苦手な人 前編 | おだんご日和

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Dango茶屋・いちのせの徒然記

 

テレビに出ていると思わずチャンネルを変えてしまう人っていませんか。





特に理由はないのだけれど、何となく見ていられない人。

私にとっては、元ライブドア社長と、元航空自衛隊幕僚長がそんな人です。






社長の方はいろいろな人が分析しているし、そのいくつかには納得の行く意見もあるので、

ここで何か書いてもその繰り返しとまとめにしかならないでしょう。





それよりも最近、私が気になっているのは元航空自衛隊幕僚長の田母神さんの方です。
私は割と左寄りの考え方をする人なので、田母神さんをあまり好きになれないのは当たり前なんですけれど、

右寄りの人の中にも田母神さんを嫌っている人がいるようで、ずっと不思議に思っていました。
自民党の石破さんとか、民主党の野田さんとか、

私から見ると(田母神さんと)似たような考えを持っている人たちが目を吊り上げて田母神さんを非難している。
シビリアンコントロールとか、公私混同とか、いろいろと理由を付けてはいるけれど、

私にはどうも感情的に怒っているように見えて仕方がありませんでした。

偉い政治家の人たちは、田母神さんと直接話をする機会もあるでしょうから、

私のように「何となく嫌い」とか、「話した事がないゆえの誤解」ではなくて、

「話してみて、理解した上で嫌だった」のだろうと思います。





田母神さんの何がそんなに嫌だったのだろうか。
ぼんやりとそんなことを考えながらも、深く考えずに過ごしていたある日。
なるほどと思うニュースを聞きました。
「田母神氏、8月6日に広島で核武装に関する講演会を開催する予定」
ああ、そういう事か、それなら嫌われても仕方がないよね。
田母神さんを右寄りの人だと思っていたからわからなくなっていたけれど、この人は左寄りなんですよ。
これがわかると、今までの事態が非常にすっきりと理解できます。





(後編へつづく)