なつゲー批評(1) 忍者じゃじゃ丸世界大冒険 | おだんご日和

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Dango茶屋・いちのせの徒然記

じゃじゃ丸と言えばファミコン版が有名ですが、このゲームボーイ版もけっこう面白いのではないかと思います。





小学生の頃、一生懸命遊んでいました。
ジャンプが独特で、Aボタンを押しっぱなしにすると「ふわぁー」という感じで空中を浮き上がって行きます。
障害物に当たっても落下しないし、ジャンプ中も方向転換が可能だったと記憶しています。

宇宙とか水中にいるような操作感でした。

ライフ制になっていて最大999まで上げることができたと思います。
ゲーム開始の状態でもライフは200くらいあったはずなので、ちょっとやそっと敵に当たっても全然平気です。
今思えば、かなりヌルいゲームだったのかも知れません。





そんなヌルいゲームにナゼあんなに一生懸命になっていたのか考えると、

アニメとかRPGとかの要素を上手く入れ込んで「キャラクター」と「冒険活劇の雰囲気」を

表現していたからじゃないかと思います。
ボス戦の前には、ボスとじゃじゃ丸くんのアニメチックなセリフのやり取りがあって、闘いを盛り上げていました。
面と面の間には世界地図と簡単なムービーを入れて「世界を旅している感じ」を出していました。





あと、音楽も良かったのだと思います。

その証拠に、何年も遊んでいないはずなのに一面の音楽を思い出す事ができました。





ファミコン版のファンの方はガマパックがないのに違和感を感じるかもしれませんが、

私はゲームボーイしか持っていなかったので平気でした。





難点を言えば、最終面の始まってすぐですね。

あれは卑怯ですよ。