海賊になりたい | おだんご日和

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Dango茶屋・いちのせの徒然記

子どもしか行くことのできないネバーランドに、なぜ海賊がいるのだろうか?
「あいつら、子どもだからだよ」と、したり顔で批判するのは簡単です。
「オレも海賊になりてーなー」と、気軽に言うこともできます。
しかし、彼らの立場で考えればそう簡単な話ではないのかもしれません。
海賊たちは必ずピーターパンに負けて、油断すればワニに食われてしまう…そんな危険な職業です。
本当は海賊なんか辞めて、ロンドンで銀行員でもやった方が楽なのではないだろうか?
それでも海賊を辞められない、業の深い人たちなのです。
きっと、もっとたくさんの海賊がいたはずだと思います。
根性のない奴はロンドンへ帰り、実力のない奴はワニに食われて、最後に生き残ったのがフック船長一味なのでしょう。
私は海賊になりたい。最後はワニに食われてしまうのだとしても。
しかし、軽々しく他人を誘ったり、無理矢理に引きずり込んだりしてはいけないのだと、最近やっと気付きました。
過去を振り返ると「良くないことをしていたのだなぁ」…と、思うこともあります。