「過去旅」について書いています。
昨年連載した、2008年の「第1回目」の「パリ&ブリュッセル」に続く、「第2回目」(2010年)の旅行記です。
以下に、これまでの旅行記の「リスト」のページを貼っておきます。
https://ameblo.jp/daniel-b/themeentrylist-10097133133.html
さて、この「旅行記」も、いよいよ「終盤」となりました。
6月20日 日曜日。予定通り、「ノートルダム大聖堂」「ポンピドゥー・センター」をクリアしたことで、残された「ミッション」は、「ショッピングの最終確認」ということになります。
「Hotel de Ville(オテル・ド・ヴィル)」駅の、「向かいのホームのおっちゃん」とも別れて、メトロ11号線ですぐ次の、「Chatelet(シャトレ)」駅(「終点」です)で下車しました。
「シャトレ」「レ・アル」近辺は、「ターミナル駅」となっていますので、構造上、「とても広く、複雑」なことは否めません。普通に、この駅で「下車」「乗り換え」をしようと思うと、誰でも、1度は「迷うはず」だと思います。(下の動画は、「乗り換え」の一例です)。
そんな中、「11号線」は、少し離れた「ヴィクトリア通り」沿いに発着しますので、それほど苦労せずに出られた憶えもあります。駅出入口(「シャトレ広場」内)のすぐ隣りには、バルバラ(1930-97)も出演した「シャトレ劇場(シャトレ座)」もあるのですが、あろうことか、この時はあまり意識していなくて、そのまま、川沿いの「メギッスリー通り」へと出てしまったのです(以下はGoogleマップ、「上空からの映像」です。手前側、「ヴィクトリア通り」沿いに、「駅出入口」があります)。
https://www.google.co.jp/maps/@48.8578938,2.3481518,81a,35y,249.22h,45.04t/data=!3m1!1e3
「セーヌ」の川沿いを、「ポン・ヌフ」方面に向かって歩きました。距離的に言えば、「500m内外」といったところでしょう。「露店」も立ち並ぶ中、パリ最古の橋「ポン・ヌフ」に到着です。
「Pont Neuf(ポン・ヌフ)」とは、「新しい橋」を意味しますが、名前とは「逆」で、1607年に完成した、現存する「パリ最古の橋」となっています。もちろん、「メトロ」の駅(7号線)もありますが、少しでも「橋の様子」が分かるかと思い、通りを歩いてみることにしたのでした。
「ポン・ヌフ」の中央まで歩いて、いま一度、「セーヌ川」と、パリの「街並み」を目に焼き付けます。また、この日は、この橋でも、「ストリートミュージシャン」の姿を目にすることが出来ました。
「ポンヌフ」からは、再びメトロで移動です。
先述の「7号線」に乗り、次の「Palais Royal Musee du Louvre(パレ・ロワイヤル・ミュゼ・デュ・ルーヴル)」で「1号線」に乗り換え、今回初の「シャンゼリゼ大通り」、すなわち、「Franklin D.Roosevelt(フランクリン・D・ルーズベルト)」駅へ「直行」の予定だったのですが、何と、急きょ、「Saint Lazare(サン・ラザール)」(「その5」参照)へと向かうことにしたのです!!
「海外」で、よく、そんな「とっさの判断」ができたものだと、今でも思います。「ガイド」など持ち歩いて見ようものなら、一発で「観光客」とバレてしまいますからね。
思えば、前回も、今回も、まったく「犯罪」に遭わなかったのは、「目立たない服装」で、「持ち物も少なく」、ほとんど「"現地在住"のように振る舞っていたから」だとも言えるでしょう(このあたりは、「トーゲの姉さん」の著書を、かなり参考にしています)。
ルートとしては、たぶん、7号線で「Opera(オペラ)」駅、または「Chausee d'Antin La Fayette(ショセ・ダンタン・ラ・ファイエット)」駅まで乗り、3号線、または9号線に乗り換えて向かったのだと思います(複雑広大な「サン・ラザール」駅構内を避けるため、1つ手前の「Havre Caumartin(アーヴル・コーマルタン)」駅で降りて、「歩いた」と思います)。
ピッタリの動画がありました。角を曲がって、正面奥に見えるのが「サン・ラザール」駅ですが、その手前(右側)に、「Fnac(フナック)」の看板も見えています。
結局、この日は「日曜日」ということで、「目当て」だった、駅前の「フナック」は開いておらず、「空振り」に終わってしまいましたが、この「経験」は、実は、その翌日、「怒涛の最終日」に実を結ぶことになるのです!!
本当に、「平日の賑わい」が「嘘」であるかのような、「静かな」駅前...。
「これも、パリの姿の1つなんだなあ」と思いながら、私は「サン・ラザール」を後にしました。
「アーヴル・コーマルタン」の駅から、あらためて「シャンゼリゼ」の代表駅「フランクリン・D・ルーズベルト」を目指します。この場合、メトロ9号線で「直行」(4駅目)となりますが、「その5」「その6」でも書いた「Saint-Augustin(サン・トーギュスタン)」は、「次の駅」であり、この時も、確かに「通った」ことになります。
「フランクリン・D・ルーズベルト」駅。メトロ9号線を利用すると、こんな感じになります。最初に通ったホームが「1号線」ですから、かなり離れていることが分かります(この駅は、この2路線のみです)。
こうして、「シャンゼリゼ」にまでやって来たのですが、この日は、「フナック」でも、「ヴァージン・メガストア」でも、「買物」はしていません(「レシート」もありませんし、「明細」にも記録はありません。中には入りましたが...)。というのも、開いているお店が、たぶん、この「シャンゼリゼ」のみ、ということなので、「買物客」が「集中」して、とても「落ち着いて」買物が出来る状況でもなかったからだと思います。また、この時点では、取り立てて「急ぐ」必要のある品物も、「なかった」と思います。
こうなると、後はもう、「ホテル」へと戻るまでです。「フランクリン・D・ルーズベルト」駅から、引き続き「9号線」で、「3駅目」の「Trocadero(トロカデロ)」(「エッフェル塔」の最寄り駅でしたね...)を目指し、6号線で「4駅目」、おなじみ、「La Motto-Picquet Grenelle(ラ・モット・ピケ・グルネル)」で乗り換え、最後に、10号線で「2駅目」となる、「Charles-Michels(シャルル・ミシェル)」で、ようやくたどり着きます(乗り換え駅「ラ・モット・ピケ・グルネル」駅は、外から見ると、以下のような感じです。「地上/地下」の、「立体構造」が、この写真からもよく分かると思います)。
本日日曜日は、スーパー「モノプリ」もお休み。土曜日に「備蓄」した食料で、今夜は、何とか乗り切ります。
というわけで、この続きは、また「次回」に書きたいと思います。
それではまた...。
ひとりパリ行き―いいことたくさんの旅ノート
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(daniel-b=フランス専門)