なつゲー批評(6) ペンギンくんwars VS | おだんご日和

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Dango茶屋・いちのせの徒然記


ゲームボーイの対戦型アクションです。

ドッヂボールを改良したような独特のルールでボールを投げ合います。
画面上には複数のボールがあり、全てのボールを相手コートに投げ込めば勝利です。
相手が投げたボールに当たると気絶してスキができます。

逆に自分が投げたボールが相手に当たれば気絶させることができます。
つまり、自分のコートにたくさんボールがあるということは、武器がたくさんあるということにもなるわけです。
わざと相手にボールを投げさせ、相手のボールが減ってきたところで反撃するなどの戦略も有効になります。
また、ペンギンの他に、コウモリ、ネズミなどから自機を選ぶことができ、

それぞれに「足が速い」「投げるボールが速い」などの特徴があります。





今ならミニゲームにしかならないくらいの単純なゲームなのですが、

気絶とキャラクター選択というバラエティを加えることで燃える対戦ゲームになっています。
それと、コートが一点透視図法で立体的に表現されていることも当時としては斬新だったのではないでしょうか。
対コンピューター戦でも遊べるのですが、対人戦こそこのゲームの醍醐味だと思います。






中古で数百円の今こそ真価を発揮できるゲームではないでしょうか。