう「初期」の頃の曲が多いとも思いますが、この映画の「世界観」に「マッチ」する曲ということで選ばれたのですから、やはりこうした選曲になるのでしょう(リユウさん。「このままで」もありますよ~)。歌手「西野カナ」の「歴史」を振り返る上でも、この映画は「素晴らしい」と思います(初期の頃は、やはり、声が少し、現在よりも「暗め」ですね)。
「♪やっぱり私はキミでよかった
キミをずっと好きでいてよかった...♪」
映画の「ラスト」で流れる「アイラブユー」は、「まさにその通り!!」と、「納得」せざるをえない歌詞です。これほど映画の内容に「即した」主題歌も、そうはないかも知れません。
というわけで、あらためてこの映画について書いてみましたが、本当に「お薦め」の作品です。
ぜひ、ご覧になってみてください。
それではまた...。
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(daniel-b=フランス専門)