海外では、殆どのアーティストがテレビでは口パクです。
その理由は、テレビなど不特定多数の視聴者に見られる場合、録音された最高のパフォーマンスを提供するのが良いという考え方です。
日本ではテレビでも生歌というと、海外のアーティストは「クレイジー」と言うそうです。
しかし、日本の事情が海外でも知られるようになると、最近ではテレビで生歌を披露する海外のビッグアーティストが増えてくれています。
日テレのスッキリやフジの朝ヒットなどが良い例でしょう。
しかも、時間的に早朝です。
常に最高のパフォーマンスを見せることがエンタテインメントと理解し、自覚しているからでしょう。
ステージでは生歌が当たり前なのですが、時折おかしいのが出てきます。
昔一世を風靡したあるイギリスのアイドルグループ(ボーカルは日本人と結婚しています)は、ライブステージで演奏しているはずなのに、ギターコードが繋がっていなかったり、マイク無しで会場に響く声を聞かせていました。
ライブレポートでは、「走り回りながらも、息切れせず甘い歌声を披露してくれた、努力の人」などという、笑止な話題を提供してくれたものでした。
海外では、激しいパフォーマンスが当たり前になってきて、マイクはヘッドセットに代わってきています。
AKBも「エンドロール」などそうしていますね。
そういう場合、口パクではありませんが、コーラスでごまかしているケースが海外でも増えてきています。
だから、AKBが口パクであることを非難はしにくいのです。
僕は、口パク疑惑よりも、ライブパフォーマンスにおいて、それが前提の振付や意識が問題と思います。
殆どのダンスボーカルユニットの場合、歌を歌うパートはしっかりマイクに声が拾えるようにしています。
ところが、AKBの場合はそれを全く無視しているのです。
以前はそうではなかつたように思います。
目立ったのは、「へヴィロテ」からでしょうが、「river」だって「桜の栞」てだって可笑しいところがあります。
「REVER」はソロ部分は、一人振付は無くても良いと思います。コーラス部分は振りがあっても良いですし、カラオケにコーラスをかぶせても、ファンの方は問題視しないでしょう。
それが聴かせどころでも、AKB最高の難しい振りをさせられるのです。
「桜の栞」もコーラス隊は二人あるいは数人に1本のマイクです。
正確に歌えない娘たちが、一本数人ではきちんとした声は拾えません。
サーカスやピージーズ(古っw)ではないのです。
そうしたら必然的に口パクにならざるを得ません。
ボーカル入りカラオケに生歌をかぶせる方法論が、海外でも行われているのですから、自分たちも当たり前と思うでしょう。
特に海外でのライブにおいて、生歌があまりに酷かったことが、ますます拍車をかけたと思います。
現在は素晴らしい振付師らしいのですが、まったく歌というものを理解していない方としか思えません。
その娘等に合ったパフォーマンスがあって、初めてエンタテインメントは成り立つと思います。