播磨・城山城(きのやまじょう)その2

 

「古代山城」正式名:籠石神(こうごいし)または神籠石式山城は九州地方から瀬戸内地方にある石垣で区画した列石遺跡の総称。一般には『日本書紀』や『続日本書紀』に記載がなく遺構でのみ存在が確認される山城を指す。その山城遺構でも「朝鮮式山城」「中国式山城」「神籠石式山城」と分類されるようで、この城山城は「神籠石系山城」である。たぶん。

 

現地説明板 お読みください。

 

その1で紹介した北にある堀切から進撃し、黄色矢印の亀山山頂へ。本編ではそこから赤丸の遺構を攻略に向った後、南側の城山城領域に侵攻。ただ、〇で囲んだ遺構がご覧の様にいちいち離れてるのが恐怖である真顔

 

もう坂道はないと信じて山頂の亀山を目指す。

 

亀 山 到 達! 視界は効かないし、あまり山頂感はない真顔

 

それにここが城山城主郭と思っていたが、城山城はまだ先にあるようですオエー

 

その看板。とりあえずここから5分のところにある築石へ。

 

築石への尾根道。

 

せっかく山頂へ上り詰めたのに必殺のトラロープでまた降りるあせる  これは下りてる最中に撮った図。

 

斜面を下りた所に 築石 でかっ

 

お読みください。

 

城門の礎石であることは確かなようであるが、門がどこにあったかは定かではない。

ひとつ言えることは、恐るべし古代の石加工技術。

 

少し離れたとこにもう1つ。

 

割れちまったかな。しかしこの築石がどこにどうあったのか? 上から斜面を転がってきたとか?

 

これもそうなのか? もうちょっとでグリーンハートである。おしい!

 

 

這う這うの体で亀山まで戻り、少々進軍。石塁2石塁C(2もCも同じ)、城内最大という堀切がある方へ。0.2kmという距離が微妙に恐ろしい驚き

 

やっぱり微妙に恐ろしい道といか斜面というかあせる

 

恐ろしくなくなった。

 

やっぱ恐ろしあせる  表示柱のとこまでまっしぐら!

 

 石!塁!C  通称・石塁2 城内最大の石塁を補足ビックリマーク 

神籠石系山城の遺構の特徴としては、切石を並べた列石を土塁の土留め石とする点や、列石区画の内側には特に建物跡が見られないという。

 

中央部は土の圧力で孕んでるようす。

 

しかしこれの用途はなに? 土塁の土留めという感じではなく、これも水門として築かれたのではないかと。

 

なかなかやるではないか古代の人

 

石塁だけにルイルイ音譜やね。驚きす すんません。

 

よだれ

 

石塁の下方。やっぱ水門である。

 

石塁2の近くの堀切へ。

 

城内最大だけあって激斜面。ロープもないので木の枝掴みましょう。

 

堀切には土橋が架かってるようす。

 

堀切

 

岩盤をぶっちょん切る、恐るべし中世の城造り。

 

堀切の逆側は竪堀となり落ちていく。

 

振り向かないで歩いてゆける そんな力を与えてほしい。あかん 堀切を振り向いてしまいましたわチンペイさんあせる すんません、今日アリスの「さらば青春の時」ラジオで流れてもんで。チンペイさん安らかに。

 

堀切先の物見台的な小郭。

 

物見してみた。

 

元の道へ戻るのにロープ道を大着こいでショートカットしようと目論み谷間を横移動した。訳わからんくなってぐるじい思いで斜面を直登したアホなわしオエー 

 

 

苦労して元の道へ戻りましたあせる 登り始めてそろそろ3時間。足もそろそろ悲鳴あげてきたえーんあしがいだい~ 休む間もなく主郭方面へ。

 

墓石か供養塔か?

 

そろそろ城山城の城内に突入したもよう。屋敷跡のような削平地が連なる。

 

上に同じ。

 

段々になる屋敷跡横の通路を下りて行きます。

 

 

わしが乗せた。

 

 

 

そんな訳で その3へ続いてしまいます。

 

 

 

 

 

 

24年2月