学生時代、私は学生寮で暮らしていました。
今時の個室タイプの寮ではなく、数人が一部屋で寝起きする古いタイプの寮で、当然自由もあるていど制限されてしまいます。
当時、クレイアニメに飢えていた私は、寮の共用スペースにあるテレビでＮＨＫの「プチアニメ」を毎朝見るという暴挙に出ました。
朝と夕方の２回放送されているのですが、夕方はさすがに人が多いので、ちょっと遠慮して朝の放送を見ていました。
「ニャッキ」や「パルタ」の新作が放送されると、非常に得した気分になったものでした。
見逃さないように、プチアニメの５分前からテレビの前に陣取っているワケですが、その「５分前に放送されていた番組」こそが『ハリモグ ハーリー』でした。
今の「おじゃるまる」の枠で放送されていたアニメーションで、正直言って、おじゃるの方が断然面白いのですが、登場キャラクター達が微妙にグロくて好きでした。
ちなみに主人公の「ハーリー」は、ハリモグラで、全身に針が生えていて、手足には大きく鋭いツメが生えています。
マントヒヒが親友で、目の据わっているワニの女の子がヒロインです。
「これは明らかにグロさを狙っている！子ども向け番組なのに！…面白い！」と思って、友人数人にも勧めてみたのですが…まぁ、ガン無視でしたね。
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