こんにちは、WAKUWAKU PROJECTの代表・原です。
読者の皆さんの中には、お子さんの落ち着きのないという特性にお困りの方も多いかと思います。特に幼児は何かをやっていてもすぐ何処かに行ってしまう、離席してしまうことが多いですよね。
そのような場面を見ると「集中力がない」と判断しがちですが、果たしてそれは正しい判断でしょうか?
本来、子どもは活発なものです。特に幼い時期はそのようなことが顕著です。ですから、「落ち着きがない」「集中力がない」ということは年齢を踏まえて考えることがとても大切です。
注意すべきは、それがどんどん大きくなっていく中でも、落ち着かないという時です。しかし、この場合でも「この子は落ち着きがない」と判断することには注意が必要です。
なぜなら、落ち着きが無くなる原因が、その子の環境や関りにある場合が少なくないからです。
例えば、目の前でやっていることの理解が本人にとって難しい、提示されることに興味がない、不安がある、子どもに関りがあっていない…などです。
このような状態は、子どもに、嫌だな、辛いなという感覚を起こさせ、結果、その場を離れてしまうことに繋がります。
大人ならば、同様の好ましくない環境に置かれた場合、「難しいです」「緊張します」「趣味ではない」など言葉で表現することが出来ます。しかし、幼児はまだ充分な表現方法を持っていないため、逃げる、離席してしまう……。そうせざるを得ないのです。
ですが、繰り返しますが、私達と全く同じ感情が彼らの中では動いています。
怖い、嫌だ、わからない、困った…などです。
それは、話し言葉を持たない、重度の自閉症の子どもたちも同様です。同じ感情が動いています。
このような状況の中で、発達特性のある子どもたちは何を思っているのでしょうか?
子どもたちは、自分の思いに気づき、助けてくれる大人との関係を求めています。
目の前にいる大人が、自分の思いに気づいてくれることを望んでいます。
「この人は分かってくれる」
「願いを叶えようとしてくれている」
と子供たちが実感できる、そんな関わりが出来るような大人との出会いを願っています。
もし、子どもたちがそのような存在に出会うことができたら、彼らは、その喜びを胸に抱きしめながら、少しずつ、その人に伝える努力をしたり、相手の望みさえも叶えてくれようとするかもしれません。
しかし、実際は、そんな子どもたちの行動と気持ちを受け入れ、適切に対応できる大人は、支援者を含めて多くはないかもしれません。
例えば、私のような子どもを専門とする言語聴覚士は全国でも少なく、実際、紹介やホームページを通して、現在も国内外を問わず、多くの問い合わせを頂いております。
長野県の諏訪市の児童発達支援事業所WAKUWAKUすたじおでも多くの方がご利用をしてくださっています。
私たちには長年子どもを専門に支援を必要とする親子を応援してきた知識と経験があります。
「じっとしていられない理由=子どもたちの本当の願い」を汲み取り、叶えるコミュニケーションを一緒に築いていきましょう。
■今後の講演スケジュール■
2024年6月29日(土)13:30 ~ 16:30
幼児期のことばの発達の基礎知識と関わり方
~保育者の「これを知りたい!」に応える~
会場:としま区民センター 503 + Zoom
↓参加お申し込みはこちらから↓
http://shinikyo.com/custom504.html
2024年8月7日(水)16:40~
ASDの子のコミュニケーション
会場:東京ファッションタウン(TFT)ビル 東館9階研修室
↓参加お申し込みはこちらから↓
https://2024s8hattatsu.peatix.com/view
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WAKUWAKUすたじおご利用のご連絡、
講演、研修、コンサル、個別セッションのお問合せは
ご遠慮なくご連絡ください!
https://youtu.be/bDgiLnp5bSo
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オンライン相談と新型コロナウイルスケアの
資料を載せたホームページございます。
http://www.waku-project.com/
オンライン相談もおこなっております!
保護者、支援者、関係者、皆さん、大歓迎です!
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OFFICE
◎児童発達支援事業所『WAKUWAKUすたじお』
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◎東京事務所
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◎連絡先
info(@アットマーク)waku-project.com