発達障害(自閉症・ADHD)やことばの遅れ、コミュニケーション障害の専門家/原哲也のブログ

発達障害(自閉症・ADHD)やことばの遅れ、コミュニケーション障害の専門家/原哲也のブログ

発達障害(自閉症・ADHDなど)やことばの遅れ、コミュニケーション障害の
専門家・原哲也が、保護者や支援者に役立つ情報をお届けします。

皆さん、こんにちは。

 

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今日のテーマは子どもとの「なんでも相談できる関係づくり」

 

子どもと「何でも相談できる関係づくり」は大切です。

日常生活の困りごと、感じていること、

集団での違和感、将来の不安など、

定型発達のお子さんでもあることです。

生活での困難に多く直面する発達特性のある子の場合は、

「相談できる関係づくり」の重要性は更に高まります。

 

どうしたら「何でも相談できる関係づくり」が

出来るのでしょうか?

今日はそのことについてお話していきましょう。

どうすればいいのか、順を追ってご説明しましょう。

 

①親子の関係が「安全」で「安心」と感じることが出来る。

おぎゃーと生まれてから、子どもは様々な危機に直面します。

しかし、保護者がいてくれることで、

「安全」と「安心」を手に入れることが出来ます。

そのような実感がまず大切です。

 

子どもの行動や状態にいつも注意を払い、

困った~、助けて~と言われるときには、

「どうした?」と言ってあげてください。

そして、子どもが願うように助けましょう。

 

 

②親子の関係において「愛情」で満たされていること

親からの愛情を受ける中で、

子どもは「自分を愛してくれる人がいる」

「自分は愛される、愛される価値のある人間である」、

そして、そういう自分を幸せだと感じます。

そのような感情が沢山満たされる中で、

反対の感情、「苦しみ」や「悲しみ」

「辛さ」「悩み」という感情にも敏感になり、

それを解決しようと思うようになります。

そして、それまで、

多くの危機を助けを求めることで解決できたことを

思い出し、「相談」するという行動を

起こすようになります。

 

スマホを見ながら、片手間に「ミチルのこと大好きだよ」と

子どもに言っても全然だめです。

小さい頃から、子どもにまなざしやスキンシップや

ことばで愛情をきちんと伝えましょう。

 

③「相談」という事をポジティブに

捉えることが出来る

「正直に言いなさい!」と正直に言ったら、

更に「怒られた」

という事が積み重なれば、子どもは「相談」しなくなります。

「正直にいうこと」「相談すること」という、

問題解決に必要な行動が

起きにくくなります。

保護者の考え方と違うとしても、

丁寧に子どものことばから、

子どもの気持ち、心の動き、

真意を受け止めるという行動が必要です。

 

保護者と子どもの意見や考え方、

行動が違っていても、「審判」を下してはいけません。

まず、きちんと子どものことばや心の動きをきちんと

「聞きましょう」

「聞きましょう」「聞きましょう」

きちんと子どもを見て、心の動きを「見ましょう」

「見ましょう」「見ましょう」

「聞いて、見たことを合わせて、感じましょう」

「感じましょう」「感じましょう」

子どもと保護者は別人格。感じていること、

行動は違って当たり前です。

子どもの全てから感じた感覚を受け止めましょう。

「君はこういう風に感じて、

こういう風に行動したんだね」と。

「注意」や「怒号」は厳禁です。

 

④自分なりの答えを導き出すということが出来る。

「相談」や「援助」が必要だ、大切だ!といっても、

先回りしてはいけません。過干渉、過保護は、

保護者の「自己愛」そのものです。

そうではなくて、

子どもなりの答えを導き出すような時間が必要です。

 

きちんと本人なりの考えが導き出すことが出来るように、

じっと待ちましょう。

  

 

⑤相談する文化を家庭で作る

自分だけではなく、

大人もみんな相談しながら生きているんだという事を

知ることは大切です。

 

土曜日の夕食前は、相談時間というように決めて、

パパの相談事、ママの相談事、太郎君の相談事という風に

相談タイムを作るといいでしょう。

相談というと少し硬いようでしたら、

「作戦タイム」でもいいです。

気軽に相談できる文化を作れます。

 

発達特性、特に自閉症スペクトラムの

子どもの場合の子どもの場合

 

いつ、どのタイミングで、

誰に相談したらいいのかわからない。

どう表現したらいいかわからない。

どう考えたらいいかわからない。

どういうことを相談すればいいか、わからない

今が「危険」や「危機」なのかがわからない・・・・。

 

色々なことが考えられます。

詳しくは、また機会を見つけて書きますが、

まず、保護者から「相談事があるか」を聞く。

日常的に簡単なことから報告する経験を積む。

文字や矢印を使って、自分の思いや考えの流れを視覚化する

どういう事があったら報告するかを

明示する。(物を隠された、叩かれたなど)

 

今日は「何でも相談できる関係づくり」という事をお伝えしました。

 

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