山本太郎が園遊会で天皇陛下に直接手紙を渡したそうで批判が集まっている。
実は、自分は彼に投票している。
僕の所属している組織では別の立候補者を応援していたが、自分は山本を密かに応援していた。
以前も書いたと思うが、彼は原発や東北の復興について言いたいことを言えば良いのだ。
それで少しでもマスコミが動いたり、社会が反応することが大事で、つまるところ広報みたいなものだ。
特に政治的能力もいらない。
そう思っていた。
しかし今回の行動はあまりにも酷い。
もし田中正造と自分を重ねるなら、議員を辞職してからすべきだった。
僕は右翼でもないし、請願法などは知らないが、やはり天皇には敬意をもって接するべきだし、直接手紙を手渡す行為がどれだけ天皇の立場を危うくするのか考えて欲しかった。
もう天皇は国民の統率者では無く、日本の国王でもなく、単に象徴なのだ。
そこには何人も天皇を利用してはいけない不文律が存在していると思う。
昔小沢が天皇を利用したと言われているが、別に天皇に直談判したわけではない。
確かに荒業であった。しかし、宮内庁が反対したのは天皇の体調を考えてのことだったが、海外から客人のおもてなしには必要な処置だったと思う。
政治的な利用だともいわれたが、天皇が海外の要人の結婚式や告別式に出席するのも同様に国益となる重要な行為である。
話が飛んだ。
山本議員は「ここまで騒ぎになるとは思わなかった」と弁解しているが、日本人としてそこまで考えが及ばなかったことを恥ずべきである。
議員を辞職させる動きもあるが、これには反対である。
しかし本人自ら辞する必要は感じる。
自分の置かれている立場を利用してマスコミを煽るのは良いが、策に溺れて他を危険に陥れるのは恥ずべき行為で、確信的にその立場を利用したなら辞すべきである。