キングギドラの誕生 後編 | おだんご日和

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Dango茶屋・いちのせの徒然記

こんばんは、
釈由美子が主演しているメカゴジラが大好きなDANGO茶屋専属アニメーターのイチノセです。

前回、キングギドラを上手く描こうとして、
恐竜図鑑を模写して、同じポーズを取らせる方法を思いついたのですが、やってみると大失敗でした。
ギドラはやっぱり難しいです。


「描きたいポーズはあるけど、立体的に描けない」
→「じゃあ立体物を作って、それを見ながら描けば良いんじゃない?」

単純ですが力強い結論に達しました。



…っていうか、最初からそうすれば良かった?
紙をクシャクシャと丸めて、マスキングテープをグルグル巻いて固定して…簡単な「オレのギドラ」を作りました。

 



「オレのギドラ」で全身の位置関係を確認しながら、A4のコピー用紙にラフな画を描きます。

 
右はコピーですね。


今度は思いのほか上手く行きました。
しかし、頭の大きさや足の裏の形など、今一つ気に入らない部分もあります。


この画をコンビニのコピー機で「モノクロ」、色の濃さは「薄く」に設定して、大きさを変えながら3~4枚コピーしました。
ちなみに大きさは「だいたいA3」になるように、130~150%くらいの大きさに拡大コピーしています。


コピーを切り貼りして、理想のバランスに近づけて行きます。

 
よく見ると、頭が切り貼りされているのがわかります。




 
足もです。


同じことはパソコン上でもできるのですが、やはり「仕上がりと原寸大(同寸大?)」で作業するのと、パソコンの小さな画面で見ているのでは、見えてくるものに違いがあると思います。





…つづく。