21日付けの記事では、「ピンクの(髪の)キャラクター」に、とにかく「弱い」という話を書きました...。
そんなこんなで思い出す曲がこれです。
ミシェル・ベルジェ(1947-92)絶頂期の傑作アルバム「differences "違い"」(1985)からの1曲、
その名も、「l'ange aux cheveux roses "バラ色の髪の天使"」...。
「バラ色」と「ピンク」でも、「違う」と言えば「違う」のですが、「バラ色の髪」のキャラクターということで言えば、「魔法つかいプリキュア!」の「キュアフェリーチェ(花海ことは/はーちゃん)」がそうですし、かつては、「ギャラクシー・エンジェル」(2001-2004, テレビ東京系)の、「ミルフィーユ・桜葉」なんてキャラも...(また始まった...)。
ちなみに、2番目の映像(音源は「スタジオ録音」)は、「ジャパニメーション・マニア」の方なのか、本当に、日本のアニメ・キャラが数多く登場していますね。21日付けの記事でも少し触れた、「東京ミュウミュウ」(2002, テレビ東京系)の主人公「ミュウイチゴ(桃宮いちご)」も出ていまして、「1分07秒ごろ」に「変身後」の姿で、「3分47秒ごろ」に「変身前」の姿で出ていますよ...。
「ミュウイチゴ(桃宮いちご)」のキャラクターソング、「最高にHappy!」(2002)は「名曲」です。ついでに載せておきます。
ちなみに、「ミルフィーユ・桜葉」のキャラクターソング「LUCKY GIRL」はこんな感じ。金沢市出身の声優、新谷良子さん(しんたにりょうこ, 1981-)が演じています。
さて、ミシェル・ベルジェの曲に戻りますが、この「differences "違い"」(1985)というアルバムは、昨年7月3日付けでも採り上げた、「quand on est ensemble "共に過ごす時間"」や、「chanter pour ceux qui sont loin de chez eux "故郷を遠く離れた者のために歌う"」など、どの曲をとっても、ミシェルの、「人間観察の素晴らしさ」、そして何より、「人を想う温かさ」が感じられます。その時の記事では、最初の動画、1986年4月のゼニット・ホール(パリ近郊)でのライヴの、「全曲」を紹介しています。
http://ameblo.jp/daniel-b/entry-12176841942.html
また、12日付け、「ZAZ」来日公演の記事でも書きましたが、1980年代のフランスでは、とにかく、「サックス」のフィーチャリングが流行していたようで、この映像でも、それが見てとれます。
加えて、この映像では、最後の「4分30秒ごろ」から、ミシェルや、彼の妻フランス・ギャル(1947-)のベーシストとしてあまりにも有名な、元「Magma」(プログレッシブ・ロック系のバンド)の、ジャニック・トップ(1947-)の「ソロ」も楽しめます。また、この映像を見ても分かるように、ミシェル・ベルジェは、とにかく、「見せるステージ」を意識していたように思います。それは、フランス・ギャルの公演でも同じですが、「ダンサー」のパフォーマンスもまた、「見どころの1つ」と言うことが出来ると思います。
このように、聴いても見ても「楽しい」、ミシェルのステージですが、残念ながら、「映像商品」としては、現在、市販されていないようです。本当に、このレコード会社は、「映像商品に消極的過ぎるのではないか」、と言いたくもなります...。
というわけで、以下に歌詞を載せておきましょう。
本当に、曲紹介の順が「メチャクチャ」で申し訳ありません...(4月4日付けの「前回」は、1975年の作品「seras-tu la? "君は、そこにいてくれるだろうか"」でしたからね...)。
それではまた...。
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on s'arrete dans la rue
on se retourne sur elle
comme si elle etait nue
comme si elle etait trop belle
mais elle, comme si elle avait des ailes
les mots mechants, les rires betes
ca lui est egal
quand c'est la fete dans sa tete
ca lui fait pas mal
meme pas mal
街の通りでみんなが立ち止まる
彼女の姿に誰もが振り返る
まるで、彼女が裸であったかのように
彼女が、スゴイ美人であったかのように
彼女に、まるで羽が生えているかのように
意地の悪い言葉や、ばかげた笑い声
それらは、彼女にとってはどうでもよいこと
彼女の頭の中が「お祭り」のときには
それらは、彼女にとって、何の苦にもならない
本当に、どうでもよいことなのだ
cet ange aux cheveux roses
elle n'hesite pas, elle ose
aller vers ses reves, et les vivre vraiment
cet ange aux cheveux roses
les lois qu'on lui impose
ca la fait sourire
ca lui cree des desirs
et quand elle danse
elle sait qu'elle est belle
quand elle est sous influence
de cette musique qui
cette musique qui sait
l'envoyer au ciel, haut dans le ciel
この「バラ色の髪の天使」は
ためらうことなく、大胆に
その「夢」に向かって、その中で確かに生きている
この「バラ色の髪の天使」は
ルールを強制されようとも
そんなことは、ものともしない
それは、彼女の欲を生み出すだけ
そして彼女は、踊っているときこそが
「輝いている自分」だと分かっている
彼女が、この音楽の
この音楽の影響を受けているとき
それは、空高く、はるか高くに
彼女を送り届けることが出来る
dans la ville noire et grise
c'est une tache de couleur
est-ce que c'est une meprise
un defi, une erreur
une etincelle qui fait peur
qu'elle etonne ou qu'elle inquiete
ca lui est egal
quand c'est la fete dans sa tete
elle le prend pas mal
meme pas mal
暗く、灰色に沈んだ街で
それは、1つの「明るい色」
それは、「軽蔑」なのか
「挑戦」なのか、「誤り」なのか
それとも、恐ろしい「火花」なのか
驚かせたり、不安にさせたり
それらも、彼女にとってはどうでもよいこと
彼女の頭の中が「お祭り」のときには
それも悪くないことだと
本当に、どうでもよいことなのだと
cet ange aux cheveux roses
elle n'hesite pas, elle ose
aller vers ses reves
et les vivre vraiment
cet ange aux cheveux roses
court apres quelque chose
quelque chose de beau
quelque chose qui lui tienne chaud
この「バラ色の髪の天使」は
ためらうことなく、大胆に
その「夢」に向かって、その中で確かに生きている
この「バラ色の髪の天使」は
「何か」を追い求めている
素晴らしい「何か」を
彼女を温め続けている「何か」を
et nous qui sommes tous comme en enfer
tous des eternels solitaires
on la suit des yeux
et on se demande comment faire
comment faire pour suivre un ange
un ange aux cheveux roses...
僕たちがみんな、「地獄」にいるようで
「永遠の孤独」のようであっても
僕たちは、目で彼女を追いかけている
どうしたらいいのかと迷ったときに
「天使」を追いかけるにはどうしたらいいのかと...
「バラ色の髪の天使」を追いかけるのに....
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(daniel-b=フランス専門)

