ネットで、あの有名な金子哲雄さんの書いた『AKB48は「3:2の法則」で稼ぐ』を読んだので一言。
まず概論は、抱き合わせ商法について。
吉野家の牛丼は利益がたった5円。ところが卵は40円。
安く見栄えの良い商品で客を釣って、高い利益の使用品を買わせるという商法。
紅白出場の演歌歌手も同様に、紅白で着た衣装が見られると、その後一年間はディナーショーなど集客ができる。
AKBも同様で、一部の人気メンは宣伝コストが嵩むものの、メディアに多く露出させ、抱き合わせで後ろで踊らされるメンバーは、営業コストはかからず、それなりにギャラが配分されるからおいしい。
と、いうもの。
これ一般的にはその通りであろうが、AKBは人数が多すぎて、これに当てはめるのは難しい。
テレビや営業のギャラなど、一人もグループも基本ギャラは一緒。
事務所がそれぞれ違うAKBでも基本は一緒。AKB名義の場合はAKSが管理し集金。契約に基づき、ギャラを再配分していると思われ、結局一人当たりの取り分は少ない。
また、地方イベントなどにはAKBという名前だけで、売れていないメンバーでもそこそこギャラは取れるだろうが、クライアントもバカでは無い。売れっ子がいなければ、単価は極端に下がるし、実際問題として営業は殆どしていない。
結局メンバーの多くが、親に頼らざるを得ない状態だと思う。バイトなんかしていられないでしょうからね。
しかし、事務所サイドは確かに美味しい。本人へは歩合が中心だろうから損は無い。
そういう意味では、金子氏の指摘は正しいが、商品は人間だ。簡単に論じて欲しくはない。