2009年9月12日、ニセマサムネの公演です。
99.9999999999パーセントの確率で仕事を成功させるという
希代の殺し屋「トゥエルブナイン」の活躍を描く…という事になっているのですが、
中身はいつもの短編コントの連続です。
お約束の拳銃コントから始まり、ハチ公物語、ラジオのDJ、あるOLの恋などを織り交ぜつつ、
トゥエルブナインという縦軸のおかげで散漫な印象はありません。
むしろ群像劇を見たような満足感があります。
練習不足や仕込みの不備などは、役者の個人技でカバーしています
(カバーし切れていないところもありましたが…)。
荒削りですが「こーいうことをしたい!」というエネルギーが感じられて楽しかったです。
そして今後どの方向に進んで行くのかも非常に興味深いです。
練習量を増やして完成度を上げて行くのか?
ネタの量・質を上げることで押し切ってしまうのか?
ストーリー性を高めて物語で魅せるのか?
難しいと思うけれど、可能性や選択肢も多いわけで、ちょっとうらやましくも感じます。
また、今回から岩崎さんが加入されたそうで、その点からも今後が非常に楽しみです。